2005年11月6日、
トレージャーファクトリー越谷店
で SONY ICF-9740 の中古をゲットしました。
6ヵ月中古保証付きで税込1,998円でした。
外見がクラシカルなアナログダイヤルの FM/AM ホームラジオです。
私が一番重要視する外観ですが、ピカピカの新品同様でキズもありません。
持ち帰り、OAクリーナーで清掃後、木製キャビネットにワックスがけしたので、超ピカピカになりました。
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音質がとっても素晴らしいです。
作られた音ですが高音/低音ともよく出ます。
聴き疲れしない音です。
(安物のマイクロコンポよりも良い音がします。)
これは 16cm スピーカーと余裕のある 2W 出力が効いていると思います。
SONY はこの辺りの音作りが上手いです。
擬似 Hi-Fi とでも言うか。
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16cm の大口径スピーカーはロクハンとも言い、オーディオ的にはシングルスピーカーでは一番バランスが良いです。
よって、ラジオと思えないダイナミックなサウンドが聞こえます。
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音質調整ツマミとは別に「ラウドネス」スイッチがあります。
夜に静かに聴く時は ON にしたほうが耳に心地よいです。
私は常時 ON で使っています。
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感度は普通以上です。
高感度ではありませんがローカル局を普通に聴く分には何の問題もありません。
自宅(埼玉越谷)では AM は全局、FM もほとんどアンテナなしで受信できています。
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チューニングは AFC が効いているのか、アナログにも関わらず快適です。
ダイヤルメモリと周波数がよく合っています。
FM はリニアスケールで AM もリニアに近いです。
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電源はホームラジオなので AC100V だけです。
当たり前ですが電池不要で経済的です。
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発売開始は1981年7月21日ですが、つい最近まで生産が続けられたロングラン機種です。
この間に外観は同じですが、内部の回路や基板は何度も設計変更されました。
私が入手したのは FM/AM 受信用1チップ IC を使っているので1990年代後期型だと思います。
クラシカルな外観とは違って、内部は割と新しいテクノジーを使っています。
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いつの間にか生産中止になって惜しいです。
現在でも十分一級の性能です。
まさにホームラジオです。
ずっと探し続けていましたが、やっと入手できました。
満足できる逸品です。
主な仕様
・受信周波数 FM: 76〜90 MHz
AM: 530〜1605 kHz
・アンテナ FM: 外部アンテナ
AM: フェライトバーアンテナ
・スピーカー 直径16cm 丸形8Ω 3W
・実用最大出力 2W(JEITA/DC)
・電源 AC100V(50Hz/60Hz)
・消費電力 9W
・最大外形寸法 330(W)×232(H)×136(D)mm
・質量 約2.2kg
・発売開始 1981年7月21日
・定価 10,800円(税抜)