ロッキーメモリーをゲット!
2015年12月8日、ロッキーメモリー 2GB をアキバの
tokka バザール
2号店で2個・税込900円で購入しました。
1個あたり税込450円となります。
これで安心! 暗証番号を設定可能な USB メモリー
を見ると、2009年2月にロッキーメモリー 4GB が 3,480円で売られていたらしい。
これから推定すると、2GB は当時1,800〜2,000円くらいが実売価格だっと思われます。
製造元は韓国の [White Cloud 社] で、販売元は [株式会社ヒフミ物産] ですが、どちらのウェブページも消滅しています。
おそらく両社とも倒産したのだと思います。
だから・・・安い!
日本語では同じ「ロッキー」ですが、こちらは Locky で、ボクシングは Rocky です。
スペルが違います。
写真から判るように、正面には [10キー] [LED ランプ]、サイドには [Enter] [Cancel] ボタンがあります。
キャップを外すと USB コネクタがあります。
そうです ・・・ この USB メモリは
ハードロック・セキュリティ機能
を備えた
素晴らしい製品
なのです!!!
メーカによると「Samsung 製フラッシュメモリと日本製スイッチを使った高信頼性を誇る設計」らしいです。
使用方法 ・・・ 説明書のほぼコピペ (スタコラ細胞はありますぅ)
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暗証番号の設定方法
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テンキーは押すのではなくてスライド式です。
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まず、すべてのテンキーを中央に寄せておきます。
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ご自分で4桁の暗証番号を決め、その数字のキーだけを両サイドに (左の列の数字は左に、右の列は右に) スライドさせます。
※重複する数字は暗証番号に設定できませんのでご注意ください。(例:1199、2233 等)
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製品の USB コネクタを、起動させておいたパソコンの USB ポートに差し込みます。
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製品本体の赤ランプが点灯したら、本体側面の [Enter] ボタンを押します。
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緑のランプが点灯したら、これで設定完了です。
暗証番号の設定が完了しておれば、USB メモリは通常通り使用可能です。
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通常の使用方法
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USB メモリは、設定した4桁の暗証番号に合わせてからご使用ください。
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使用後は、暗証番号を他人に知られないようテンキーを中央に戻しておいてください。
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暗証番号の消去方法
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まず、既に設定されている4桁の暗証番号に合わせます。
※既に設定してある暗証番号がわからない場合、以下の操作はできませんのでご注意ください。
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製品の USB コネクタを、起動させておいたパソコンの USB ポートに差し込みます。
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差し込んだまま、本体側面の [Cancel] ボタンを短く押します。
これで暗証番号は消去されました。
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USB メモリを使うには、暗証番号を設定してからご使用ください。
使ってみました
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暗証番号を設定してしまえば、通常の USB メモリと同じです。
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ハーウェアセキュリティなので、汎用性があります。
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ユーティリティソフトを起動してロック解除する方式では、そのユーティリティソフトの実行環境でしか使えません。
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本機はハーウェアセキュリティなので、MAC でも UNIX でも Linux でも使えます。
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メモリ容量は 2GB しかありませんが、パスワード管理などには十分過ぎです。
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Stick Office
ソフトはレジストリを使わず軽いので、これを使えばパスワード管理やお小遣い管理がお手軽にできます。
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テキストエディタの
TeraPad
や画像エディタの
JTrim
もレジストリを使わず軽いのでお奨めです。
他人のパソコンを借りた時に、編集系ソフトが入ってなくて苦労することがあります。
セキュリティの強度について
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店頭でこの製品を初めて見た時は、10キーで4桁の暗証番号だったら十分使えると思いました。
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だって、組み合わせは 5,040 通りもあるのですから ・・・
10P4 = 10×9×8×7 = 5,040
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ところが自宅に持ち帰って、よくよく考えると ・・・
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基数10個から4個を取り出す組み合わせにしかならない! ・・・
10C4 = (10×9×8×7)÷(1×2×3×4) = 210
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ありゃりゃ ・・・ 210通りしかないぞぅ〜
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1通り試すのに10秒かかるとすると、10秒×210 = 2,100秒 = 35分 で全ての組み合わせを試せてしまう。
平均18分くらいで解析されてしまう。
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結論
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セキュリティ強度は
無いよりはマシ
レベルでした。
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先の計算は、暗証番号が4桁であることを知っている前提での組み合わせでした。
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ところが、この USB メモリを拾った
犯罪者は桁数を知らない
訳で、こう考えると組み合わせは 1,024通りとなってややマシになります。
10C0+10C1+10C2+10C3+10C4+10C5+10C6+10C7+10C8+10C9+10C10
= 1+10+45+120+210+252+210+120+45+10+1 = 1,024
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いずれにしても、話題性のある楽しい製品ですが
ジョーク製品
の範疇でしょう。