1999年7月30日、朝早く起きて自宅(埼玉・越谷)の朝刊に入っているチラシを見ていたら、ロケットでラジカセが先着10名・300円とありました。
メーカは FUZE です。
スペック的にはモノラルで、FM/AM ラジオ機能とカセット録再機能です。
定価が 6,000円なので、なんと 95%引きです。
娘(幼稚園児)の英語の勉強に良いか...300円だしオモチャになっても構わない...と早速買いに行きました。
最後の2台が残っていたので1台をゲットしました。
ともかく 300円です。
あんまり期待していませんでしたが、デザインもマアマアだし、機能もシンプルなので子供にも使いこなせそうです。
FMもAM放送もマトモに入りました。
小型でもなく大型でもなく、ほどよい大きさと重さです。
この大きさが普通以上の音質を生み出します。
285(W)×135(H)×120(D), 1.2kg
カセット部は昔懐かしいDCバイアス方式です。
消去ヘッドは永久磁石というタイプです。
録音/再生はマトモにできます。
録音マイクも内蔵されており、ALC機能があるので録音レベル設定は必要ありません。
マイクはコンデンサマイクと思います。
実際に娘の歌声を録音してみましたが、マトモに録音/再生できました。
驚いたことは、この値段で電源が電池だけではなく、AC100Vでも動作するようになっていたことです。
AC電源内臓です。
このコストだけでも 300円以上かかる。
更にこれで1年間の無償保証が付いているのです。
娘のオモチャとしてはもったいない位の性能です。
カセットテープや電池(単1電池×4本)を買おうと思いましたが、どちらも 300円以上するので、その日はショックで買えませんでした。