Pioneer TF-V31 をゲット!
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2006年12月24日、
HARD-OFF 越谷草加 BP 店
のジャンクコーナーにあった留守番電話 Pioneer TF-V31 を税込525円で購入しました。
JATE認定日は1999年12月6日です。
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外観にほぼキズなしの逸品です。
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ACアダプタ付属です。
これ以外は何もありません。
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ワイヤレス電話機能もない、単純なICレコーダー(10分間)内蔵の留守番電話です。
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ところが、ところが、この電話機は「声がけ」という
音声認識機能
付きです。
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電話をかける前に電話機と会話して、ダイヤル操作不要で電話できるのです。これが、たったの525円。
ハードオフで売っているACアダプタ単体の値段と変わらない・・・ACアダプタを買ったら電話機が付いてきたようなものです。
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問題はあります。値札には「電話をかけることができましたが、着信しません。」と書いてありました。
こんなことってあるのかな???調べてみたい・・・での購入です。
リペア
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状況調査
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確かに電話発信は何の問題もなくできました。
ところが、着信でベル音が鳴らないのです。
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LCDには着信を示す表示は出るので、受話器を取ってみると、ちゃんと受信できます。
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そうです。
着信音が鳴らないだけなのです・・・おいし〜!
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修理
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カバーを開けると、受話器がある上側と、メイン基板がある下側に分離できます。
上側と下側は着脱可能なフレキケーブルで接続されています。
着信音が鳴るスピーカーは上側にあります。
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フレキケーブルのコネクタ端子を見ると若干サビが出ていました。
これをサビ取りクリーナーで清掃。
ピカピカになりました。
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再度、フレキケーブルをセットして動作テスト。
着信でベル音がちゃんと出ます。
!!!!!直りました!パチパチパチ!!!!!
使ってみました
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表示LCDパネルは白黒液晶ですが、大きく見易く、バックライト照明もあります。
また、このパネルを回転して見易い角度に調節することができます。
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音質は良いです。
メロディ機能があって、好きな着信音を登録したり、自作曲も登録できます。
鳴り分け機能もあります。
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留守録音時間はICレコーダー方式で、録音時間10分というのは十分です。
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当然ですが、ナンバーディスプレイ機能もあります。
IP電話の端末として使って、相手の電話番号を表示させることもできます。
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「声がけ」機能は面白いです。
使い方が2通りあります。
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その1・・・名前を言ってダイヤル
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自分の声であらかじめ登録が必要です。
例えば、「ワイフ」「090-1234-5678」を登録したとします。
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受話器を取って「声がけ」ボタンを押します。
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すると電話機が「お名前をどうぞ」と喋ります。
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受話器に「ワイフ」と言います。
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すると電話機が「ワイフさん」と喋り、電話番号がLCDに表示されます。
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相手の名前が合っていれば、ここで「ダイヤル」と言えば電話発信します。
相手の名前が合っていなければ、「つぎ」と言えば、次の候補の名前を表示&発音します。
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その2・・・電話番号をそのまま言ってダイヤル
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このモードでは音声登録不要です。
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受話器を取って「声がけ」ボタンを「ピー」と鳴るまで長押しします。
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すると電話機が「番号をどうぞ」と喋ります。
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受話器に「ゼロ キュウ ゼロ ・・・」とダイヤルしたい番号を言います。
すると電話番号が、1桁ずつ言った順に表示&発音します。
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電話番号を全て言い終わったら「ダイヤル」と言えば電話発信します。
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どうもワイフには「電話に向かって何かブツブツ言っている・・・気がふれたのでは?」と思われているようです。