SONY PSP-3000PB

SONY PSP-3000PB

SONY PSP-3000PB をゲット！

2009年2月13日にピアノブラック色の SONY PSP-3000PB をアキバのヨドバシカメラで、 EM 契約キャンペーンということで 0円でゲット！ しました。

前々からこの PSP が欲しいと思っていました。ゲームをしたいのではなく、電網の PSP 情報で話題になっていたインターネットラジオ機能を使ってみたかったのです。

ともかく PSP を触るのが初めてなので、ワクワク・・・

(注) PSP - プレイ・ステーション・ポータブル

全体的に

使ったのは、インターネットブラウザとインターネットラジオだけです。ゲーム機としての評価はその道の達人にお願いします。同様に PSP がデジタルラジオ対応したら、また再評価したいと思います。
- 作りは大変良いです。ピアノブラックの筐体は漆塗りのような輝きで質感は高いです。
- 液晶パネルはクッキリ・ハッキリですごく綺麗です。
- IEEE802.11b の W-Fi 内臓で、設定を済ませるとすぐに「インターネットブラウザ」が動作します。動作は軽快です。
- 購入時のシステムソフトウェアは「バージョン 4.21」でした。これをネットワークアップデートすると「バージョン 5.03」になりました。メチャメチャ進みました。いったい何が変わったのだろう？？？
セットされた品物です
- 本体＋リチウム充電池＋AC アダプタ＋電源コードで全てです。
- 別売ですが、絶対必要になるのが MS PRO DUO (メモリースティック PRO デュオ) です。これがないと、ファームウェアの更新や追加ソフトがインストールできません。私は純正の SONY MS PRO DUO 2GB を実装しました。 SD カードと比べると MS PRO DUO は高価ですね。 2009年2月時点で 2GB SD カードが500円程度に対して SONY MS PRO DUO は2,000円もします。
- あと欲しくなるのが携帯に使うソフトケースです。ストラップも欲しい。私は SONY 純正品を別途購入しました。

インターネットブラウザを使う

ブラウザには株式会社 ACCESS の NetFront が採用されています。モバイルマシン（携帯電話など）では定番の優秀なブラウザです。
右のような画面が表示されます。この表示は [△] ボタンを押して半透明な上下のメニューバーを表示させたものです。以下のように機能は多いです。
- ブックマークの保存
- 文字サイズの変更
- 表示文字コードの変更
- 履歴の表示
- JavaScript に対応
- プロキシサーバの利用
- ファイルのアップロード、ダウンロード
- Flash コンテンツの表示
- タブブラウズ機能
ポインタの移動はアナログパッドで操作します。直接的ではないので、ちょっとイラつくかも。
ページ上の画像や動画、音楽もダウンロード可能です。データはすべて MS PRO DUO に保存されます。
[赤] [青] [橙] の3つのタブがあり、同時に3つのページにアクセスできます。
- タブの切り替えは、[□] ボタンを押しながら [L] ボタンおよび [R] ボタンで行います。
- [□] ボタンを押している間、画面上部にそれぞれのタブを表すバーが表示され、現在どのタブを表示しているか、それぞれのタブの読み込み状況が表示されます。
ブラウジング時のデータの管理は全てメインメモリ上で行われているため、画像の多いサイトでは「メモリ不足」で完全に表示できないこともあります。仕様と思って諦めましょう。

インターネットラジオを使う

pspRX-100
- SINPO55555 さんの pspRX-100 のページよりダウンロードできます。
- 放送局名、現在流れている曲名、アーティスト、アルバムジャケット写真、ピークホールド機能付きオーディオレベルメータなどが表示されて見ていて楽しいです。
- SHOUTcast とねとらじの両方に対応しています。特に「ねとらじ」は livedoor が主催していてタイトルが日本語で判りやすいし、日本の曲を聴くには適しています。
- 私は長年のインターネットラジオのユーザなので、好みの放送局がどこにあるか判っています。 pspRX-100 では聴きたい放送局をすぐに見つけることができ、私の要求を満たします。
- 放送局のプリセットが履歴という形で実現できています。
  - プリセットができると使い勝手が非常に良くなります。
  - 履歴で放送局選択というのは正解です。何よりイイのが、プリセットしているという感覚なしに履歴に残る点です。
  - 履歴は最近に聴いた放送局をトップにして表示されます。
  - 履歴は編集できます。（不要な放送局履歴を消してよく聴く局だけにできる。）
- 放送局を選択してから音が出るまでの時間が早いです。イライラしないです。
- 秀作ソフトだと思います。とても使いやすく動作も速いので 超お奨め です。
Internet Radio Player Ⅰ / Internet Radio Player Ⅱ
- pspRX-100 に比べるとかなり見劣りしますが、SONY 標準のラジオプレーヤということで試してみました。 SONY のライブラリに登録されています。
  - [Internet Radio Player Ⅰ] で SHOUTcast の提供する放送局を聴くことができます。
  - [Internet Radio Player Ⅱ] で icecast の提供する放送局を聴くことができます。
- ラジオプレーヤをインストールします
  1. [ネットワーク]→[インターネットラジオ]→[インターネットラジオについて]→[インターネットラジオプレイヤーを登録する] と選択します。
  2. 説明文章中に [Internet Radio Player Ⅰ] と [Internet Radio Player Ⅱ] のラジオプレーヤがあります。どちらかを指定して [契約に同意する] を選ぶと MS PRO DUO に保存されます。保存は一瞬で終わり、本当にインストールされたか不安になります。アプリケーションソフトサイズが余程小さいのでしょう。
  3. 以上でラジオプレーヤのイントール完了です。
- [Internet Radio Player Ⅰ] を使う
  1. [ネットワーク]→[インターネットラジオ]→[Internet Radio Player Ⅰ] と選択します。
  2. 起動する際にプラグインを実行するか聞いてきますので [はい] を選びます。
  3. 起動すると右の画面が表示され、どこかの放送局につながって音が流れてきます。
    - 放送局につながるまでは「ザー」というようなチューニングノイズの擬似音が流れます。芸が細かいです。
    - 右のような綺麗な画面表示になるまで少々かかります。起動の度に、画面構成要素をネットからダウンロードしてくるようです。それでソフトサイズが小さいのだと思います。
  4. カーソルを下方に移動させていくと右の画面が出ます。ジャンル別に放送局を分類してメニュー化されています。
  5. ジャンルを選ぶと、関連の放送局だけが受信されます。
    - 放送局につながるまではモールス信号のような擬似音が流れます。芸が細かいです。
- 困ること
  - 流れている放送局名が判らない。
    （pspRX-100 では放送局名、ストリーミングレートなどが一目で判ります。）
  - 好みの放送局をプリセットする機能がない。
    （pspRX-100 では履歴でプリセット同様の操作が可能です。）
- [Internet Radio Player Ⅱ] も [Internet Radio Player Ⅰ] と画面および操作がほぼ同じです。

スピーカ付きクレードル

PSP 本体で聴くインターネットラジオの音質
- 音は、蚊が頑張って鳴くような薄い音です。低音がまるで出ていない。まあ、この大きさと薄さですからね・・・
- やはり小型ラジオ並みの音です。ステレオ感はあります。
それではと、PSP 本体のヘッドホン端子からステレオアンプにつないでみました。
- PSP からの出力レベルがかなり低く、実用性がありませんでした。
- 音も何だか変です。高域の伸びが足りません。
1 と 2 を解決するには、スピーカ付きクレードルを使うのが手っ取り早いです。 Hais HS-P-399 という写真のようなクレードルを買いました。税込2,800円でした。
- SONY 純正クレードルにはスピーカは内臓されていないので、スピーカを望むなら、このようなサードパーティ製品から選ぶことになります。
- 作りやプラスチックの材質、デザインは合格です。
- 机の上に置いてちょうどよい角度に PSP が設置できます。
- クレードルの電源には PSP 付属の AC アダプタの DC 出力をそのまま使います。単4乾電池×4本を実装できるようになっており、電池駆動も可能です。
- PSP 本体の充電機能があります。
- リモコンが付属しており、音量などの操作がリモコンからできます。
- リア側には写真のように、オーディオ出力、Video 出力、コンポーネント出力端子などが出ており、ステレオアンプやテレビなどと接続するのが楽です。同じような接続は SONY 純正ケーブルを使ってもできますが、純正ケーブルの値段でこのクレードルが買えてしまいます。
- 電源ボタン ON とするとスピーカから音が出るようになります。
  - 電源 ON 時はクレードル手前の半透明プラスチックの部分がブルーに輝き、怪しい雰囲気です。
  - 電源 ON でリモコンも同時に使えるようになります。
  - 電源ボタンはクレードル内蔵アンプを ON/OFF する機能のようです。
    - 外部オーディオ端子の出力は電源ボタンの ON/OFF 関係なしに出力されています。（たぶん映像出力も。） AC アダプタを抜いても同様です。
    - PSP 本体の充電機能も電源ボタンの ON/OFF 関係なしに、AC アダプタが接続されていれば有効です。
  - 電源ボタン ON とした直後のスピーカ音量は最大になるようです。大急ぎでリモコンで音量を絞ることになります。これが欠点です。
- 外部出力切替ボタンで、映像のコンポジット出力／コンポーネント出力が切り換わります。オーディオ出力には無関係です。
クレードルを使用した場合の音質
- クレードル内蔵スピーカでの音質は、PSP 本体の音よりはかなりマシです。安っぽい音には変わりはありませんが、普通のラジオの音質という感じです。
- クレードル経由ステレオアンプに接続してオーディオ機器としての音質は、Very Good! です。オーディオコンポーネントとしての質を感じます。
- クレードルの導入で音質は大きく向上します。導入成功です。

仕様

ドキュメント
- クイックリファレンス
- 使用上のご注意／故障かな？と思ったら
オンライン情報
- ユーザーズガイド (オンラインマニュアル)
- サポートページ
- アップデート
- アンケート

仕様

項目	仕様
CPU	PSP CPU (動作周波数1～333MHz)
メインメモリ	64MB
ディスプレイ	4.3インチ 16:9ワイドスクリーン TFT 液晶 480 x 272ピクセル 1,677万色
サウンド	ステレオスピーカ内臓
主な I/O	ワイヤレス LAN (IEEE 802.11b 準拠) (Wi-Fi) High Speed USB (USB2.0準拠) (mini-B) メモリースティック PRO デュオアナログビデオアウトマイク
主な端子	DC IN 5V 端子 DC OUT 端子ビデオ/ヘッドホン/マイク端子 USB 端子メモリースティックデュオスロット
キー・スイッチ類	方向キー (上下左右)、アナログパッド ×1 △、○、×、□ボタン、L、R ボタン ×1 START、SELECT、PS ボタン ×1 POWER/HOLD スイッチ ×1 ワイヤレス LAN (ON/OFF) スイッチ ×1 ディスプレイ、サウンド、音量＋/－ボタン ×1
電源	専用リチウムイオンバッテリーパック外部 AC アダプタ USB 充電
内蔵ドライブ	再生専用 UMD ドライブ
対応プロファイル	PSP (PlayStationPortable) Game UMD Video
アクセスコントロール	リージョンコード視聴年齢制限 (パレンタルロック)
ワイヤレス通信機能	インフラストラクチャーモードアドホックモード (最大16台同時接続)
サイズ	約169.4(W)×18.6(H)×71.4(D)mm (最大突起部除く)
質量	約189g (バッテリ含む)
対応コーデック
ビデオ	メモリースティックビデオフォーマット・MPEG-4 Simple Profile (AAC) ・H.264/MPEG-4 AVC Main Profile (AAC) MPEG4 ・MPEG-4 Simple Profile (AAC) ・H.264/MPEG-4 AVC Main Profile (CABAC) (AAC) および Baseline Profile (AAC) AVI ・Motion JPEG (Linear PCM) ・Motion JPEG (μ-Law)
ミュージック	メモリースティックオーディオフォーマット・ATRAC3 ・ATRAC3plus ・MP3 MP3 (MPEG-1/2 Audio Layer3) MP4 (MPEG-4 AAC) WAVE (Linear PCM) WMA (Windows MediaR Audio 9 Standard のみ)
フォト	JPEG (DCF2.0/Exif2.21準拠) TIFF BMP GIF PNG
その他
発売日	2008年10月16日
定価	19,800円
同梱品	・ACアダプター・バッテリーパック (1200mAh)