B-Flet's 100Mbps 開通までとその後の記録
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2003年10月23日8時11分
BB.excite
のページより B-Flet's 取次ぎ申し込みをしました。
NTT へ直接申し込むより、BB.excite 経由にしたほうが特典があったからです。
<特典>
- 初期工事費 27,100円が無料になる。
- 2004年9月末まで BB.excite の接続料が無料になる。(月額500円×最大11ヶ月)
コースは「500円で光ファーバーコース」(B-Flet's ニューファミリー対応。)としました。
まさに1コインプロバイダーです。
NTTに支払う月額は、IP電話対応機器レンタルを付けたので全部で以下のようになります。
月額ニューファミリー利用料 4,500
屋内配線利用料 200
回線終端装置利用料 900
IP電話対応機器利用料 380
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合計 5,980円
2003年10月28日14時40分
NTT
よりコンサルの電話がありました。
・住居の確認・・・木造一戸建と回答
・料金の確認・・・全て了解と回答
・料金請求の確認・・・毎月のNTTからの請求書に一緒にしてくれと回答
・パソコン台数の確認・・・5台以上、こちらでルータを準備したと回答
・VoIP機器の確認・・・VoIPアダプタをレンタルしてほしいと回答
だいたい以上のやりとりがありました。
工事については、このNTTの方は全く把握していないようで、
越谷ですと通常3週間くらいです。いつ工事できるかは工事担当でないと判りません。これから連絡します。
と言っていました。
2003年11月5日10時00分
NTTに電話をかけて頼んでいた VoIPアダプタをやめて、VoIP機能付きルーター
Web Caster V100
に変更依頼しました。
巷の掲示板を見ていると VoIPアダプターの出来がかなり悪そうで
・接続したルーターごと死んでしまう。(これ、自宅サーバーを運用している私にとって最悪)
・数日でデッドロックする。
が多数報告されていました。
IP電話と言えどもインフラ同様に使いたいと思う私にとって、このことは致命的です。
で、VoIPアダプターは諦めました。
ちょっと接続や設定は複雑になりますが、悪い噂を聞かない Web Caster V100 に期待することにしました。
2003年11月10日16時00分
NTTから携帯電話に電話がありました。
工事日が決まりました!!!
11月17日(月)午前中の工事です。
申し込みから約3週間で開通です。
工事には立会が必要とのことで、この日は年休にしました。
私の推測では、11月9日は選挙でしたから、この1週間くらい前から工事作業(通信工事や電気工事や道路工事。)が規制されていたはずです。
選挙が終わったとたんに工事日が決まるような気がしていました。
2003年11月11日6時20分
B-Flet's の工事日が決まったので、早速、BB.excite の会員登録をしました。
「500円で光ファイバー」コースです。
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このプロバイダは本命ではないのですが、光開通時に接続できないのは悲しいので、光工事費を無料にするプロバイダとして利用しました。
とりあえずの取次ぎプロバイダです。
もし、問題なく使えるならこのプロバイダのままでもイイし・・・。
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キャンペーンコードも入力したので、2003年11月〜2004年9月まで11ヶ月も接続料無料です。
あまりに期間が長くて忘れそう!!!
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IP電話サービスは申し込みませんでした。
こちらは「ぷららフォン for フレッツ」にする予定です。
でも、VoIP機能付きルータは今週中に届いてしまうので、ほんの少し勿体ないけど仕方ありません。
2003年11月13日午後
NTT より「重要書類」が送られてきました。
なんだ!なんだ!と覗いて見ると「Bフレッツ開通のご案内」でした。
まだ開通していないのだけれど、「ご利用開始日:2003年11月17日」と印刷されていました。
入っていた書類は以下です。
・Bレッツ開通のご案内(IDやパスワードなど)
・セットアップ前に必ずご覧ください
・新商品のご案内(フレッツ・コネクト)
・Bフレッツ設定ガイド(保存版)
2003年11月14日午後
NTT から VoIP機能付きルーター Web Caster V100 がヤマト便で届きました。
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タグシールを見ると、正式には「IP電話対応ブロードバンドルータT型」というみたいです。
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電源アダプタに「OKI」と書いてあったので、このルーターの製造元は沖電気なのかしら???
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作りはイイです。使用プラスティックの質も良いです。
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コネクタは「WAN」「LAN1〜4」「TEL」「LINE」が付いています。
VoIP機能が付いているので最後から2つのコネクタが特徴的です。
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縦置足が付いていたので、(横置きで使いたいので)この足を外そうとしたら、外れない!・・・よくみたらケースと一体成型でした。
縦置きで使うしかないみたい。
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NTT からも言われましたが、このルーターのスループットは 30Mbps だそうです。
B-Flet's には力不足ですが、普通の使い方なら十分ではないでしょうか。
私はこのルーターの下に自宅サーバーなど、インターネット公開するサーバー群のネットワークを構築予定です。
家族のパソコンでインターネットアクセスするネットワークは別セッションで構築する予定です。
こうすると、パソコン群とサーバー群は全く別系統のグローバルIPアドレスを持つことになるので、セキュリティレベルを上げることができます。
2003年11月17日13時10分
B-Flet's ニューファミリー 100Mbps が開通しました!!!
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08:56
「NTTです。これから工事に伺います。」の連絡が入りました。
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09:05
NTTの工事の方が来られました。
1人でした。
よくみると「コムシス」という会社の看板を持っていました。
「電話のコンディット管が家の中まで通っているので、この管を通してください。」
「わかりました。工事は2時間くらいと思います。」
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09:10
工事開始。
我が家から西の方向15mの電柱にある AOクロージャを開けてけて光ケーブルをこの AOクロージャにつないでいました。
あんな高い所でよく光ファイバーを溶着できるなぁ・・・と感心していました。
(後で溶着ではないことが判明。)
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10:00
AOクロージャから我が家の電話線引込口までの黒い光ケーブルの配線が終わりました。
次はクリーム色の光ケーブルを我が家のコンディット管を通します。
まずは細い手繰り線をコンディット管から手際良く入れています。
スルスルと上手だなあ・・・と感心していたら
「おかしいですね。もう30mは入れているのに手ごたえがありません。」
ここから苦しみの工事になりました。
コンディット管が経年変化で途中で折れているらしいのです。
工事屋さんは屋根裏に上って、光ケーブルだけじゃなく電話線まで交換の大工事となってしまいました。
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12:30
光ケーブルと電話線の屋内工事がやっと終わりました。
次は電話線を電話保安器に接続。
これに続いて電柱からの光ケーブルと屋内用の光ケーブルを光保安器で接続しました。
これで屋外工事は終わりました。
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12:50
電話線を壁モジュラーコンセントに接続。
電話のチェック・・・OK!
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13:00
光ケーブルを FX-ONU-E という装置(メディア変換器)に取り付けました。
ここでは工事を目の前で見せてもらいました。
光ファイバーはφ0.25mm でした。
これを線長に対して直角に切るカッターで前加工し、2つのファイバー(屋内用光ケーブルと ONU用光ケーブル)の位置調整をする機械とレベルメーターを使ってピーク位置に合わせ固定します。
ファイバー溶着なんてやらないようです。
電柱の上でもこれをやっていたようです。
10分ほどで終わりました。
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13:10
パソコンを持ち出しフレッツスクエアにつないで速度を計測していました。
66Mbps 出ました。
工事完了です。
結局、4時間もの大工事になりましたが、無事終わりました。
BEFSR41C-JP ルーターで BB.excite でインターネット接続してみました。
見事、一発で PPPoE接続が成功しました。
速度計測サイトでの結果は以下でした。
同時データ受信速度測定値
受信開始: 2003/11/17 14:47:41.562
データサイズ = 1 M バイト/接続 × 2 接続
総受信時間 = 0.313 秒
総平均速度(バイト/秒) = 6.39 M バイト/秒
総平均速度(ビット/秒) = 51.118 M bps
まあ、BB.excite でも 51Mbps もの実効速度が出たので、十分ですね!!!
2003年11月30日
11月26日ころより、速度計測サイトでの計測結果(埼玉)がかなり向上しています。
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BB.excite 接続サービストラフィックグラフ(埼玉)
を見ると、いつも土日にピークが続く傾向が今週はまるで違う。
ちなみにほぼ連続的にトラフィック90%以上が続いていた茨城にもトラフィックに空きが出始めています。
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ぷららフレッツ埼玉 トラヒックモニタ
の B-Flet'sトラフィックも激減しています。
今はもう平均10%、ピークでも20%以下です。
これで「ぷらら」開通での速度向上は期待できます。
BB.exciteのトラフィック平均55%に対し、「ぷらら」は10%ですから。
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これ!たぶん
Winny 関係者の逮捕(2人)や開発者の家宅捜査があった日(11月27日)
からと連動しているのじゃないかなぁ〜。
Winny 愛好者はしばらく自粛しているのかもしれない。
なんでも ISPユーザーの3%に当たる Winny 愛好者がバックボーン帯域の80%を食い潰していたとか・・・。
2003年12月1日0時15分
この日を待って plala に新規加入しました。
というのは、plala では利用料無料キャンペーンをやっており、この特典は契約月を入れた期間だからです。
月初めにやったほうが得です。
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plala 新規加入特典
どれが自分に一番合うかよく考えましょう。
私は一番最後のにしました。
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0時15分
NTTアクトのページから plala に新規加入しました。
加入特典で、来年の4月末までタダで使えます。
昔と違って、オンラインサインアップすると即、IDと正式パスワードが発行されました。(昔は仮パスワードが発行され、サービスの一部しか使えませんでした。正式パスワードは郵送だったので5日くらいマトモに使えなかった記憶があります。)
続いて、ぷららフォンのオンラインサインアップをしました。
ぷららフォンを契約すると「ぷらら」の月額利用料が200円引きになります。
しかも、ぷららフォンの初期登録料も無料(他のプロバイダでは 500円くらいかかります。)なので、plala に加入して「ぷららフォン」を使わない人はいないと思われます。
電話番号候補は3つ表示され、このうちの1つを選択しました。
そうすると「IP電話の準備ができるまで30分かかります。」の旨のメッセージがブラウザに表示されました。
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0時30分
30分も待てないので、試しにぷららフォンのオンライン設定をやってみたら正常完了しました。
Web Caster V100 に必要な設定(SIPサーバー名とかID とかパスワードとか。)は自動でセットされました。
これら自動設定された情報は Web Caster V100 の管理画面「保守−IP電話設定情報」で見ることができます。
ただし、パスワードが隠蔽されているので、いまだにSIPパスワードが何か不明です。
まあ、ぷららフォンのオンライン設定は何度でも実行可能なので支障はありませんが、マニアならぜひ知りたいところです。
TCP/IPパケットトレースをかけながら実行すれば判明するかもしれません。
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1時30分
いろいろ基本的な確認やテストをしてから、ダブルルート契約もしました。
これは IIJ のバックボーンも使えるようにする契約です。
月額350円かかりますが、自宅インターネットサーバーとIP電話を安心して使う保険だと思って契約しました。
実際、IIJ の利用料が月額350円ならとっても安いと思います。
(BB.excite をサーバーのバックボーンに使うには、現在帯域使用率が60%以上になっているのでイマイチ不安です。)
2003年12月3日
plala より会員登録証が送られてきました。
plala に新規加入するのは、これで3回目です!?
入っていたのは以下の書類です。
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会員登録証
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できるplala
(インプレス発行)
インプレスの「できるシリーズ」の500円もする本です。
接続設定の仕方などが実際の画面画像入りで詳しく説明されています。
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ぷらら徹底活用マガジン「@plala」2003年11月号
特集は「ぷららで始める!FTTH」「IP電話はこんなにおトク!」でした。
一般ユーザー向けの記事ですが、なかなか判り易く書かれていて、私が読んでも面白い記事でした。
これでワイフと子供達を教育しようと思います。
少しは IT の知識を持ってほしい。
「ぷらら」は新規加入する度に、初回に送られてくるドキュメントの質と量が向上しています。
儲かっているのかもしれません。
2003年12月10日
アキバの じゃんぱら本店で Web Caster V100 を見つけました。
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値段が 6,980円だったので買いました。
今すぐヤフオクでこのまま売っても1万円以上の値段がつくので買ったほうが得です。
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NTTからレンタルした V100 は返却するので毎月380円が浮きます。
ヤフオクでの V100 中古落札価格は購入価格を超えているので、
既に元は取れています!!!
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V100 の ACアダプタはトランス式のゴロンとした重いもので収まりが悪いです。
我が家ではネットワーク機器がたくさん動作しており、これらの ACアダプタがゴロゴロしていて困っていました。
そこで ACアダプタをアキバの
秋月
で売られている M-31 と交換してみました。
- 出力は 12V/1A で純正の ACアダプタと同じです。
- DCプラグの形状と極性は純正ACアダプタと同じです。
- スイッチングタイプで電圧は安定化されています。
- 形状は小さいのでテーブルタップに差し込んで使えます。
- 値段は税込み800円です。
交換後、全く問題なく動作しています。
電源周りがスッキリして精神的にとっても良いです。
お奨め・・・。
2003年12月12日
じゃんぱら本店で買った Web Caster V100 はオンラインで24時間連続使用確認ができたので、早速、NTTからレンタル中の Web Caster V100 のレンタル解約手続きをしました。
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6時30分
B-Flet's のウェブページから解約問い合わせ
- 解約手続きはどうすればよいか?
- レンタル解約手数料はかかるか?
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11時
メールで回答ありました。
- NTT東日本 草加116センタ 0120-520-613 まで解約申し込みをすること。
- レンタルの解約金等は特に頂戴しておりません。
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13時30分
NTT草加116センタに電話してレンタル解除をしました。
12月16日に佐川急便が引き取りに来るとのこと。
これで、じゃんぱら本店で購入した Web Caster V100 を晴れて使うことができることになりました。
2003年12月20日
佐川急便が来て、NTT よりレンタルしていた Web Caster V100 を持って帰りました。
本来12月16日に来るはずのところ、NTTの手配ミスで本日になってしまったものです。
この返却で、NTTに支払う月額は以下のようになりました。
月額ニューファミリー利用料 4,500
屋内配線利用料 200
回線終端装置利用料 900
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合計 5,600円
2004年1月20日
Web Caster V100 や VoIPアダプタなど一連の製品のファームウェアのバージョンアップ版が公開されました。
早速、Web Caster V100 ファームウェアのバージョンアップが完了しました。
- Ver表示が 02.00.1030 → 02.01.0002 に変わりました。
- 底面にあるハードリセットボタンを利用するだけで、各種設定値を工場出荷状態に戻すことが可能になりました。
- 発信時に受話器から聞こえる音(IP電話選択音:ププププ、加入電話切替音:プー)が、識別しやすい音(従来よりも高い音)になりました。
2004年1月22日
DoCoMo の携帯電話と ぷららフォンが通話できるようになりました。
2004年1月28日
NTTコミュニケーションズ株式会社の IP電話(OCNなど)と ぷららフォンが通話できるようになりました。
2004年2月9日10時20分
au の携帯電話と ぷららフォンが通話できるようになりました。
2004年2月12日10時10分
vodafone と Tu-Ka の携帯電話と ぷららフォンが通話できるようになりました。
2004年3月22日
TEPCOひかり
のサービスエリア検索において、我が家も「2004年7月よりサービス提供予定」と表示されるようになりました。
2004年4月1日
日本テレコム(ODNなど)およびフュージョン・コミュニケーションズの IP電話と ぷららフォンが通話できるようになりました。
2004年10月23日
TEPCOひかり の開通日が11月3日(文化の日)と決まったので、B-Flet's 関連の解約について調べてみました。
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B-Flet's の解約
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ぷらら の解約方法
「解約」と「退会」の2通りがあります。
どう違うのかと言うと、「解約」はセット契約を解約して幽霊会員として残ることを意味し、「退会」は完全に縁を切るということです。
どちらも費用がかからなくなるのは同じで、幽霊会員として残るとメールアカウントが無料で使えるし、手続きも簡単な「解約」のほうが楽です。
もう私なんか「ぷらら」を5回も解約・退会している経験者なので、この辺りはベテランです。
以上の調査より、B-Flet's の解約は全然問題ないことが判りました。
「TEPCOひかり」のキャンペーンのおかげで少なくとも2ヶ月は全く費用が発生しないので、私は11月一杯は B-Flet's と TEPCOひかり を併用しようと思っています。
2004年11月18日
B-Flet's と ぷらら の解約手続きをしました。
B-Flet's は2003年11月17日開通ですから丸1年お世話になったことになります。
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B-Flet's 解約
NTT B-Flet's 事務受付の「0120-518411」に電話して解約を依頼しました。
B-Flet's 回線は本日(11月18日)付けで回線停止してもらいましたので、明日以降の使用料は不要になりました。
ファイバー撤去工事は11月29日午前中で、立会いが必要とのことです。
面倒ですね。
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ぷらら 解約
「ぷららダイヤル」に電話して解約を依頼しました。
オプションとして「ダブルルート」「ぷららフォン for Flet's」を契約していたのですが、「ダブルルート」契約はぷらら本体契約と同時に11月末で解約になるそうです。
「解約」はセット契約を解約して幽霊会員の「ライトコース」に残ることを意味します。
このためか?「ぷららフォン for Flet's」のほうは特に手続きが不要だそうです。
2004年11月29日
B-Flet's の光ファイバー撤去工事をしました。
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午前中でお願いしていたのですが、11時30分に工事の人が来ました。
1年前に工事していただいた日本コムシスの方でした。
1年ぶりの再会でした。
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屋内ファイバーは撤去しましたが、光保安器は屋外に取り付けたままにしてもらいました。
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光保安器から電柱の AOクロージャーまでのファイバーはそのままです。
AOクロージャーでファイバーは外してあるそうです。
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以上のようにしておくと、B-Flet's を再開する時は工事が簡単になるそうです。
なお、私のように一部ファイバーを残すのと、完全撤去は選べるそうです。
以上で B-Flet's とは完全に縁が切れました。
2004年12月4日
BB.excite
を解約しました。
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B-Flet's と「ぷらら」は11月中に解約したのですが、まだ、BBexite の ISP 契約が残っていました。
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BB.excite は B-Flet's 導入時に工事費用を無料にするために契約した ISP です。
キャンペーンで 2004年9月まで無料でした。
2004年10〜12月の3ヶ月間がキャンペーンでの縛り期間でした。
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12月になったし、もう使うこともない(B-Flet's からしか使えない。)ので解約しました。
ウェブから簡単に解約できました。
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月額500円の ISP だったので、解約しても損失は少ないです。