ADDZEST MTA7200 をゲット
2004年9月25日、
HARD-OFF 越谷花田店
へ行ったらジャンクコーナーで
Clarion ADDZEST
MTA7200 の綺麗な中古が税込4,200円でした。
カーナビかカーAV用の LCDモニタです。
スペックが全然判らないのでリスクが高いと思いましたが、綺麗さに負けて買ってしまいました。
- 6インチ TFT LCD モニタ
- アスペクト比 4:3
- 前面に「BRIGHT」「HUE」「COLOR」「DIMMER」ボリューム
- 前面に「POWER」「DIMMER」スイッチ
- 背面に「MON/TUNER」切換スイッチ
- 背面に「ミニDIN 6P のような」「DIP 8P」コネクタ
- 底面にカメラの三脚と同径のネジ穴がある。
この画像はハメ込みではありません。
実写です。
実画像はもっと綺麗です。
ADDZEST MTA7200 を実用化
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ADDZEST MTA7200 をキーに電網検索しましたが有効な情報がありませんでした。
おそらく相当古い機種だと思われます。
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分解して基板のモードを調査した結果、「ミニDIN 6P のような」コネクタのピンアサインが右図のように判明しました。
GND が2つありますが、2PIN は信号GND、6PIN は電源GND です。
このコネクタ、ミニDIN のような形をしていますが微妙に形状が違うのです。
電網検索の結果、
ホシデン
の TCP6160-01 プラグが適合すると思います。
ワンタッチロック付きミニDIN モドキコネクタです。
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アキバ中を探しましたが、ホシデンのコネクタを取り扱っている店がありません。
このため、基板のモードにワイヤを半田付けしてケース隙間から引き出し、DC ジャックと Video RCA ジャックを取り付けました。
実用的には、これで何らの問題はないです。
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Video 信号の規格が NTSC のコンポジットで内心ホッとしました。
車載用のモニタの規格には 15KHz 系アナログ RGB もあるのです。
今回買ったのはモニタだけですから、RGB だったらどうしようもないところでした。
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DC ジャックには 12V 1A スイッチングACアダプタを、Video RCA ジャックにはフリフリDVDプレーヤー EG-DVDP2200C のコンポジット出力を接続したら、見事、カラー映像が出ました。
いとも簡単に使えたような記述になっていますが、実はトンデモナイです。
何にも参考情報がないので、全て基板のモードから追っている訳で、使えるようになるには丸1日費やしました。
まあ、これが楽しみなのですが・・・。
ADDZEST MTA7200 を評価
DVD ソフトの「gimme some truth : the making John Lennon's Imagine album」を視聴しながら、このレポートを書いています。
DVDながら
はとってもイイです!
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MTA7200 LCDモニタはパソコンの LCDモニタの横に設置しています。
パソコン操作しながら、かつ、映像と音楽を楽しめるようになりました。
グッドです!
私は「ながら族」なのですが、
DVDながら
も面白いと思いました。
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車載用のモニタってデザインが良いので、室内で使っても格好イイです。
カメラ用のちょっと高級なミニポッドにもよく合います。
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さすが車載用のTFTモニタです。
色が綺麗です。
6インチもあると十分実用になります。
字幕もちゃんと読めます。
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TFTモジュールに「TOSHIBA TFD60W01-MM」を使っています。
これにケースを取り付けただけのような作りです。
最近の液晶テレビより視野性は悪いですが、画像の残像はほぼ無く、速い動きの画像にも追随しています。
この点はこのモニタのほうが優れています。
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ケースの作りが非常に良くて簡単に開けることができます。
メンテナンスし易いです。
ケースの内側には茶色の金属粉末の塗装がしてあって、VCCI 対策もしてあります。