PC-EPhoneUの不思議

私が入手した PC-EPhoneUは明らかに韓国仕様ハード(その証拠に LG Telecom の CDMA2000 の携帯電話が内臓されている。)に、日本仕様ソフト(その証拠に ATOK が ROM に組み込まれている。)を組み込んだものです。

韓国仕様のページによると「RAM 64MB, ROM 32MB Flash」と書かれています。
http://www.cb.co.kr/products/pc_ephone_ii/spec.html

日本仕様のページによると「32MB(ROM) 32MB(RAM)」と書かれています。
http://www.cyberbank.co.jp/products/pcephoneII/spec.html

すなわち、私の PC-EPhoneUには RAMが 64MB搭載されている可能性がある訳です。 ところが Windows-CE3.0の「システム」で確認すると RAM 32MB になっています。 きっと日本語仕様の Windows-CE3.0をフラッシュROMに書き込んだためと思われます。

!!!この差が非常に気になります!!!

ひょっとしてレジストリ辺りを弄ると RAM 64MB にならないだろうか?と頭をひねっています。



PC-EPhoneUの「マイコンピュータ」を開くと「IPSM」という「取り外し可能なメモリカード」というフォルダが見えます。 容量は 5.6MBあります。 CFメモリカードを実装した時に表示される「メモリカード」フォルダとは明らかに違います。 試しに「IPSM」フォルダにデータを書き込んでみたら、ちゃんと読み書きできました。

そのうちアプリケーションソフトを入れて試したいと思います。 5.6MBあると本当に助かります。

2003年9月1日、Kさんより情報をいただきました。
日本語のマニュアルによりますと、IPSMとは本体内にある不揮発性メモリーで電池がなくなっても消えないメモリーだとのことです。 重要なデータなどを退避しておくのに使用してくださいとのことでした。 ただし、速度は遅いのでバックアップ用に、とのことです。
ですから、IPSM は自由に使っても構わないようです。