BUFFALO DVR-W1V2/1.0T をゲット!
2013年6月5日、
BUFFALO DVR-W1V2/1.0T
というハイビジョンチューナ HDD ビデオレコーダを
ノジマオンライン
で送料・税込16,800円で買いました。
2012年5月発売のモデルです。
発売当初は29,800円で販売されていました。
一時品薄で入手困難でしたが、今では簡単に調達可能です。
「テレビ放送を録画→見たら消去」が前提の超シンプルなビデオレコーダです。
家電メーカは、こんな低機能な HDD ビデオレコーダは発売しません。
BUFFALO という非家電メーカだから発売できた製品です。
コンセプトは「基本はテレビチューナ、これに録画・再生機能が付いた」でしょう。
チューナの価格に HDD 1TB がオマケで付いたような値段です。
使ってみました
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外観
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242(W)×52(H)×174(D)mm とかなりコンパクトです。
B5 サイズで置き場所に困りません。
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時刻やチャンネル表示という数字表示器がありません。
電源スイッチや操作ボタンもありません。
あるのは LED 表示だけです。
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HDD ビデオレコーダと言われなければ何のマシンなのか判りません。
ブラックボックス的存在です。
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「BS/CS110/地デジ」の3波チューナを2基搭載した
W チューナ
仕様
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時間の重なった2番組を同時録画できます。
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2番組を同時録画しながら、HDD に入っている録画済ソースを再生することもできます。
同時に3つの仕事をしている訳で、中で働いている小人さんは大変です。
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リアパネルの入出力端子
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リアパネルはずいぶんシンプルです。
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我が家では BS/CS110/地デジ/FM は混合されて壁コンセントの同軸端子に出ています。
従って、同軸ケーブル1本で接続するだけです。
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テレビ
とは HDMI ケーブル1本で接続するだけです。
通常はアナログ端子を使いません。
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USB 端子には USB HDD を接続できます。
内蔵 HDD が足りなくなった場合に使います。
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[テレビ放送を録画] [録画済ソースを再生] の機能しかなく、超シンプル
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TOSHIBA DBR-Z110
などの家電メーカ製 HDD ビデオレコーダと決定的に違うのは以下です。
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テレビ放送しか録画できない。
アナログ入力端子がないので、アナログ録画も不可能です。
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ブルーレイなどの光学ドライブがないので、コピーやムーブと言ったダビング機能もない。
内蔵 HDD → USB HDD へのムーブはあります。
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以上より、「テレビ放送を予約録画し、それを後から再生する」タイムシフト的な使い方が主体になります。
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しかし、家電メーカ製 HDD ビデオディスクレコーダであっても、タイムシフト的な使い方が 99% で、ブレーレイにダビングして保存することはほとんどないと思います。
超シンプル機能ですが
欲求の 99% は満たされる
のです。
割り切って使いましょう!
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BUFFALO では
TV レコーダ
と称しています。
確かにその通りです。
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内蔵 HDD は 1TB
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内蔵 1TB HDD だけでも、地デジ放送なら163時間、BS/CS110 放送なら110時間、録画できます。
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録画ビットレートを変換する機能がないです。
常にテレビ放送と同じ画質で録画されます。
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タイムシフト的な使い方では「録画済ソースを見たら消去」となるので、この 1TB で十分と思います。
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内蔵 1TB HDD で足りないなら、USB HDD を接続して録画スペースを拡張すればよいです。
USB HDD は 4TB まで対応します。
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巷の電網情報では内蔵 HDD を最大 4TB に換装できるようですが、その必要性は薄いと思います。
換装方法は
【快適改造】W録 BUFFALO DVR-W1/1.0T (DVR-W1V2/1.0T)
に解説があります。
特に呪文などは必要なく、換装後に本体メニューで初期化するだけみたいです。
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内蔵 HDD および USB HDD は本体基板(シリアル番号情報?)とペアリングされているので、他の DVR-W1V2/1.0T に移植しても、録画済ソースを再生することができません。
これは本機だけの制限ではなく、他の HDD ビデオレコーダも同様です。
誰かこの制限を外す呪文を開発してくれないかなぁ〜
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その他
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DAI 出力 (HDMI) を
BEHRINGER SRC2496
で調べると、[COPY-LED:点灯] [ORIG-LED:消灯] となっており、SCMS コピープロテクトで常にデジタル録音不可です。
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操作および評価
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本体に操作ボタンが一切ないし、電源スイッチすらありません。
操作は全てリモコンで行います。
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レスポンスは超高速!
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「電源OFF → 起動」は10秒以内と高速です。
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「チャンネル切替して放送が流れるまで」は2秒以内と高速です。
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EPG 番組表操作の応答性が超高速です。
EPG 番組表をカーソルを使ってスクロールさせると、目が追いつかないくらいの高速で画面が流れます。
これなら快適に使えます。
TOSHIBA DBR-Z110
では同じ操作が尺取虫状態で、人間のスピードにマシンが追いつかず、非常にイライラします。
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「録画再生開始」は約1秒と超高速です。
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「録画一覧表示」「番組予約」「巻き戻し」「早送り」などどれもテキパキと動作します。
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総合してどの操作のレスポンスも
TOSHIBA DBR-Z110
より5〜10倍速いです。
精神的に良いです。
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録画予約は、EPG 番組表から録画したい番組をリモコンで選ぶだけです。
日時・時間指定での予約もできます。
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再生時に [30秒スキップ] [10秒戻し] [3段階の早送り] ができます。
CM を飛ばす時に便利です。
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買ったままの状態では LED 表示が明る過ぎです。
私は本体設定メニューより一番暗い明るさに変更しました。
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巷の電網情報では「受信感度が低い」旨の意見がありましたが・・・
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試してみましたが、そういうことは一切ありません。
テレビや他の HDD ビデオレコーダと受信感度は変わりません。
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不満意見の方の技術力に問題があったのではと推測します。
アンテナケーブル接続の問題、パラボラアンテナへの給電の問題、などなど。
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[1080p] には対応していないようで [1080i] で使っていますが、特に問題なく綺麗です。
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受信感度や画質は良好で、レスポンスは超高速なのでお奨めです。
ドキュメント
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はじめにお読みください 2版
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らくらく!セットアップシート 2版
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基本操作ガイド 2版
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こんなときは 2版