2000年12月31日に
Yahoo!オークション
にて
SONY SRF-DR2V
を入手しました。
シンセサイザー方式のFMステレオ/TVステレオ/AMラジオとFM放送による「見えるラジオ」(FM文字放送)の機能があります。
FM放送では、その電波の隙間を利用してデータを送ることが出来ます。
この方式は NHKで開発され、
DARC (DAta Radio Channel standard)
システムと言います。
このシステムは、移動受信に適した放送方式として、1995年10月1日から FM Tokyoの電波に乗って本放送が開始されました。
DARC方式は、移動受信での優位性や高い伝送レートが認められ、広く全世界へと広がり始めています。
1995年の ITU-R総会にて、FM多重方式の標準規格としての Rec. 1194として勧告・承認されています。
このデータを受信して文字化する専用ラジオのことを通称「見えるラジオ」と言います。
そして、この放送をFM文字多重放送と言います。
番組,ニュース,スポーツ,気象,交通,エンターティメントなどの情報が見られます。
なお、「見えるラジオ」とは、JFN(Japan FM Network)で使われている愛称です。
ちなみにJ-WAVEでは「アラジン」、FM802では「Watch-me」、Kiss-FM KOBEでは「Kiwi」と言うそうです。
- デザインと操作性が良いです。マニュアルがなくても使えます。
- 大きさはハンディカセットプレーヤくらいです。
- 音声に加え、文字が表示される「FM文字放送」対応
- 50ページまでの文字情報をたくわえられる「情報メモリー機能」
- 5秒たつと次画面へ進む「自動ページ送り機能」
- FM文字放送受信中での緊急情報受信
- 単なるシンセサイザーラジオとしてもよくできています。感度もかなり良いです。
- FM放送以外にTV放送の音声とAM放送も聴け、音は前面スピーカまたはステレオヘッドホンから出せます。
- ソニーはこんな小型ラジオに対しても音作りがうまいです。ハイファイではないが聴きやすい音に仕上げっています。驚きです。
- J-WAVE, TOKYO-FM, NHK-FMで文字情報が受信できました。
- 「エリア選択機能」があり、ワンタッチでプリセットされた放送局がワンタッチ選択ボタンにセットできます。
- 「時計,アラーム機能」があり目覚ましにも使えます。
- 電源として単3電池2本(アルカリ乾電池使用時、持続時間約40時間)または 3VのACアダプタが使えます。
- ACアダプタはゲームボーイ・ポケット・カラーの物が使えます。
なかなか良くできた「見えるラジオ」です。
主な仕様
・受信周波数 TV: 1〜12 ch
FM: 76〜108 MHz
AM: 531〜1710 kHz
・FM文字多重方式 DARC方式
・表示素子 FSTN型LCD15872ドット(縦64×横248)
・表示文字 漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベット、数字、記号
・出力端子 ステレオヘッドホン端子(φ3.5mmステレオミニジャック)
・実用最大出力 スピーカー時80mW(EIAJ)
・電源 DC3V、単3形乾電池2本
AC100V電源から使用可能(別売りACアダプター AC-E30M / Lを接続)
・パワーオートオフ機能 約90分
・最大外形寸法 118(W)×72(H)×24(D)mm
・質量 215g(乾電池、イヤーレシーバー含む)