Pioneer F-757 (3号機) をゲット!
2012年4月14日、
Pioneer F-757
のジャンク品を1,000円で入手しました。
売主のコメントは以下です。
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多少のキズや使用感はあるが外観状態良好です。
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動作確認済です。
正常かどうかわかりませんが、[MPX MODE] の AUTO では出力を確認できなかった為、MONO で出力を確認しました。
これってモロ異常だと思うのですが・・・
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簡易クリーニング済です。
状態チェック
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外観チェック
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フロントパネルの正面は全体的に綺麗ですが、[POWER] ボタンと周辺に汚れがあります。
D413 マルチクリーナで完全に汚れを拭き取れました。
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天板は綺麗です。
1箇所汚れがありましたが、無水アルコールで完全に拭き取れました。
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リアパネル、底板は綺麗です。
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電源ケーブルの製造マーキングより、この F-757 は1990年製と判明しました。
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電源 ON でチェック
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電源は正常に入り操作ボタンはそれなりに動作します。
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FM は -0.1MHz (80.0MHz 電波を 79.9MHz で受信) の同調点ズレがあります。
これが不具合の原因です。
再調整で完全に直りました。
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AM は良好動作します。
感度も良好です。
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蛍光表示器は良好です。
S メータ表示がやや薄いかなという程度です。
フロントパネルを分解してみたら、表示窓のアクリル板の内面に煤が付いて、かなり汚れていました。
これを清掃したら表示状態良好になりました。
再調整結果
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F-757 (1号機)
に記載の手順で再調整しました。
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結果は以下のように良好でした。
項目 |
IF BAND |
L |
R |
単位 |
ステレオセパレーション |
NORMAL |
54 |
57 |
dB |
ステレオセパレーション |
SUPER NARROW |
46 |
50 |
dB |
パイロット信号キャリアリーク |
- |
-61 |
-63 |
dB |
オーディオ出力レベル偏差 (MONO) |
- |
0 |
+0.02 |
dB |
使ってみました
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再調整後の性能や音質は良好です
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FM 受信では、十分な感度や妨害電波排除能力があります。
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FM の音質は良いほうです。
しかし音が柔らか過ぎで解像度感に欠けます。
刺激の少ない音を好む方には良いかもしれません。
F-757 はこれで3台目になりますが、感想は変わらないので、これが F-757 の音と思われます。
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AM の感度はかなり良いです。
音質も良いほうです。