2006年4月8日、ヤフオクで「流暢 VH90」という日本語・英語のコミュニケーションツールが安く出ていたので落札しました。
810円でした。
中古ですが新品同様な綺麗な逸品でした。
電池を入れると問題なく動作しました
ともかく、喋るマシンは面白いですね・・・喋り方は機械臭いですが、十分聴き取れます。
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送られてきたセットは以下の通りです。
- 流暢(VH90)本体
- 専用ソフトケース
- 専用ストラップ
- 取扱説明書
- 場面項目一覧カード
- ご愛用者カード
- 保証書
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旅行でのシーン(空港、ショッピング・・・などなど)を選んで、尋ねたいことを日本語で選んでボタンを押すと、このマシンが自分になり代わって喋ってくれるというものです。
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質問に対する答もある程度準備されていて、尋ねた人に答を選択してもらうと日本語で表示されます。
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まさにコミュニケーションツールです。
マシンを介して意思疎通する訳ですから。
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アメリカへ行って最低限必要な英語力は
「トイレはどこですか?」
です。
これだけは絶対我慢できませんから。
私は簡単に「Where, restroom ?」と言っていますが、これで十分に通じます。
さてさて、このマシンでは何と喋るのでしょうか?
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まずシーン選択ボタンで「移動」を選びます。
文例を更に日本語で選んでいくと「トイレはどこですか?」が出てきました。
Where is the restroom ?
が正解みたいです。
「音声」ボタンを押すとちゃんと喋ってくれます。
教えてくれる人は、だいたいは指をさしながら「left」とか「straight」とか言ってくれますので、これで十分です。
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別の言い方をこのマシンで探すと
Is there a restroom near here ?
もありました。
こんな難しい言い方はサッと出てきませんね。
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いずれにしてもトイレを意味する言葉は
restroom
なんです。
こんなこと学校で習わなかった・・・だから日本人は英語が喋れないのです。
たぶんスーパーで「Where, toilet ?」と言ったらトイレ用品売場へ連れて行かれると思います。
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こういうマシンでアメリカ滞在期間を 100% 乗り切ろうというのは無理な話で、あくまで日常会話的にどう表現するのが正しいかを知るのに使うのが正解です。
言い回しが判れば、マシンのボタンを押すより自分で喋ったほうが早いですからね。
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このマシンはなかなか良くできていて、先程の「トイレはどこですか?」の「トイレ」の部分を「エレベーター」「レストラン」「非常口」「出口」「入口」「案内所」「受付」「
公衆電話
」に変えることが出来ます。
これだけ覚えりゃ9文例になるので、場所を尋ねる場面ではほぼ大丈夫でしょう。
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「公衆電話」の英語は何だと思いますか?
「公衆+電話」だから「PublicPhone」かな?と日本語的発想しがちですが、このマシンが示す正解は「PayPhone」なんです。
喋る言葉のほうが、表現がもっとストレートです。
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このマシンを持ってアメリカへ向かう飛行機の中で会話の復習をしようというのが目的です。
補助的に確認するだけですから、私はこの流暢の機能で十分です。
喋ってくれるのは女性の声ですからウットリです。
仕様
・表示言語数 2ヶ国語(日本語・英語)
・発音言語 英語(女性)
・場面数 10場面(生活、食事、買物、移動、医療、緊急、ビジネス、他)
・総文例数 2874
・単語数 1651語
・外形寸法 152×75×25mm
・質量 約200g (電池含む)
・電源 単4乾電池×4本