NEXcell NC-20FC

放電機能付きニッケル水素電池充電器を電網検索で探していたら、唯一、 NEXcell NC-20FC だけがヒットしました。 どうも特許の関係でここ以外からは出ていないようです。 2002年7月16日に、ネット発注で「NEXcell NC-20FC 充電器 + 1800mAh 単3ニッケル水素電池×4本」を購入しました。 ネクセルジャパンの代理店で購入したので、消費税込み 3,650円でした。 現在のところ、一般店で小売されていないのでネット購入するしかありません。

ACアダプタを使うのでコンパクトというほどではありませんが、ばかデカクはないです。 ACアダプタを使う逆のメリットとして、ACアダプタの代わりに自動車のシガレットコンセントから電源供給できます。

ニッケル水素電池にもメモリー効果があり、デジカメで使っていると終電圧までにデジカメで使用不可になります。 このまま充電するとメモリー効果で使える充電パワーが減ってしまうのです。 従来はこの状態のニッケル水素電池を放電器で一旦、放電させてから充電器で充電するということが必要でした。 ところが、NEXcell NC-20FC 充電器では放電ボタンを押しておくと、放電してから充電が始まるというお手軽充電ができるのです。

この充電器はお手軽で一度使うともう他の充電器が使えなくなります。

さて、 世界初!!!メロディーが鳴って完了を知らせてくれる機能 ですが、普通電池の充電って寝る前にセットすることが多いですよね。 こうしてスヤスヤ寝ていると、真夜中に突然 不気味な怪しい音 で起きてしまいました。 NEXcell NC-20FC が鳴っていたのです。 曲はよく聞いてみると「It's a small world」なんですが、調子外れで音程もおかしい・・・まるでゲゲゲの鬼太郎の音楽みたい。
・・・でメロディは期待しないほうが良いです。

大電流でニッケル水素電池を使うとメモリ効果が出るのは、終電圧(1.0V)まで使い切らないからです。 デジカメは一瞬では数A 流れることもあります。 こうなると内部抵抗や電池ホルダーの接触抵抗が無視できなくなります。 これらの抵抗のために電圧降下がおこり、終電圧以前に使えなくなるのです。 100mA 程度までの利用なら、これらの抵抗が無視できるので終電圧まで使い切れます。

あと、アルカリ電池ではなくニッケル水素電池を使うメリットに、低温度特性があります。 アルカリ電池では -20℃ ではほとんど使い物にならなくなりますが、ニッケル水素電池では 20℃ の時の 85% 程度の出力が期待できます。



最近、とても重大な事に気がつきました。 <結論>
ニッケル水素電池充電池は使ったかどうかに関わらず、毎週1回金曜日の夜にNC-20FCで放電→充電しよう!!!
こんなこと、放電機能付きのNC-20FCでないと面倒でやっておれないですよね。 NC-20FCエライ!!!