|
No. | 項目 | 機能アップ ファームウェア |
秋月オリジナル ファームウェア |
説明 |
1 | 対応フォーマット | 〇 | △ | 機能アップ版は SONY の可変長コードをサポート。
NEC/AEHA/SONY でほとんどのリモコンに対応できる。 AEHA とは家電協フォーマットのこと。 |
NEC AEHA (48bit) SONY 12bit SONY 15bit SONY 20bit |
NEC AEHA (48bit) |
|||
2 | 受信した リモコンコード表示 |
〇 | △ | 秋月オリジナル版は正しい表示になっていない。
サポートしているフォーマットも2つだけ。 |
正しいコードを 表示する |
MSB と LSB が反転 データとアドレスが 非分離 |
|||
3 | 任意のリモコンコード 作成&送信 |
〇 | × | 作成したコードを学習リモコンに記憶して実用的に使える。
機器の隠しコマンドを見つけることができる。 |
あり | なし | |||
4 | 学習リモコン機能 | 〇 | △ | 4個はいくらなんでも少なすぎる |
16個すべてのキーに 学習可能 |
4個のキーのみ 学習可能 |
|||
5 | キーのチャタリング対策 | 〇 | × | プログラムでチャタリングを吸収しています |
チャタリングしにくい | チャタリングしやすい | |||
6 | 記述言語 | 〇 | △ | アセンブラのほうが細かく正確にタイミング作成可能 |
アセンブラ | C |
バージョン | リリース | 説明 |
v.01a | 2021年3月1日 | 初版リリース |
C C C C C C C C C C C C C C C C D D D D D D D D /D /D /D /D /D /D /D /D 00 01 02 03 04 05 06 07 10 11 12 13 14 15 16 17 00 01 02 03 04 05 06 07 00 01 02 03 04 05 06 07 |--|--|--|--|--|--|--|--||--|--|--|--|--|--|--|--||--|--|--|--|--|--|--|--||--|--|--|--|--|--|--|--|
C C C C C C C C C C C C C C C C D D D D D D D D /D /D /D /D /D /D /D /D 07 06 05 04 03 02 01 00 17 16 15 14 13 12 11 10 07 06 05 04 03 02 01 00 07 06 05 04 03 02 01 00 |--|--|--|--|--|--|--|--||--|--|--|--|--|--|--|--||--|--|--|--|--|--|--|--||--|--|--|--|--|--|--|--|
C C C C C C C C C C C C C C C C P P P P D D D D D D D D D D D D D D D D D D D D D D D D D D D D 00 01 02 03 04 05 06 07 10 11 12 13 14 15 16 17 00 01 02 03 00 01 02 03 10 11 12 13 14 15 16 17 20 21 22 23 24 25 26 27 30 31 32 33 34 35 36 37 |--|--|--|--|--|--|--|--||--|--|--|--|--|--|--|--||--|--|--|--|--|--|--|--||--|--|--|--|--|--|--|--||--|--|--|--|--|--|--|--||--|--|--|--|--|--|--|--|
C C C C C C C C C C C C C C C C D D D D P P P P D D D D D D D D D D D D D D D D D D D D D D D D 07 06 05 04 03 02 01 00 17 16 15 14 13 12 11 10 03 02 01 00 03 02 01 00 17 16 15 14 13 12 11 10 27 26 25 24 23 22 21 20 37 36 35 34 33 32 31 30 |--|--|--|--|--|--|--|--||--|--|--|--|--|--|--|--||--|--|--|--|--|--|--|--||--|--|--|--|--|--|--|--||--|--|--|--|--|--|--|--||--|--|--|--|--|--|--|--|
D D D D D D D A A A A A 00 01 02 03 04 05 06 00 01 02 03 04 |--|--|--|--|--|--|--|--||--|--|--|--|
D D D D D D D A A A A A ** 06 05 04 03 02 01 00 ** ** ** 04 03 02 01 00 |--|--|--|--|--|--|--|--||--|--|--|--|--|--|--|--|
D D D D D D D A A A A A A A A 00 01 02 03 04 05 06 00 01 02 03 04 05 06 07 |--|--|--|--|--|--|--|--||--|--|--|--|--|--|--|
D D D D D D D A A A A A A A A ** 06 05 04 03 02 01 00 07 06 05 04 03 02 01 00 |--|--|--|--|--|--|--|--||--|--|--|--|--|--|--|--|
D D D D D D D A A A A A A A A A A A A A 00 01 02 03 04 05 06 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 |--|--|--|--|--|--|--|--||--|--|--|--|--|--|--|--||--|--|--|--|
D D D D D D D A A A A A A A A A A A A A ** 06 05 04 03 02 01 00 ** ** ** 12 11 10 09 08 07 06 05 04 03 02 01 00 |--|--|--|--|--|--|--|--||--|--|--|--|--|--|--|--||--|--|--|--|--|--|--|--|
ディップスイッチ (S1) | モード | 説明 | |
1 | 2 | ||
OFF | × | アナライズ | リモコンコードを受信して、そのコードを表示します
リモコンコードを作成して送信します |
ON | OFF | 学習リモコン | リモコンコードを学習します |
ON | 学習したリモコンコードを送信します |
キー名称 | |||
---|---|---|---|
[F1] | [F2] | [F3] | [F4] |
[S1] | [S2] | [S3] | [S4] |
[S5] | [S6] | [S7] | [S8] |
[S9] | [S10] | [S11] | [S12] |
+------------------+ | IR control v.01a | | by hirokun | +------------------+
キーボード | |||
---|---|---|---|
[F1] | [F2] | [F3] | [F4] |
[S1] | ↑ | [S3] | [S4] |
← | ● | → | [S8] |
[S9] | ↓ | [S11] | [S12] |
No. | 操作説明 |
- |
ディップスイッチ S1 の1番を OFF にして電源 ON すると以下の表示が出ます。 2行目の表示は [F1]〜[F4] キーに対応しています。 +------------------+ | Analyze mode | | Recv Make -- -- | +------------------+ * [F1] キーを押すと 2 にジャンプします。 * [F2] キーを押すと 3 にジャンプします。 |
No. | 操作説明 |
1 |
最初、以下のように表示します。 +------------------+ | Receive Code | | >Please send IR | +------------------+ |
2 |
基板に向けて解析したいリモコンから発信すると、以下のようにリモコンコードを表示します。 (この例は SONY 20ビットフォーマットのリモコンコードを表示しています。) * 1行目にはフォーマット種別を表示します。 * 2行目にはコードを16進数で表示します。 +------------------+ | SONY 20 | | 77017A | +------------------+ * 受信解析できるリモコンコードは [NEC] [AEHA 48bit] [SONY 12bit] [SONY 15bit] [SONY 20bit] [MB type 1] [MB type 2] です。 * 解析できないリモコンコードを受信した時は以下の表示になります。 +------------------+ | UNKNOWN | | | +------------------+ |
3 |
新たなリモコンコードを受信すると No.2 を繰り返します。 |
No. | 操作説明 |
- |
任意のリモコンコードを作成して、それを送信できます。以下の表示になります。 2行目の表示は [F1]〜[F4] キーに対応しています。 +------------------+ | Make & Send code | | NEC AEHA SONY -- | +------------------+ * [F1] キーを押すと 4 にジャンプします。 * [F2] キーを押すと 5 にジャンプします。 * [F3] キーを押すと 6 にジャンプします。 |
No. | 操作説明 |
- |
[F1] キーを押して NEC を選択すると、以下の表示になります。 2行目の数字の下にカーソルを表示します。 +------------------+ | NEC making... | | 000000FF | +------------------+ * S5 キー (←) を押すとカーソルは左に、S7 キー (→) を押すと右に1文字ずつ移動します。 * S2 キー (↑) を押すとカーソル位置の数字をインクリメント (+1) します。 * S10 キー (↓) を押すとカーソル位置の数字をデクリメント (-1) します。 * S6 キー (●) を押すと作成したリモコンコードを送信します。押し続けると同じコードを繰り返し送信します。 * 左から2文字ずつに区切ってバイトデータとして処理します。 * バイトデータの下位にカーソルがある時は、インクリメントで桁上がり/デクリメントで桁下がり処理をします。 * 最後の1バイトにカーソルは移動可能ですが、インクリメント/デクリメントは無効です。 * 最後の1バイトにはその前の1バイトの反転データが自動的に計算されて入ります。 |
No. | 操作説明 |
- |
[F2] キーを押して AEHA を選択すると、以下の表示になります。 2行目の数字の下にカーソルを表示します。 +------------------+ | AEHA making... | | 000000000000 | +------------------+ * S5 キー (←) を押すとカーソルは左に、S7 キー (→) を押すと右に1文字ずつ移動します。 * S2 キー (↑) を押すとカーソル位置の数字をインクリメント (+1) します。 * S10 キー (↓) を押すとカーソル位置の数字をデクリメント (-1) します。 * S6 キー (●) を押すと作成したリモコンコードを送信します。押し続けると同じコードを繰り返し送信します。 * 左から2文字ずつに区切ってバイトデータとして処理します。 * バイトデータの下位にカーソルがある時は、インクリメントで桁上がり/デクリメントで桁下がり処理をします。 * 6文字目にカーソルは移動可能ですが、インクリメント/デクリメントは無効です。 * 6文字目には最初の2バイトを4ビットごとに Exclusive OR したデータが自動的に計算されて入ります。 |
No. | 操作説明 |
1 |
[F3] キーを押して SONY を選択すると、以下の表示になります。 2行目の表示は [F1]〜[F4] キーに対応しています。 +------------------+ | SONY code length | | 12 15 20 -- | +------------------+ * SONY リモコンコードには 12bit/15bit/20bit の3つのコード長があり、[F1]〜[F3] キーで選択します。 * [F1] キーで 12bit、[F2] キーで 15bit、[F3] キーで 20bit のコード長を選択します。 * 選択後は No.2 にジャンプします。 |
2 |
[F1] キーを押して SONY 12bit を選択すると、以下の表示になります。 2行目の数字の下にカーソルを表示します。 +------------------+ | SONY 12 making.. | | 0000 | +------------------+ * S5 キー (←) を押すとカーソルは左に、S7 キー (→) を押すと右に1文字ずつ移動します。 * S2 キー (↑) を押すとカーソル位置の数字をインクリメント (+1) します。 * S10 キー (↓) を押すとカーソル位置の数字をデクリメント (-1) します。 * S6 キー (●) を押すと作成したリモコンコードを送信します。押し続けると同じコードを繰り返し送信します。 * 左から2文字ずつに区切ってバイトデータとして処理します。 * バイトデータの下位にカーソルがある時は、インクリメントで桁上がり/デクリメントで桁下がり処理をします。 * SONY 12bit フォーマットでは最初の1バイトがデータコードで 7bit データです。 * 次の1バイトがアドレスコードで 5bit データです。 * 上の2つの制限により編集できないビットがあり、その部分へのインクリメント/デクリメントは無視します。 |
[F2] キーを押して SONY 15bit を選択すると、以下の表示になります。 2行目の数字の下にカーソルを表示します。 +------------------+ | SONY 15 making.. | | 0000 | +------------------+ * S5 キー (←) を押すとカーソルは左に、S7 キー (→) を押すと右に1文字ずつ移動します。 * S2 キー (↑) を押すとカーソル位置の数字をインクリメント (+1) します。 * S10 キー (↓) を押すとカーソル位置の数字をデクリメント (-1) します。 * S6 キー (●) を押すと作成したリモコンコードを送信します。押し続けると同じコードを繰り返し送信します。 * 左から2文字ずつに区切ってバイトデータとして処理します。 * バイトデータの下位にカーソルがある時は、インクリメントで桁上がり/デクリメントで桁下がり処理をします。 * SONY 15bit フォーマットでは最初の1バイトがデータコードで 7bit データです。 * 次の1バイトがアドレスコードで 8bit データです。 * 上の2つの制限により編集できないビットがあり、その部分へのインクリメント/デクリメントは無視します。 |
|
[F3] キーを押して SONY 20bit を選択すると、以下の表示になります。 2行目の数字の下にカーソルを表示します。 +------------------+ | SONY 20 making.. | | 000000 | +------------------+ * S5 キー (←) を押すとカーソルは左に、S7 キー (→) を押すと右に1文字ずつ移動します。 * S2 キー (↑) を押すとカーソル位置の数字をインクリメント (+1) します。 * S10 キー (↓) を押すとカーソル位置の数字をデクリメント (-1) します。 * S6 キー (●) を押すと作成したリモコンコードを送信します。押し続けると同じコードを繰り返し送信します。 * 左から2文字ずつに区切ってバイトデータとして処理します。 * バイトデータの下位にカーソルがある時は、インクリメントで桁上がり/デクリメントで桁下がり処理をします。 * SONY 20bit フォーマットでは最初の1バイトがデータコードで 7bit データです。 * 次から2バイトがアドレスコードで 13bit データです。 * 上の2つの制限により編集できないビットがあり、その部分へのインクリメント/デクリメントは無視します。 |
キーコード | |||
---|---|---|---|
[01] | [02] | [03] | [04] |
[05] | [06] | [07] | [08] |
[09] | [10] | [11] | [12] |
[13] | [14] | [15] | [16] |
No. | 操作説明 |
1 |
ディップスイッチ S1 の1番を ON、2番を OFF にして電源 ON すると以下の表示が出ます。 +------------------+ | Larn mode | | Select Key ? | +------------------+ |
2 |
例えば、[F1] キー (01) 押すと以下のようにキーコードを表示します。 +------------------+ | Larn mode | | Select Key : 01 | +------------------+ |
3 |
基板に向けて学習元のリモコンから発信すると、[01] キーにリモコンコードを学習 (記憶) します。 * リモコンコード受信が成功すると1行目の右のほうに [Good] を2回点滅表示して No.1 に戻ります。 * リモコンコード受信が失敗すると1行目の右のほうに [Faild] を2回点滅表示して No.1 に戻ります。 |
- |
No.1〜3を別なキーで実行します。 |
キーコード | |||
---|---|---|---|
[01] | [02] | [03] | [04] |
[05] | [06] | [07] | [08] |
[09] | [10] | [11] | [12] |
[13] | [14] | [15] | [16] |
No. | 操作説明 |
1 |
ディップスイッチ S1 の1番を ON、2番を OFF にして電源 ON すると以下の表示が出ます。 +------------------+ | Send mode | | Select Key ? | +------------------+ |
2 |
例えば、[F1] キー (01) 押すと以下のように表示して、学習したリモコンコードを送信します。 +------------------+ | Send mode | | Select Key : 01 | +------------------+ * キーを押し続けると同じリモンコードを連続して送信します。 → SONY 機器では複数回の同じコード受信で反応するので、この仕様にしています。 |
- |
他のキーを押すと、そのキーに学習したリモコンコードが送信されます。 * No.2の表示を繰り返します。 |