Peer IP.*||' > /root/ip_new
cmp /root/ip_new /root/ip_old > /dev/nul
if [ $? != 0 ] ; then
cp -f ip_new ip_old
wget -O - 'http://ddo.jp/dnsupdate.php?dn=(user)&pw=(password)'
fi
このスクリプトの動作説明です。
- wget で TE4121C の保守画面より現在のグローバルIPアドレスを抽出し /root/ip_new に保存する。
- cmp で以前のグローバルIPアドレス ip_old と ip_new を比較する。
- 比較結果が同じであれば、ここで終了。比較結果が異なると、ip_old = ip_new とし、wget で ddo.jp 登録のグローバルIPアドレスを更新する。
構造的には、たった3ステップしかありません。
たぶん
世界一短いスクリプト
です。
copyright (c) hirokun
です。
crontab -e で編集し、以下の行を追加します。
2,7,12,17,22,27,32,37,42,47,52,57 * * * * /root/ddoupdate.sh > /dev/null
これで毎時2,7,12,17,22,27,32,37,42,47,52,57分にこのスクリプトを実行します。
グローバルIPアドレスが変わらなかったら ddo.jp へのグローバルIPアドレスを再登録しないのですが、この状態が1ヶ月以上続くと ddo.jp より(ダイナミックDNSサービスを長期に渡って使用しなかったとして)強制退会させられるようなので、crontab -e で次の行も追加しておいたほうが良いです。
15 2 10,25 * * rm -f /root/ip_old
これは、毎月10日と25日の2時15分に ip_old ファイルを消去します。
そうすると、その次の ddoupdate.sh スクリプト実行時(2時17分になります。)に強制的にグローバルIPアドレスを再登録します。
root宛メールの設定
「おうちインターネットサーバー」も現在、常時オンラインになっています。
オンラインにしながら設定ファイル確認というのは心苦しいのですが、ともかく WEBくんには詳細設定表というのがないのです。
ですから、今までの経験を基に調査して設定とならざるを得ません。
root関係のメッセージポスト先を調べてみました。
<qmail関係>
# ll /var/qmail/alias -a
total 9
drwxr-sr-x 3 alias qmail 1024 Mar 6 14:14 .
drwxr-xr-x 8 root qmail 1024 Mar 6 14:16 ..
-rw------- 1 alias qmail 11 Oct 13 16:10 .qmail
-rw-r--r-- 1 root qmail 6 Oct 14 15:01 .qmail-daemon
-rw-r--r-- 1 root qmail 6 Oct 14 15:01 .qmail-mailer-daemon
-rw-r--r-- 1 root qmail 6 Oct 14 15:01 .qmail-postmaster
-rw-r--r-- 1 root qmail 22 Mar 6 14:14 .qmail-root
-rw-r--r-- 1 root qmail 6 Oct 14 15:01 .qmail-webmaster
drwx--S--- 5 alias qmail 1024 Oct 13 16:07 Maildir
# cat /var/qmail/alias/.qmail
./Maildir/
# cat /var/qmail/alias/.qmail-daemon
&root
# cat /var/qmail/alias/.qmail-mailer-daemon
&root
# cat /var/qmail/alias/.qmail-postmaster
&root
# cat /var/qmail/alias/.qmail-root
&postmaster@localhost
# cat /var/qmail/alias/.qmail-webmaster
&root
<apache関係>
# cat /etc/httpd/conf/httpd.conf
(省略)
ServerAdmin root@localhost
(省略)
結果、全て root宛にメールが行くようです。
よって、/root/.qmail ファイルを作成し、内容を以下としました。
# cat /root/.qmail
&taro
これで、全システムメールが [email protected] に配信されます。
「おうちインターネットサーバー」のチェック方法
英語翻訳サイトは「おうちインターネットサーバー」のチェックに使えるというお話です。
「おうちインターネットサーバー」を LAN内に構築して、同じ LAN内のパソコンのブラウザから
http://kitaguchi.ddo.jp/
とやると、TE4121Cの保守画面をアクセスしてしまいます。
http://192.168.1.200/
とすると、wwwサーバーにアクセスできますが、これでは同じ LAN間での通信でしかありません。
WAN側(インターネット側)から LAN内の wwwサーバーにアクセスできないのです。
いい方法があります。
英語翻訳サイト(例えば
英語ナビ
)から
http://kitaguchi.ddo.jp/
をアクセスすると、やりたい WAN側からのアクセスできます。
これで wwwサーバーがインターネットに対して公開されていることがチェックできます。
なお、メールのチェックは外部の smtpサーバーを使うことで簡単にテストできます。
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