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どの方式でもキチンとした設計がしてあれば、性能が出ると思います。
方式ではなくて、設計力だと思います。
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設計が良くても、その性能が持続するかどうかは部品次第です。
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経年変化に強いのは、フィードバック系を持つ検波方式です。
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[PLL 検波] と [PTL 検波] はフィードバック系を持つので経年変化に強いです。
コスト・パー・フォーマンスを考えると、これらの方式が無難です。
[PLL 検波] はどう作ってもそこそこの性能が出ます。
[PTL 検波] はループフィルタの設計が難しいです。
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[レシオ検波] [フォスター・シーレー検波] [クォードラチュア検波] はフィードバック系を持たず、ディスクリコイルのみの性能に頼る方式のため、経年変化に弱いです。
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[パルスカウント検波] はフィードバック系を持たないですが経年変化に強いです。
この方式はディスクリコイルを持たないので、ズレようがないです。
優れた検波方式です。
ただし、遅延が大きいので、逆にフィードバック制御に適さないとも言えます。