玄人志向 2S-LPPCIE をゲット!
2016年12月9日、
amazon
で2ポートシリアルボードの
玄人志向 2S-LPPCIE
が送料税込4,018円でした。
昔はシリアルポートは千円くらいでしたが、最近では高いのね。
Dell Inspiron 3250
に内蔵して使うために購入しました。
開発用途ではいまだに RS-232C インタフェースが必須です。
USB シリアル変換という方法も考えられるのですが、±12V を満たせず、また開発ソフトの中には制御ラインを直接操作するようなものもあり、相性問題が発生します。
Dell Inspiron 3250 で使うための事前検討
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Dell Inspiron 3250 実装に必要な要件
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3250 には [PCI-Express x16]×1, [PCI-Express x1]×1 の拡張スロットしかありません。
2S-LPPCIE は [PCI-Express x1] なので合致します。
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3250 に実装できるのはロープロファイルのみです。
2S-LPPCIE はロープロファイルにも対応するので合致します。
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対応ドライバ
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対応 OS に Windows10 がないのがやや不安でしたが、まあ大丈夫だろうと思っての導入です。
使ってみました
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不安的中というか、少々トラブルが発生しました!
本当は的中してほしくなかったのですが ・・・
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ボードを実装すると Windows10 は自動的にドライバをインストールしようとしますが、この動作中にブルー画面 (メモリページエラー) になるのです。
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3250 を起動すると、Windows10 が立ち上がって、しばらくしてブルー画面になり、自動的に再起動します。
これを永遠に繰り返します。
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原因判明
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Windows10 が自動的にインストールするドライバが悪いのです。
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だから、Windows10 が立ち上がって自動的にドライバを組み込む最中にブルー画面になるのです。
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Windows10 ではブルー画面になると修復しようと自動的に再起動がかかります。
[再起動] → [ブルー画面] → [再起動] ・・・ を永遠に繰り返します。
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対策手順
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一旦ボードを取り外します。
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ASIX
にアクセスして [MCS9922] で検索して出てくる Windows10/64bit 対応最新ドライバをインストールします。
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ボードを実装して 3250 を起動すると、今度は(ブルー画面が出ない)正しいドライバが組み込まれます。
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物理的な実装問題もなく、上記の対策後は良好に動作しました。
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3250 には元々シリアルポートが無かったので、[COM1] [COM2] として割り付けられました。