audio-technica AT-DSL12 をゲット!
2018年11月7日、S/PDIF 光セレクタの
audio-technica AT-DSL12
が
HARD-OFF
北上尾店で中古ジャンク540円でした。
発売開始は2002年11月1日で、定価はオープンですが発売時の実売価格は税抜7,000円でした。
新品同様の綺麗な外観ですが、AC アダプタが欠品でした。
2in/2out の S/PDIF Optical Selector です。
アルミ筐体の質感が良く、マニアック性を感じます。
72(W)×30(H)×72(D)mm, 115g とコンパクトです。
中古ジャンク品でしたが、特に問題なく良好動作しました!
AT-DSL12 の概要
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S/PDIF 光出力の2チャンネル分を切り換える装置です
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入力端子は [IN1] [IN2] の2個です。
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出力端子は [OUT1] [OUT2] の2個です。
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この2個には全く同じ S/PDIF 光出力が出力されます。
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AC アダプタは欠品でしたが ・・・
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ほぼ間違いなく、
audio-technica AT-DSL1
と同じ [型式 AD901J] と思います。
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トランス式で DC9V 100mA 出力です。
EIAJ 標準 DC プラグです。
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AT-DSL12 は内部にレギュレータを搭載しているので、これ以外の AC アダプタでも電圧と電流が合えば使えます。
内部基板のチェック
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基板はキチンと作られていますが、ベーク板で片面パターンと高級感はないです。
写真をクリックすると拡大写真が表示できます。
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右は私が独自に調査した AT-DSL12 の回路図です。
回路図をクリックすると pdf 版の大きな回路図を表示できます。
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基板および配線から逆回路化しており、間違って描いている可能性があります。
信じないでください。
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基板のシルクに [AT-DSL2] とマーキングされています。
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どうやら、基板は
audio-technica AT-DSL2
(発売1999年10月21日、税抜定価7,500円) と全く同じようです。
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OPT1〜4 の光素子が、[シャッターなし (AT-DSL2)] → [シャッターあり (AT-DSL12)] に変更されています。
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Q1 は [SELECT] スイッチ切換の際のミューティング動作を行います。
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DC9V 端子からの電圧は 78L05 で 5V に定電圧化されます。
従って AC アダプタには定電圧型は必要ないです。
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思った通り、シンプルな回路構成です。
その他
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