11-Apr-1997
COMDEX.Japanより

COMDEX.Japan97が幕張メッセで開催されました。 私は4月11日に行きました。

会場の様子です。午前中は空いていましたが午後になってコミコミになってきました。



今回のCOMDEXはデジカメ・ショーかと思うくらいデジタル・スチル・カメラの展示が多かったです。

富士フィルムDS−10 ¥39,800
35万画素,ストロボ付き,単3電池x2本,光学ファインダー
一緒にスマートメディア(フラッシュメモリ)を3.5"フロッピ型アダプタに実装し、これをパソコンのフロッピドライブにつっこんで読み出すことができるアダプタが展示されていました。 価格は1万円以下の見込みとのことです。

富士フィルムDS−300 ¥248,000
140万画素,6倍ズーム,オートフォーカス&オートストロボ,マグネシウム合金ボディ
格好は私が好きな6x4.5版の中型カメラくらいで、ガッシリしています。 持った感じは軽すぎる感じがします。 中型カメラ程度のズッシリした重さがほしい。 実際に写してプリントしてもらいました。(被写体は私です。) 精悍な私の顔が見事に再現されました。 髪の毛一本一本が見分けられます。 これなら普通の光学カメラの写真と変わらない。 ほしいですがお値段が...。 これでもプロユースでは画期的な低価格ということだそうです。

松下COOL SHOT ¥49,800
36万画素,厚みがなんと21mm,光学ファインダー
感じは昔はやったミノックスのスパイカメラみたいです。 小さいのがトリエです。

松下COOL SHOT2 ¥69,800
35万画素,90x50x32mm,158g,1.8"TFTモニタ
液晶ミニタ付きで世界最小とのことです。

NEC Picona ¥69,800
35万画素,28x74x102mm,185g,1.8"TFTモニタ
NECにしては珍しくデザインが良いです。 小さくて軽いです。 実際に操作した感触では安物の感じがします。 こっちも世界最小と言っている、どちらが本当の世界最小なんだろう?

コダックDC120 ¥124,800
120万画素,3倍ズーム,オートフォーカス,光学ファインダー&1.6"LCDモニタ,ストロボ
すごくイイ!!! 手に持った時のガッシリ感あります。 デザインからみてカメラ自体はチノンが作っていると思います。 私が持っているチノンのオートズーム&オートフォーカス&オートストロボのカメラと格好がよく似ています。 このオートズームは被写体によりコンピュータが計算して自動的にズーミングがかかるというもので世界初で、この後出ていないので世界最後かもしれません。 話は脱線しましたが、ともかく写真を撮ると言う意味ではDC120はとても良い格好をしているのです。 たぶん、私は購入することになると思います。 秋葉原のラオックスコンピュータ館で実売99,800円でした。 コダックでは8月末まで買い替えの2万円キャッシュバックセールをやっているので、実質的に79,800円で買えます。 スペック上の注意ですが、コダックは出力解像度が120万画素(1280x960)とうたっているのであって、CCDの画素数は89万画素(900x989)です。 このスペックから見て、たぶん長方形CCDを使っていると思います。 コダックは色処理のノウハウ(アルゴリズム)が抜群のため、高解像度で色乗りの良い画質が期待できます。 絶対買いと思います。

展示会で戦利品をせしめました。 CD−ROM4枚,チョコレート,メモ帳,ボールペン3本,MACソフト,シールでした。



ともかく一日中歩き回ってクタクタになりました。 帰りは乾杯して疲れを癒しました。 来年は1998年4月6〜9日に開催されるそうです。 「See you next year」と表示板が掲示していました。