1999年4月28日にスカイパーフェクTV!受信セット「SONY SAS-D900SET」を入手し、1999年5月1日に設置しました。
これが「SONY SAS-D900SET」の入っている箱です。
割と軽いです。
入っているハードウェアです。
パラボラアンテナのベランダ取付金具,同軸ケーブル,ハイボンテープ,パテまでセットされているので、このキットだけでかなりの人は大丈夫です。
ベランダの手摺にポール(別売)を設置しました。
このようにパラボラアンテナを固定しました。
今回で3回目のアンテナ設置なので、さすがに馴れたもの、30分で調整が完了しました。
パラボラアンテナを前から見たところです。
SAS-D900受信機は横幅が280mmなので、このように8mmデッキと並べてステレオラックに入りました。
これまでの 日立 CS-DP60S と今回設置の SONY SAS-D900SET の比較をしてみました。
<定価の比較>
これまでの 日立 CS-DP60S : 78,000円
今回設置の SONY SAS-D900SET : 69,000円
これまでの受信機のほうが高かったんだ。
<受信機のサイズ>
CS-DP60 : 435x75x300mm, 3.5Kg
SAS-D900 : 280x64x291mm, 2.1Kg
今回の SAS-D900 は非常に小さくて軽いです。
横幅が 280mm しかないので、ステレオラックに 8mmビデオデッキと横に並べて入りました。
ステレオラック内がスッキリしました。
<受信機の入出力端子>
CS-DP60 : CS入力x1, ビデオ・音声入力x1, ビデオ・音声出力x2,
光デジタル出力x1
SAS-D900 : CS入力x1, CS(BS)出力x1, ビデオ・音声出力x2,
光デジタル出力x1
CS-DP60 はビデオ・音声入力があり、電源OFF時は入力→出力がスルーとなり、いろいろと便利でした。
SAS-D900 にはCS(BS)出力があるので、CS受信機をもう1台つないだり、BS受信機をもう1台つなぐことができます。
BS受信機をつなぐには、アンテナ側でCSアンテナとBSアンテナを専用の混合器で1本の同軸ケーブルにまとめます。
BSアンテナ増設の場合に便利です。
どちらも光デジタル出力があるので、DATやMDにデジタル録音することができます。
<アンテナ>
これまで使っていた CS-DP60S のアンテナは45cmで今回の SAS-D900SET は40cmとのことでしたが、あんまり大きさが変わりませんでした。
<画質・音質>
今回の SAS-D900 は CS-DP60 と比べて映像が「少しクッキリしたかなぁ。」「MPEG2のブロックノイズと思われる縦方向のノイズがちょっと多いなぁ。CS-DP60 では気付かない程度だったのに。」と言う変化がありました。
画質は CS-DP60 のほうが良かった。
音質は同じようなものです。
やはり、第一世代であった CS-DP60 の性能は最新の受信機に引けを取らない優秀機だったようです。
<EPG機能やチャンネル切り替え>
EPG機能とはスカパの特徴の一つで、電子番組ガイドです。
これから見ようとする番組の題目,出演者,放送時間,あらすじなどがテレビに表示させることができます。
この機能は SAS-D900 のほうが断然使い勝手が良いです。
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ともかく表示がメチャメチャ速い。
CS-DP60 では数秒かかった表示が1秒程度で出ます。
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チャンネル切り替えも SAS-D900 が断然速く、しかも先行入力を可能として いるのでイライラしない。
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スターデジオなどの音楽ラジオ放送では、テレビに曲名,アーティスト名,1曲の総時間と演奏した時間がリアルタイムに出ます。
また、SAS-D900 の表示窓に英数カナで電光ニュースのようにシフト表示されます。(サウンドナビ)
CS-DP60 にはこの機能がなかったです。
SONY SAS-D900 の評価をしました。
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JCSAT3衛星の「パーフェクTV!サービス」とJCSAT4衛星の「スカイサービス」の両衛星を受信できるようになっています。
私はチャンネル選択操作でチャンネル番号を選ぶと自動的に受信衛星を切り換えると思っていたのですが、違いました。
チャンネルを選ぶ前に「パーフェクTV!サービス」か「スカイサービス」かをリモコンで選ばなければならないのです。
ちょっと面倒です。
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リモコンでテレビの操作もできます。
どのメーカのテレビを操作するのかリモコンに設定できます。
これは CS-DP60 にもあったけれど便利な機能です。
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ビデオマウスが付属していました。
これで何をするのかというと、ビデオデッキの近くに置いて、ビデオ録画をコントロールするのです。
ビデオマウスには赤外線LEDが付いており、これがビデオデッキのリモコンの代りをして、録画スタート/ストップします。
CS放送を録画する場合、SAS-D900 だけに指令するとビデオデッキが自動録画してくれるので一応便利です。
「一応」と書いたのは、ビデオテープ時間内の録画では問題ないのだけれど、130分とかの放送を120分テープに録画しようとすると最後が尻切れトンボになってしまうのです。
ビデオデッキが本来持っている「ジャストレック」などの機能が使えないのです。
このケースの場合はビデオマウス機能を使わず、ビデオデッキを単独で録画予約することになります。
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「ダウンロード」という機能があります。
何だろな?と試してみると、しばらくして「すでに最新のソフトになっているためダウンロードする必要はありません。」と表示されました。
どうも受信機内のファームウェアをCS電波を通じてバージョンアップする機能のようです。
家電品でファームウェアのバージョンアップできる機器なんてCS受信機くらいじゃないの???
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受信機の表示部に「月日,時刻,受信チャンネル番号」が表示されます。
便利です。
特に時刻はCS電波で合わせるので、常に正確な表示なのが気に入っています。
音楽ラジオ放送受信時はチャンネル番号に代って「サウンドナビ」が表示されます。
曲名やアーティスト名などがわかります。
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録画する時に、巻頭に「いれたいとる」というタイトルを自動的に入れることができます。
このタイトルには「チャンネル名,タイトル,年月日,録画時刻」が入ります。
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「スチル機能」というのがあって、映像を一時ストップできます。
懸賞の応募などで応募先の住所などをじっくり見ることができて便利です。
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「パーフェクPC!」に対応しています。
パーフェクPC!用データポートを持っているので、衛星インターネット接続することができます。
別途、ボードキットと衛星インターネットの契約が必要です。
<SONY SAS-D900の裏技>
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二重音声の番組録画をする方法
「番組視聴の予約」を行うとそれまでチャンネルを見ていた二重音声の設定で録画できます。
「番組視聴の予約録画」を行うとそれまでチャンネルを見てた二重音声の設定は無視され、強制的に主/副の音声で録画されます。
今回、SONY SAS-D900 を受信機増設という契約にしましたが、増設と取替では以下のように手続が異なるようです。
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増設
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新たに申込書の記入と送付が必要。
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3週間の無料視聴は電話連絡後、直ちに可能。
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取替
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申込書の記入と送付は不要。
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契約中の放送が1〜2日視聴できなくなる。
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この間に新受信機で契約チャンネルが視聴できるようにセットされる。
同時に3週間の無料視聴ができるようになる。
番組契約を変更するにはインターネット接続して、スカイパーフェクTV!のホームページから可能です。
私の場合「増設」です。番組変更できるか試してみました。
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5月3日に「増設」をカスタマセンタに連絡。
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5月4日0時に新受信機に対してスカイパーフェクTV!のホームページから「スカイムービーセット・7」のパックを申し込みましたが、これは完全に無視されました。
たぶん、まだ申込書が届いてないためと思われます。
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5月5日8時に旧受信機の DP60 に対してスカイパーフェクTV!のホームページから「スーパースターセット」のパックを申し込みましたが、これは5月5日の19時頃から視聴できるようになりました。