Ultmost Technology CL-136CJ
Ultmost Technology CL-136CJ をゲット!
2016年6月26日、
トレージャーファクトリー
越谷店で音声ガイド付き電波置時計 Ultmost Technology CL-136CJ の中古が980円でした。
時刻などを音声で知らせてくれるデジタル式の電波時計です。
音声ガイド付き電波時計は、かなり希少です。 おそらく現行製品は数種類しかないと思います。
製造は中国シンセンにある
Ultmost Technology Group
です。 世界各国向けに機能や仕様を変えて輸出しています。
同じ CL-136C の型番でもいろんなバージョンがあるようです。 CL-136C の筐体や LCD を見ると、背面に DST (夏時間) 切換スイッチが付いたものや、ロッドアンテナを配して FM/AM ラジオ機能を装備したバージョンがあることが判ります。
CL-136CJ は日本向けなので、[DST スイッチなし] [電波時計機能あり] [ボイス機能あり] となっています。
各種チェックを実施
購入前に店頭でチェック
外観確認
中古とは言っても LCD 表示部には保護フィルムが貼り付いていて新品に近いです。
LCD のコントラストやバックライトの輝度は良好です。
本体だけの販売で、取扱説明書などの添付品は一切ありません。
動作確認
既に電池が実装されていて動作チェックができました。
[TALKING] ボタンを押すと女性の声が出ます。 正常そうです。
音声ガイド付きの希少性と値段を天秤にかけて少し悩みました
ふと、電池ボックスのフタを開けてみると、
単4 eneloop ニッケル水素電池 4本
が実装されていました。
この電池だけで既に980円を超えるではないか ・・・ 時計はタダ同然! ・・・
買うが吉!!
自宅に持ち帰ってからのチェック
単4 eneloop 電池の充電確認
4本共、満充電でき動作良好です。
この時計のために使っていたのなら、過去に充電は数回と思われ、新品同様の性能と思います。
更に動作確認
取扱説明書がないので、各ボタンの機能を試しながら動作チェックしました。
動作良好でした。 期待通りのお買い得品です。
使用方法
取扱説明書がなかったので、各種ボタンを操作してみて結果をまとめました。
あくまでも、お試し結果レポートで、全ての機能の説明になっている保証はありません。
電池を実装すると JJY 標準電波を受信開始します
JJY 標準電波を受信中は [電波] インディケータ (F) が点滅します。
数分かかって電波受信が完了すると、正しい現在時刻が表示され、[電波] インディケータ (F) が点灯状態に変わります。
これ以降、毎日の [2時10分] [3時10分] [4時30分] に電波を受信し、時刻を自動補正します。
時刻・温度・湿度の音声ガイド
[TALKING] ボタン (J) を押すと現在の時刻・温度・湿度の音声ガイドが流れます。
目覚ましアラーム
アラーム時刻の設定
[MODE] ボタン (H) を2回押すと LCD 上方にある [ALARM SET] 表示が点滅します。
[SET] ボタン (K) を押してから [▲] [▼] ボタン (MI) で [時] を合わせます。
続いて、[SET] ボタン (K) を押してから [▲] [▼] ボタン (MI) で [分] を合わせます。
[MODE] ボタン (H) を押して完了です。
アラーム ON/OFF
[ALM ON/OFF] ボタン (M) を押すごとに ON/OFF をトグルします。 同時に [ALARM] インディケータ (@) も 表示/非表示 します。
アラーム停止
アラームが鳴っている時に [ALM ON/OFF] ボタン (M) を押すと OFF にできます。
スヌーズ有効/無効
スヌーズを有効にすると、アラームが鳴ってから 5分、10分、15分後に、再度アラームを鳴らします。
[ALARM] インディケータ (@) 表示中に [SNZ ON/OFF] ボタン (I) を押すごとに ON/OFF をトグルします。 同時に [SNZ] インディケータ (A) も 表示/非表示 します。
カウントダウンタイマ
短時間アラームです。 現在時間より 10/20/30/40/50/60/90 分後にアラームが鳴ります。
カウントダウンタイマの設定
希望のタイマ時間が表示されるまで [COUNT DOWN] ボタン (L) を数回押します。
しばらく放置すると自動的にカウントダウンを開始し、残り時間を表示します。
表示が [00] になったらアラームが鳴ります。
手動で時刻設定
通常は JJY 標準電波で自動的に時刻設定されますが、電波が受信できない場合は手動で時刻設定することもできます。
時刻の手動設定
[MODE] ボタン (H) を押すと LCD 上方にある [TIME SET] 表示が点滅します。
[SET] ボタン (K) を押してから [▲] [▼] ボタン (MI) で [時] を合わせます。
続いて、[SET] ボタン (K) を押してから [▲] [▼] ボタン (MI) で [分] を合わせます。
[MODE] ボタン (H) を押して完了です。
リセット
正しく動作しないとか、強制的に JJY 標準電波を受信したい場合はリセットします。
[RESET] ボタンは (N) の穴の奥にあるので、針金のような細長い棒で押すと、リセットされます。
電池を抜いて数分後に再度、電池を実装することでもリセットできます。
使ってみました
デザインなど
やや中華っぽさを感じますが、ごく普通のデザインです。 120(W)×80(H)×70(D) mm と置時計サイズです。
大型 LCD です。 青色バックライトは何らかの操作をすると数秒間点灯します。
文字サイズは一般のデジタル置時計の2倍で大きく、コントラストも高いので見やすいです。
時分秒と温度、湿度を表示します。 年月日の表示はありません。
JJY 標準電波の受信感度は高いように感じます。 短時間で時刻同期します。
音声ガイド
若い女性の声で、素人っぽい話し方がとても新鮮に聴こえます。 イイですぅ〜〜
[TALKING] ボタンを押すと
[ただ今、午後(午後)○時○分です。温度は摂氏○度です。湿度は○% です]
と喋ります。
アラームを ON にすると
[アラームオン、午前(午後)○時○分です]
と喋ります。
アラーム時刻になると
[シャシャシャ、ただ今、午前(午後)○時○分です]
と喋ります。
優しい声なので、これでは目が覚めないかもしれない。
その他
JJY 標準電波を強制的に受信する操作方法がなく、必要であればリセット操作を行います。
電池にはアルカリ電池 (1.5V) ×4本が推奨されていますが、ニッケル水素電池 (1.2V) ×4本でも問題なく使えています。
仕様その他
ドキュメント
CL-136C 取扱説明書
・・・ ドイツ版 CL-136C なので同じではないが、参考にはなる
仕様
仕様
時刻受信電波
JJY 標準電波
機能
ボイス機能付き電波時計
温度/湿度表示
アラーム
スヌーズ
カウントダウンタイマ
サイズ
120(W)×80(H)×70(D) mm
重量
320g (電池を含む)
電源
単4電池×4本
材質
ABS 樹脂
その他
発売開始時期
2012年頃
定価
不明