チェーン交換の概要
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チェーン交換の必要性
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2021年11月時点で
TRINX FREE2.0
は購入から1年3ヶ月経ち、走行距離も 15,000km 程度になりました。
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チェーンは走行距離 5,000km を目安に交換したほうがよいらしいので、2021年11月28日にやってみました。
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使用する専用工具
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専用工具
は [チェーンカッター] [ミッシングリンクプライヤ] [チェーンチェッカー] のセットです。
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[10S] [9S] [6/7/8S] 用ミッシングリンクも付属しています。
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交換用パーツ
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交換用チェーンは
SHIMANO CN-HG40 116L
で、コマ数は116個です。
コネクティブピンも1本付属していますが使いません。
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[6/7/8S] 用ミッシングリンクは専用工具に付属していたものを使います。
チェーン交換作業
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既に装備されているチェーンは [KMC 8S] で、ミッシングリンク結合なので、このリンクを外します。
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チェーンのコマ数を合わせるために、新旧チェーンを平行に並べます。
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左の写真のように片側の位置を揃え、ヨーイドンで右の写真のように最後まで平行に並べました。
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上側が元の古いチェーンで、下が新しいチェーンです。
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8mm 伸びていたようです。
完全平行に綺麗に並べにくかったので、本当は 10mm 以上かもしれません。
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新しいチェーンのほうがコマ数が多いので、余分なコマを切り離します。
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TRINX FREE2.0 に必要なコマ数は [111個]+[ミッシングリンク] で、余分な5コマは左の写真のチェーンカッターで切り離しました。
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右の写真は切り離し後で、小さい円柱形のピンが外れます。
このピンは再利用できません。
ですから、切り離す位置を誤らないよう注意!
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新しいチェーンを装着します。
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チェーンをつなぐのに使うミッシングリンクは左の写真のものです。
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[KMC CL371] は取り付け/外しが面倒、コネクティブピンはもっと面倒なのでこれにしました。
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チェーンが外れないよう、
チェーンカッター付属のワイヤ (針金) で右の写真のように仮接続します。
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左の写真のように新しいミッシングリンクをセットします。
ペアのリンクの広い穴に入れます。
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次に、右の写真のミッシングリンクプライヤの外刃を使ってリンク部分を広げます。
リンクの間隔が広がって狭い穴に入ります。
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チェーン交換作業が完了しました。
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ミッシングリンクを左の写真のようにセットできれば完了です。
もちろん、仮接続に使ったワイヤも外します。
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リンク完了した時点ではミッシングリンク部分の動きが他のコマより硬いので、前後左右にねじったりして馴染ませます。
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最後に
KURE CRC チェーンルブ
を塗布して終わりです。
お疲れさまでした。
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チェーンオイルにはルブ (ドロドロ油) とドライタイプがありますが、筆者はルブが好みです。
なぜなから、ドライタイプは雨に濡れたら再注油、月2回程度は再注油と面倒です。
ルブなら雨に濡れても大丈夫、半年に1回の再注油で済むとお手軽です。
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高速で走るのが目的ならチェーンが軽く動くドライタイプが良いのでしょうが、チンタラ走行ではルブで十分です。
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[KURE CRC チェーンルブ] はモリブデン配合なので、普通のルブよりチェーンの動きはややマシです。
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今後は右の写真の [チェーンチェッカー] で定期的にチェーンの伸びをチェックします。
0.75% と 1.0% の伸びをチェックできます。
チェーン交換後の感想
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チェーン交換後に数百 km 走行してみての感想です。
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しっかりと後輪が回転するのを実感します。
特に坂道を上がるのが楽になりました。
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最初はあんな硬いチェーンが伸びるなんて信じられませんでした(手で伸ばそうしても伸びない)が、やはり伸びるようです。
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それも徐々になので気付きにくいです。
チェーン交換すると快適になるのがわかりました。