09-Dec-1996
日立市の環境もISDNにしました

日立市の環境にISDNが開通しました。ピーギャラギャラが無くなったので 、ちょっと勝手が違う。
電話回線をISDNにしたので、工事に立ち会っていました。
  1. まず、NTTの人がMDFの所で何やら配線変えをやっていました。ここは外 なのでよく見ませんでした。

  2. 次にNTTの人がモジュラジャックを取り替えました。アナログの場合の端末 側コンデンサというのは、ここに付いているそうです。外観ではコンデンサが 付いているかどうか判らないので無条件で交換しているそうです。

  3. 私が準備したDSU付きTAを配線。これは私がやりました。アナログポート につないだFAXの受話器を上げると発信音が聞こえました。 ダイヤリング...アリャー全然かからないよ。

  4. NTTの人「MJ〜TA(DSU)のケーブルがクロスしていますね。」 ということで、私がクロスしていないケーブルと交換しました。
    なぜ私がやる???
    電話工事代を安く済ませるために、MJ以降は私の工事担当だからです。 結果、これでも3と同じ状況で変わりませんでした。

  5. NTTの人が久慈浜局へ携帯電話で連絡。「お前、配線間違ってないだろな。 」こんな会話がしばらく続いて、ヤッパリあっているとの結論。この間30分 くらい。

  6. NTTの人が日立局へ携帯電話で連絡。「そちらの接続あっているでしょうか ?」今度はやけに親切な聞き方でした。こんな会話がしばらく続いて、ヤッパ リあっているとの結論。

  7. ここでNTTの人は焦り始めました。やっと、回線チェッカーとDSUとS− 1000(デジタル電話)を車から持ってきました。ニャロメー、最初からこ のようにキチンとチェックしろ!...と心の中で思いました。客の機器で試 験するなんて...。結論、どうしても発信と受信ができない。すなわち何に もできないと言うこと。NTTの人は頭をかかえていました。

  8. 日立局からNTTの人へ連絡が入りました。しばらく話した後、再試験すると 今までの現象がウソのようになくなり、発信/受信いずれもOKとなりました。 どうも日立局側の交換機の設定が誤っていたようです。最近では交換機と言っ てもコンピュータですから、どうもこれへの設定が誤っていたようです。

  9. 私はISDN64kbps/38.4kbpsでインターネットプロバイダへ 接続して試験。OKでした。
結局2時間ほどかかってやっと工事は終わりました。

MJ以降は客工事で、既存のアナログ回線をISDN回線への転換ということ で、工事費の明細は以下でした。
 交換設備工事  1000円
 基本工事費    1000円
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         合計  2000円
月々の基本料金は2830円です。 今までは「基本料金1600円+プッシュ契約390円=合計1990円」だ ったので840円上がっただけです。なお、ISDNのアナログポートは基本 的にプッシュ仕様なので、プッシュ契約は不要(基本料金に含まれている。) です。

これで「Bチャンネルx2+Dチャンネルx1」になるのですから、やっぱり ISDNのほうが得と思います。

NTTの工事の人に「ISDN工事は多いですか?」と聞いたところ、「もう 毎日予定がギッシリ入っていて、毎日残業やってます。」とのことでした。