B-Flet's の接続イメージ
この図は NTT よりの引用です。
B-Flet's の各タイプと接続イメージです。
回線終端装置より上側がユーザー側に設置される機器です。
(2003年10月末現在の情報です。)
-
ビジネスタイプ
最大100Mbps。
企業での利用に対応した高スループットなサービス。
PPPセッション数:4。
月額 40,000円。
-
ベーシックタイプ
最大100Mbps。
SOHOや個人宅向けのサービス。
PPPセッション数:2。
月額 9,000円。
-
ニューファミリータイプ
最大100Mbpsを最大32ユーザーでシェアリングするサービス。
PPPセッション数:2。
月額 4,500円。
-
マンションタイプ
集合住宅などで最大100Mbpsを集合住宅内でシェアリングするサービス。
PPPセッション数:2。
月額 2,850円または 3,500円。
B-Flet's ニューファミリータイプ
-
B-Flet's ニューファミリータイプでは図のように、1本の光ファイバーを電柱上で4分岐、NTT局舎内で8分岐して、シェアリング使用します。
分岐は光学的な光分岐です。
-
実際には、現状では加入者が点在しているので分岐されている例はほとんどないようです。
(2003年10月末現在の情報です。)
-
ですから、現状は「ニューファミリータイプ(月額利用料4,500円)」とその1ランク上の「ベーシックタイプ(月額利用料9,000円)」との違いは何にもないようです。
我が家はしばらくは安い料金で「ベーシック」のサービスを享受できるみたいです。
-
NTT東日本では分岐方式に、当初 EPON(Ethernet Passive Optical Network)方式を使うとみられていましたが 2003年11月27日付けのニュースでは、BPON(Broadband Passive Optical Network)方式に決まったようです。
既存のニューファミリー・ユーザーは2005年度内をメドに順次メディア・コンバーター方式から BPON方式に移行させられるようです。
-
EPON は「上り1Gbps/下り1Gbps」の速度ですが、BPON は「上り156Mbps/下り622Mbps」の速度です。
よって BPON で 32分岐した時の最悪値はそれぞれを32で割算した「上り5Mbps/下り19Mbps」となります。
これじゃ、光ファイバーにした意味がなくなります。
ADSL のほうがマシかもしれない!!!
-
こうなったら、B-Flet'sニューファミリーから逃げるユーザーが続出するような気がします。
我が家の環境では既に 2004年度中に
TEPCOひかり
(値段はニューファミリーと同じくらいで、サービスはベーシックと同等です。)
のサービスエリアになることが決定しているので、こちらに逃げたほうが正解のような気がします。
ベーシックタイプの値段も下がっていくかもしれず、どうするかは1年後検討していると思います。
(2003年11月末現在の情報です。)
AOクロージャー
2003年10月25〜26日、娘と我が家の近くに光ファイバーが来ていないか調査していました。
私は
ニコンのモナーク10倍の完全防水高級双眼鏡
を使って電柱を眺めました。
双眼鏡で電柱を眺めていると、みんな私の顔をジロジロ見て通り過ぎます。
中には一緒に眺めてくれる方もいます。
何かおかしいですかね???さっぱり判りません。
-
なんと!!!探し回らなくても、我が家の目の前の電柱から1本先の電柱に、AOクロージャーという親玉の光成端箱がもう既にありました。
距離にして1軒先だから15mくらいでしょうか。
写真の下側の灰色のボックスがAOクロージャーです。
メタルの線と間違わないように(と思うのだけれど。)このクロジャーから出たファイバーは水色の線になっています。
たしか1年くらい前にはこのAOクロージャーはなかったのですが、いつの間に付けたのだろう???
近くの大きなマンション(100mくらい先)が完成したのが半年くらい前なので、この時に設置されたのだろうと推測します。
-
我が家に一番近い AOクロージャーは自宅から15m西に行った所にある電柱ですが、自宅から東に70mくらいの所の電柱にも AOクロージャーがありました。
チャリンコでご町内を回ると 50〜100m間隔で AOクロージャが設置されていました。
既に我が家は AOクロージャーに取り囲まれているようです。
-
各AOクロージャーを双眼鏡で眺めると、平均的に1〜2本しか光ファイバーケーブルが外に出されていませんでした。
既に光ファイバーケーブルが引いているご近所さんがあるのに驚くと同時に、普及はまだまだだと思いました。
我が家がある一帯には契約者から希望があれば、一挙に全家庭に光ファイバーを引けるだけの設備化が既に済んでいるのに驚きます。
NTTさんはやっぱりお金持ちですね。
-
AOクロージャーの構造(中身)
AOクロージャー1個で100芯前後の光ファイバーケーブルが収容できるみたいです。