IDEハードディスクをリムーバブルに
16-Jul-1998

いつも使っているパソコンを特定の用途(例えばCD−Rライター専用とか)に使おうとすると、完全にその用途にアレンジしたマシンがほしくなります。 ところが、専用機を用途別に揃えるとなると大変です。 そこで、IDEハードディスクを可換として、ハードディスクにてマシンを専用化することを考えてみました。 このためにはIDEハードディスクそのものを簡単交換できるようにします。 今回「リムーバブルフレーム」というのを使ってみました。 なかなか使い勝手が良いですよ。

テクノバードジャパンが販売している「リムーバブルフレーム」が入っている箱です。 「WE-H014」というのがフルセットで、「WE-H016」というのが内部ケース(リムーバブル)です。 あきばお〜 で「WE-H014が 2,980円」「WE-H016が 980円」でした。 「WE-H014」はTwo−Topでは 4,800円,DOS/Vパラダイスでは 4,980円の値段がついている高級品です。

これがリムーバブル部の前面です。 キースイッチ,パワーLED,アクセスLEDが付いています。

これがリムーバブル部の背面です。 固定フレームと接続するコネクタが付いています。

リムーバブル部にIDEハードディスクを組み込みました。

フタをかぶせるとこのようになります。

これが固定部です。

固定部の背面です。 空冷ファンやコネクタがあります。

パソコンに組み込むとこのようになります。
前面にキースイッチが付いています。 キースイッチには配線があり、フレーム後方に配線されています。 しかも、フレーム後方には基板が付けられており、パワートランジスタらしきものが2個も付いています。

このキースイッチの正体は???
パワートランジスタは何のために付いている???

疑問でしたが、取り付けて判りました。 キースイッチがアンロックの状態ではハードディスクに電源が供給されず、キースイッチをロックにして初めてハードディスクがONになるようです。 そして、パワートランジスタはキースイッチと連動して電源(+5Vと+12V)をON/OFFするようです。