21-Jun-1999, 07-Jun-1999, 05-May-1999
あんまり知られていないスカパの裏技を紹介します。
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現在、スカイパーフェクTV!のチャンネル契約・解約はインターネットからスカパのホームページをアクセスすることにより、簡単にできます。
契約したチャンネルの契約月は無料で視聴できます。
これらを組み合わせると、5月2日に例えばパワームービーを契約したとすると5月2〜31日は無料で視聴できます。
そこで6月2日にこのチャンネルを解約。
解約は月末に有効になるので、6月分は視聴料がかかります。
そして7月2日に再度パワームービーを契約。
7月2〜31日は無料で視聴できます。
8月2日に解約。
これを繰り返し行っていくと、ほぼ半額でチャンネルが観れることになるのです。
ちょっと恥ずかしい裏技ですが、あなたならできる!!!
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スカパの受信機(IRD)を複数契約すると、契約者の基本プロフィール(住所とか名前とか支払方法)が同一であれば2台目以降は加入料 2,800円が無料になります。
ただし、月額 290円の基本料は受信機毎にかかります。
これを応用すると、受信機を買い増しした場合、受信機交換とせずに受信機増設とすると加入料は無料になります。
そしてその内の1台を全国どこへ持って行っても使えることになります。
だって、電波は空の上から降ってくるので全国どこでも受信できるのです。
受信機が契約上の場所になくても黙っていれば絶対にわかりません。
(原さん、台湾に持って行って使っても大丈夫ですよ。)
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スカイパーフェクTVの受信機は新品を買って仮契約すると、3週間は全チャンネルが無料で見られます。
そして、どのチャンネルも気に入らなければ契約しなくても構いません。
受信機は新品でなくても以前に解約してから1年経過していると新品契約と同じように取り扱われます。
3週間は全チャンネルが無料で見られます。
これを応用すると、受信機を18台持っていて順次「仮契約→無契約」を繰り返すと永遠に全チャンネルが無料で視聴できることになるのです。
(すごい裏技でしょ!)
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受信機に電話回線の常時接続は必要か?
電話回線を受信機に接続する理由は、PPVチャンネル視聴料清算のためです。
PPV放送を全く視聴しないのであれば、電話回線を接続する必要はないのです。
考えてみれば判るのですが、スカバの受信機をデータ送受信装置と考えると、下りのデータというのは衛星から降ってくる電波です。
上りのデータは電話回線を通じて特定のアクセスポイントに送るしか考えられません。
スカイパーフェクTV!では「後払いPPV」と呼んでいますので、PPV放送を視聴した時点では視聴料はかかっていないのです。
電話回線を通じてPPV視聴情報がスカイパーフェクTV!へ転送された時点で初めて料金請求の対象になります。
PPVでの番組を視聴する場合も、電話回線に接続しなくても見ることができます。
「ICカードの購入金額が上限超過しました」というようなメッセージが出たら、チューナーと電話回線をつなぐ必要があります。
視聴情報をスカイパーフェクTV!に送る時だけ電話回線をつなげればいいわけで、転送が終了したら電話回線を外しても大丈夫です。
電話代はかかりません。
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スカイパーフェクカード(パーフェクカード含む)について
スカイパーフェクTV!のシステムではスカイパーフェクカードがないと番組を視聴できません。
また、PPV購入情報も記憶しています。
そうなると、ICカードにはどんなデータが入っているのか見てみたいという欲求がでてきます。
以下は調査結果です。
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仕様的にはISO7816準拠の汎用カードです。
決して特殊なカードではありません。
ISO7816の規格については
http://www.hut.fi/Misc/Electronics/docs/old/iso7816.txt
が詳しいです。
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リーダー&ライターはすごく簡単に作れます。
http://www.hut.fi/Misc/Electronics/docs/smartcard/pc2videocrypt.html
を参考に製作してはどうでしょう。
部品数も僅かで、インタフェースをRS−232Cに変換するレベル変換IC1個でできていまいます。
部品で入手困難が予想されるのはICカードのソケットです。
自作に自信がなければ、
http://www.interesting-devices.com/smart.htm
から購入もできます。
60ドルくらいなので部品集めの手間暇を考えると買ったほうが安いかもしれない。
以上の調査結果より、ICカードの中身を読み取るのは簡単みたいです。
予想されるのは、ICカードのデータの並びはおそらくASCIIダンプすれば解るというものではないと思いますが研究の価値ありです。
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日立 CS-DP60 の受信機では契約チャンネルの契約情報を表示させることができます。
それでは良い子の実験です。
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今月の6月14日に仮契約したICカードの契約情報を見てみました。
契約終了が「1999年7月5日」と表示されました。
ちょうど3週間です。
したがって、巷の噂のように仮契約での無料視聴期間は2週間ではなくて本当は3週間のようです。
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本契約しているICカードの契約情報を見てみました。
契約チャンネルの契約終了が「2030年12月31日」と表示されました。
よって、チャンネル解約すると衛星から契約終了情報が送られてきてこの日付を例えば「1999年8月1日」などと書き換えるようです。
DP60は契約情報を見るのに役立っています。
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スカイパーフェクカードとパーフェクカードの互換性について
スカイパーフェクカードは2衛星対応のICカードでパーフェクカードは旧受信機の1衛星対応のICカードです。
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スカイパーフェクカードまたはパーフェクカードを他メーカの受信機に持って行くと?
挿入すると、そのICカードに記憶された契約番組が視聴できます。
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それではパーフェクカードを2衛星対応受信機に持って行くと?
挿入すると、そのICカードに記憶された契約番組が視聴できます。
スカイサービスのチャンネルは無料チャンネルのみ視聴できました。
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それではスカイパーフェクカードを1衛星しか対応していない受信機に持って行くと?
挿入すると、そのICカードに記憶された契約番組が視聴できます。
当然ですがスカイサービスは視聴できませんが。
この結果から、
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受信機には契約情報や放送を観るための固有情報は記憶されない。
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ICカードに記憶された契約チャンネルが視聴できる。
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パーフェクカードとスカイパーフェクカードには互換性がある。
がわかりました。
これでICカードをどの受信機に差し込んでも契約チャンネルが視聴できることになります。
私のように越谷市と日立市の両方に棲家があって、どちらにもスカイパーフェクTV!受信機がある場合、行ったり来たりする時にICカードも持って移動すれば、どちらで居てもICカードに記憶された契約チャンネルを視聴することが可能となります。