YAMAHA RTA54i

YAMAHA RTA54i をゲット!

2004年11月19日、 YAMAHA RT54i という ISDN/BBルータの中古を HARD-OFF 越谷花田店 で税込3,150円で買いました。 その後、2004年12月2日にもう1台ヤフオクで税込220円で入手しました。

その昔は3万円を超えていたルーターですが、基本はISDNルーターと言うこともあり、今や10分の1以下の下落です。 でも、ヤマハのルーターは昔から作りが良くてちゃんとした機能を豊富に持っているのです。 ルーターらしいルーターです。

RTA54i のスループットが低いのを承知すれば、ルーターとしては抜群の高性能です。 例えば IPフィルタ・フォワードの設定では WAN側、LAN側個別に設定でき、スタティックとダイナミックに分けて設定可能です。 あまりにも高機能すぎて使いこなしが大変です。 マニアやプロ向けになっています。 Telnetでの設定では、ほとんど設定できない項目は見当たらないほどです。 ヤマハのルーターは中古市場でも値段が高目なのは納得できます。 RTA54i ではこのような高性能のフィルタリングをかけても、スループットは7Mbps近くあるので、ADSL の人にもお奨めできます。



RTA54i に SIPphoneサーバー情報を設定

  1. まず、購入時はファームウェアのバージョンが Rev.4.03.12 だったので、これを Rev.4.05.15 にアップグレードしました。 アップグレードすることで、SIP電話機能がアドオンされます。

  2. BBルーター MN8300 の下に、この RTA54i を接続します。 ルーター・ルーター構成になる訳です。

  3. 以下の 4〜10項までの設定では PC を RTA54i の LAN ポートに接続して行います。 RTA54i の LAN 側のデフォールトIPアドレスは 192.168.0.1 です。

  4. 「接続設定⇒新規登録」で「CATVまたはPPPoE方式を使用しないADSL接続設定」を選択します。

  5. 「接続設定⇒イーサネットによる端末型プロバイダ接続⇒基本設定 」で WAN IPアドレスを 192.168.1.240 に固定します。 (私の場合の設定で、必須ではありません。)

  6. 「デフォルト・ゲートウェイ・アドレス」「DNSサーバアドレス」は RTA54i からインターネットアクセス可能なように設定します。 IP電話ですから、インターネットアクセスできないと電話機能は使えません。 右図は私の設定例です。 192.168.1.1 は MN8300 の LAN 側 IPアドレスです。

  7. 「ファイアウォール機能の適用」で「セキュリティレベル1:最弱(予期しない発呼)」を適用します。 よく調べていませんが、こう設定しないと「IP電話サーバ」が「接続」になりません。 RTA54i は MN8300 の LAN 内に設置しているので、セキュリティ確保は必要ありませんので、このようにしても問題はありません。

  8. 「接続設定⇒イーサネットによる端末型プロバイダ接続⇒NAT」で静的IPマスカレードを設定します。 ポート番号80を設定画面用 HTTPサーバー 192.168.0.1 に通過させる定義を追加します。 これは、RTA54i の WAN 側から設定画面を表示させるために必要な定義です。

  9. 「システム管理⇒ルータ設定」で「HTTPサーバの利用ホスト制限」「TELNETサーバの利用ホスト制限」のいずれにも「同一ネットワーク内であれば許可する」を選択します。

  10. ついでに、同じ画面にある「日付と時刻の設定」で NTP サーバーを設定しておきます。 これをやっておくと、RTA54i の時刻をインターネットから自動設定することができます。 私の例そのままに設定すればよいです。

  11. PC を元のように接続し直します。 これからは、RTA54i の設定画面は http://192.168.1.240/ で表示させることができます。 LANケーブルをいちいちつなぎ変える必要がなくなるので、便利です。

  12. 「電話設定⇒インターネット電話設定⇒IP電話サーバ」の設定を以下のようにします。 この「IP電話サーバ」の設定はいくつでも出来るようです。 ISDN が2チャンネルしかないのに対し、SIPサーバーはいくつ登録しても良いようです。 当然ですが、SIP電話番号もこの数だけ持てます。 この点はおそらく、SIPphone社が発売している SIP電話アダプタより、RTA54i のほうが使い勝手が良いです。


  13. 「電話設定⇒インターネット電話設定」で「インターネット電話機能」を「使用する」を選択します。

  14. RTA54i には複数の IP電話サーバー(SIP電話番号)を登録できるのですが、RTA54i 側から電話する時に、この IP電話サーバーを明示的に選択することができます。

  15. 以上で見事! SIPphoneサーバーに接続することができました。



RTA54i を SIPphone で使う



RTA54i の SIP syslog



SIPphoneサーバーでの管理について



LAN 内に設置した RTA54i になぜ?外部から SIP電話がかかるのか



SONY SPP-C7

2005年1月4日、 SONY SPP-C7 というワイヤレス子機付き電話機の中古ジャンク品が HARD-OFF 大井町阪急店 で税込1,890円だったので買ってみました。 相当古い電話機です。 既に SONY は電話機の製造をやめており、ある意味、貴重な電話機です。

この電話は YAMAHA RT54i に接続して IP電話端末として使います。 私の要件は「電話ダイヤリングしやすい」「ワイヤレスであること」「ワイヤレス方式はFMであること(デジタル遅延は避けたかった)」と合致します。



日立 HI-N6

2004年11月20日、RTA54i に接続する素電話(ACアダプタが要らない単純電話)が欲しくて、 HARD-OFF 越谷花田店 で調達しました。 日立 HI-N6 という機種で、税込1,050円でした。

当然、ジャンクコーナーでの中古です。 購入時に RJ11 コネクタに2ピンしか出ていないことを、しっかり確認しました。 交換機の必要なビジネスホンだとどうしようもないので。



Northern Blue NB-CID

2004年11月25日、RTA54i に接続する多機能電話が欲しくて、ヤフオクで調達しました。 Northern Blue NB-CID という機種で、税込3,880円でした。 これは新品です。

多機能と言っても、私が使うのは電話帳機能だけですが・・・