2002年4月27日〜29日の3日間、友紀子と奈良の実家へ帰省しました。
帰省ルートはいつも通り
東京−(新幹線)−名古屋−(近鉄特急)−榛原
です。
行きの新幹線の中です。
友紀子のリュックはなぜか重いのです。
車内で開いてみて理由がわかりました。
お菓子は山ほど出てくる・・・オモチャも出てくる・・・ゲームも出てくる・・・とギュウギュウに詰めてきたんだな。
近鉄・榛原駅に到着すると、全く思いがけなく、本日(4月27日)が「鳥見山つつじ祭り」とのこと。
駅から無料シャトルバスが出ているというので、実家に帰るのはチト中断して、そのままバスで鳥見山まで出かけました。
鳥見山は海抜900mくらいあるので、歩くと大変です。
これラッキーと乗り込んだのです。
場所は紀伊半島の中央近くですが三重県寄りです。
榛原町は奈良県ですが、名張市は三重県となります。
赤い部分の左下が拡大したのが下の地図になります。
シャトルバスは登山口まで行ってくれました。
山頂まで連れて行ってくれるんじゃないんだ。
でも、登山口からは数100mで山頂です。
そうです・・・わが実家は「室生赤目青山国定公園」の中にあるのです。(ハッキリ言って田舎です。)
近くの国宝や国宝級の社寺は
長谷寺
(国宝)、
室生寺
(国宝)、
宇太水分神社
(国宝)、
八がらす神社
(神武天皇東征ゆかりの祭神)、
戒長寺
(聖徳太子創建)、
など、まだまだたくさんあります。
こういうのを子供時分からたくさん見慣れているので、今住んでいる関東の社寺は新しいものとしか私の目には映りません。
この鳥見山は
神武天皇が東征の際に霊時(まつりのにわ)を築かれた
と
日本書紀
に記されています。
(大昔のことなので誰も真相を憶えていない。信じるしかありません。)
神武天皇聖跡伝承地の顕彰碑や歌碑が数多くあります。
春は数千本のつつじが、また、秋には燃えるようなもみじが競って山容を色付けます。
頂上近くの「勾玉池(まがたまいけ)」は登山者の憩いの場になっています。
山頂付近ではつつじ祭りのセレモニー会場になっていました。
ウグイスもうるさいくらい、あちこちで鳴いていました。
ちなみに実家の庭先にもウグイスは結構訪れます。
実家ではスズメと同じくらい珍しくない鳥です。
疲れたので一休み。
カキ氷がおいしい。
祭壇では倭太鼓の準備中でした。
倭太鼓の準備中が終わるまで綿菓子でも食べていよう。
倭太鼓がやっと始まりました。
こんな大きな太鼓をどうやって山の中まで運んだのかしら???
また来年も来ようね。