funao71315 BCL-602LP
funao71315 BCL-602LP をゲット!
2022年11月14日、東京台東区の O さんから大型 BCL シールドループアンテナの BCL-602LP の中古品を寄贈していただきました。
funao71315
さんが
ヤフオク
で販売しているアンテナキットで、税込6,500円です。
送料はレターパックプラスの全国一律520円です。
ヤフオクに開示されている記事を編集して纏めてみました。
使用説明
概要
[広帯域受信用 (長波〜UHF 帯) ループアンテナ] [中波帯〜短波帯用プリアンプ] のセットです。
受信専用で送信はできません。
誤って送信すると破損します。 トランシーバを使用する方はご注意ください。
長波/VHF/UHF 帯では、プリアンプの [電源] スイッチを OFF にします。
プリアンプがスルーされ、シールドループアンテナとして動作します。
キット内容は [シールドループアンテナ部] [プリアンプ部] [支持パイプ先端部] [エレメント固定用結束バンド] です。
[アンテナ〜プリアンプ間] [プリアンプ〜受信機間] 同軸ケーブルと設置用の部材はご準備ください。
受信用ですので、同軸は 50Ω でも 75Ω でも使えます。 F 型コネクタで接続します。
ループアンテナ部
5C-FB 同軸を使用した直径約 65cm センチのシールドループアンテナです。
シールドループの構造ですから、ステンレスやアルミ単線のスモールループと違い低雑音です。
[ミライのフレキシブル電線管] でカバーしています。
メーカ製の高価な金属管製ループアンテナと同等の効果が期待できます。
5C-FB 同軸はアルミシートと網線の二重シールドされているためです。
ループに使用している 5C-FB 同軸ケーブルの画像を確認ください。
[給電部] [エレメント部] [支持パイプ] の組立は簡単です。
同軸エレメントの接続は、ねじ式の F 型コネクタ使用しています。
プリアンプ部
プリアンプ動作周波数は中波〜短波帯です。
単4電池×2本で動作する省エネ設計です。 屋外用ではありませんので室内でご使用ください。
プリアンプは、メーカ製の金属製シールドループにも対応します。
変換コネクタが必要です。
長波/VHF/UHF 帯ではアンプなしのシールドループアンテナとしてご使用ください。
プリアンプの [電源] スイッチ OFF でスルーになります。
支持パイプ、組立
支持パイプは先端部分だけが付属します。
下側パイプはアンテナマストと兼用ですので、電線管 [VE22] または水道管 [VP20] をご準備ください。
[VE22] [VP20] はホームセンタで入手できます。 2m で400円前後です。
支持パイプの接続部と、給電部の固定部品には 2.5mm の小穴を設けていますので、組立の際はタッピングビスで固定してください。
タッピングビスは付属していないので、ご準備をお願いします。
組立は簡単です。 以下の手順と組立説明写真を参照ください。
手順と写真の番号は一致します。
手順
組立作業
@
先端部分の穴にエレメントを通す (まだ固定しない)
A
エレメントを給電部に接続する
B
先端部分にマスト (電線管 VE22 または水道管 VP20) を差込む
C
マストに給電部を取付ける
D
ループの形を整え、エレメント上部を結束バンドで固定
E
パイプ接続部と給電部をタッピングビスで固定 (または接着剤で固定)
F
ハイボンテープでコネクタ部分を防水する
水平設置について
ローテータで回すほど熱心な BCL ではないという方は、水平に設置すれば無指向性で使えます。
BCL 用のループアンテナはほとんど垂直設置で使われますが、これは NUL 点を活かし混信を避けるためです。
ループエレメント2回巻での使用について
直径 65cm では、大きすぎて目立つので困るといった方に朗報! ・・・ マンションのベランダでも OK
2回巻にすると、直径約 32cm と小さくなります。 結束バンドで写真を参考に形を整えてください
少々感度が下がる場合もありますが、簡単な受信結果は次のとおりです。
7MHz 帯アマチュア無線:S3〜9、9930kHz T8WH:S9、他の短波局も強力に入感しました。
3.5〜28MHz帯のアマチュア無線、50MHz の E スポも強力に入感しました。
夜間は中波帯良好でした。 ローカル局は日中も、もちろん良好でした。
FM ラジオはプリアンプなしですが、屋外アンテナとして良好でした。