Wanptek NPS306W

Wanptek NPS306W をゲット！

30V 6A Adjustable DC Laboratory Power Supply の Wanptek NPS306W です。 AliExpress で 送料込5,516円 でした。 2020年12月15日に発注して2021年1月5日に届きました。 ちょうど3週間、税関で課税されなかったので消費税なし。

日本で同クラスの電源装置を買うと1万円を超えるので、安いです。 ちゃんと使えればね。

私の実験では 12V までがほとんど、たまに 24V、電流も数 A あれば十分です。

ルックスがそこそこ良くて、シンプルなところがイイと思いました。

軽量コンパクトですから置き場所に困りません。

ケース色 [ホワイト/ブラック]、表示 [3桁/4桁] のオプションがあり、[ホワイト] [4桁] にしました。

到着したばかりの本体を持ち上げてみるとカランコロンと音がするので、揺すってみたら通気口から大きな半田屑が転がり落ちました。 オヨヨ！？！？ この後は何ら問題ありません。

製品に製造番号が無いのが中国らしいところです。 品質管理という概念が無いのかな。

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使ってみました

1. デザインなど
   
   
   • シンプル
     
     
     • 前面に [表示器]×3、[ノブ]×4、[ランプ]×2、[スイッチ]×1 とシンプルです。
       
       
     • ノブは直感でイメージし易い配置になっています。
       
       
       • 縦並びが人間工学的です。 横並びだと間違えやすいです。
         
         
       • [電圧/電流] [主調整/微調整] のノブを間違えにくいです。
         
         
     • ノブには位置マークがありません。
       
       
       • これだと誤って負荷に過電圧を加えてしまう心配があります。
         
         
       • 手持ちの●●シールを貼って位置がわかるようにしました。
         
         
       • 電圧ノブは●、電流ノブは●です。
         
         
     • 表示器には [電圧] [電流] [消費電力] を4桁で表示できます。
       
       
   • 70(W)×125(H)×225(D)mm / 1.4kg と軽量コンパクト
     
     
     • 片手でヒョイと持ち上げられます。 これが 180W 電源！！！ とビックリします。
       
       
     • 机の上に実験対象の機器と一緒に設置できるので助かります。
       
       
   • クロスオーバ電源
     
     
     • 定電圧動作と定電流動作がノブの設定で決まります。
       
       
   • 付属品
     
     
     • [電源コード] [ワニ口クリップケーブル] [英文/中文マニュアル] が付属しています。
       
       
     • 単なる電源ですから、これで十分です。
       
       
2. 機能は [定電圧電源] と [定電流電源] の2つ
   
   
   • 定電圧電源として使う
     
     
     1. 出力を開放します。
        
        
     2. [A-COARSE] ノブを時計方向に回し切って [C.V] ランプを点灯させます。 [C.V] ランプは緑色です。
        
        
        • 回し切らないで電流制限としても使えます。
          
          
     3. [V-COARSE] ノブで大まかな電圧調整、[V-FINE] ノブで微調整します。
        
        
        • 出力電圧範囲は 0〜30V です。 実際に試してみると、最大 31.55V まで電圧が上がりました。
          
          
        • [V-COARSE] で 15.00V にした時、[V-FINE] で 14.73〜15.68V に微調整できました。
          
          
   • 定電流電源として使う
     
     
     1. 出力を一時的に短絡します。
        
        
     2. [V-COARSE] ノブを時計方向に回し切って [C.C] ランプを点灯させます。 [C.C] ランプは赤色です。
        
        
        • 回し切らないで電圧制限としても使えます。
          
          
     3. [A-COARSE] ノブで大まかな電流調整、[A-FINE] ノブで微調整します。
        
        
        • 出力電流範囲は 0〜6A です。 実際に試してみると、最大 6.165A まで電流が上がりました。
          
          
        • [A-COARSE] で 3.000A にした時、[A-FINE] で 2.889〜3.188A に微調整できました。
          
          
     4. 出力を開放します。
        
        
   • クロスオーバ電源ですから、これだけです ・・・ 簡単ですねぇ〜
     
     
3. 使用前に設定すべきこと
   
   
   • 背面に入力電源スイッチがあるので、これを [115V] に設定します。 日本の家庭 AC 電圧は 100V ですが、これで問題ないです。
     
     
   • 付属の電源コードを電源ソケットに差し込みます。 電源ソケット下部にヒューズが入っています。
     
     
4. 内部はスイッチング電源
   
   
   • スイッチング電源のおかげで、容量の割には軽量コンパクトなんですね。
     
     
   • 従来の電源装置は重くて取り扱いが大変でしたが、楽になりました。
     
     
     
     
5. 総合評価
   
   
   • 安定度が良く、ノイズも皆無です。 素晴らしいです！！！
     
     
     • クロスオーバ電源 ですから、定電圧電源として使いながら、出力電流を制限することができます。 安心です。
       
       
     • 【注意】 ノブを回すだけで簡単に電圧が上がってしまいます。 使用中はノブに触れない細心の注意が必要です。
       
       
   • ともかく軽量コンパクトなのが超ありがたい！！！
     
     
     • 従来のトランス式 DC 可変電源装置なら、この大きさで 1A くらい、更に重さも3倍以上でしょう。
       
       
     • 前から DC 可変電源装置が欲しかったのですが、大きさと重さで躊躇していました。 この NPS306W なら全く問題ありません。
       
       
   • この性能で5千円なら何の文句もありません。 買ってよかったです。 最初に書いたように、多少リスキーな製品ですが ・・・
     
     

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ドキュメントなど

1. ドキュメント
   
   
   • NPS306W User Manual ・・・ 英語 (オリジナル)
     
     
   • NPS306W ユーザーマニュアル ・・・ 日本語
     
     
     • ヒロくんが翻訳しました。正確性は保証しません。 意味不明の部分があったらオリジナルの英文マニュアルを参照してください。
       
       
2. 仕様
   
   
   
   

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