1998年6月27日に、京セラのPHS「PS-901」を入手しました。
近くの「ノジマ電気越谷店」で 1,800円で買いました。
そして 1998年10月15日に秋葉原のコミュニケーションプラザで解約しました。
製造メーカは京セラで、オシャレな感じです。
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感度はかなり良いと思います。
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機能は使い易くまとめられています。
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電話帳への登録は実に簡単で、入力すると名前の「数字」「アルファベット」「カタカナ」の順に自動ソートされます。
電話帳の順番を自由に決められるPHSより、こっちのほうが私好みです。
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カレンダ時計機能付きなので、出られなかったコールがいつだったか確認できて便利です。
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珍しくアンテナが伸ばせるのでマニアックです。
こういうのはたまらなく好きです。
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期待の電測モードはまだ見つかっていません。
京セラPS−901を使っていて意外な便利さを知りました。
以前使っていた東芝DL−26PにしてもGENIOにしてもPメールの操作が非常に面倒で全く使っていませんでした。
ところが今回のPS−901は「Pメール」ボタンというのがあって、このボタンを軽く押すと送信Pメールの作成と送信ができます。
このボタンを少し長く押すと受信Pメールが表示されます。
この操作性であればPメールをジャンジャン使えそうです。
実際に使ってみたところ、Pメールの送受信が非常に楽でした。
女子高生で流行っている理由がわかります。
Pメール送信ではつながったとたん「ピー」と音がしてすぐに切れてしまいます。
これで送信できているのです。
DDIPの料金体系と照らし合わせて10秒以内の接続はPHS特有の10円/円の接続料が不要で、かつ全国どこでも10円で良いのです。
Pメールは10円メールですね。
面白い機能を見つけました。
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ただベル
文字通り、只で文字メールを送る機能です。
PHSはISDNにつながっていることから、ダイヤリングする際にサブアドレスを電話番号にくっつけて送ることができます。
これを利用してこのサブアドレスに文字コードを乗せるのです。
Pメールも実はサブアドレスに文字コードを乗せています。
この機能はカシオ端末では「テレメール」と言って従来からありました。
PS−901においては京セラ端末初「P's(ピーズ)ネーム機能」としてサポートされました。
<使い方>
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「機能」ボタンを1秒以上押してから「Pメール」ボタンを押します。
そうすると「ピーズネームキノウ」と表示されます。
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「1」を押すと「送信設定」できます。
ピーズネームを使う時は「ON」に設定します。
ピーズネーム機能を使い終わったら「OFF」に戻すことをおすすめします。
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「2」を押すと「ネーム編集」できます。
これは送信するメールを編集する機能です。
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「3」を押すと「受信ネーム」を確認できます。
これは受信したメールを確認する機能です。
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「ただベル」の原理詳細及び使い方等については
タダベルのお部屋というページが詳しいです。
参考にしてください。
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ただPメール
文字通り、只でPメールを送ります。
通常のPメールを送る手順でよいのですが、ダイヤリングして「ピポッ」と音がする直前で回線OFFボタンを押すのです。
この直前のタイミングがむつかしいのですが、ストップウォッチで計測したところ、6秒ピッタリとすると良いようです。
これでかけたほうには電話代がかからず、受けたほうには通常のPメール受信ができるようです。
欠点は相手が受信できたかどうかわからないこと。
しかし、これも「ただPメール」する前に通常のダイヤリングだけして、つながるかどうか確認してから「ただPメール」すれば良いと思います。
10円を稼ぐためにはこれくらいの努力は必要です。
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ベスポジ機能
ケンウッドの端末ISD−P47に「ベスポジ」(ベスト・ポジション)機能というのがあります。
この機能を動作させると基地局サーチを最初からやり直して電波状態がベストな基地局を見つけます。
これと同じ機能をPS−901でできます。
方法は「機能」「1」「機能」とボタンを押すのです。