ロシア製 F-Bino 20×60EW

2001年6月14日にUSAサンディエゴにある Sovietski Collection で購入しました。 149ドルでした。 保証期間は2年です。

<スペック> 「ゼイス(アメリカ人はツワイスをこう発音します。)の2,500ドルのものと同じくらいの価値がある。」と言っていました。 「本当かな?」とも思いましたが気持ち良く買えました。 まず、特筆ものなのですが 大きさの割には非常に軽い という感じがします。 このため、手持ちでもなんとか使えます。 一見安っぽい外観ですが、見口ゴム以外は全て金属製と今の日本製では考えられない質感があります。 割と丁寧な造りです。

 

これが付属品一式です。

収納ケースはまるでダメです。 人に見せるのが恥ずかしいくらいのチャチなケースです。 薄明・薄暮時にコントラストを上げる黄色フィルタが附属しています。 ビノホルダも附属していますが、なんとか無理無理実用にはなるが弱々しいです。

メーカはロシア KRONOS社です。

このような簡単なスペック表が附属していました。 製造年月は 2001年4月と書いてあります。

肝心の性能評価です。

ビノホルダと三脚

倍率20倍ともなると、やはり三脚に固定したほうが良いです。 最近の数千円で売っているカメラ・ビデオ用三脚というのは全然ダメです。 やはり総金属製の重い三脚が一番です。

F-Bino 20×60EWにもビノホルダーが附属していましたが、弱々しくてダメです。 そこでカタログから各社のビノホルダーを探すと、ニコンのが良さそうなので購入しました。 双眼鏡の支柱を上下から押さえ込む方式です。 写真右の丸いツマミを回転させてねじ込み、支柱を挟み込みます。 台座はダイキャスト製でしっかりしています。 2001年7月12日に秋葉のスターベースで3,400円でした。

三脚の雲台にこのビノホルダーで固定すると、とてもシッカリ固定できます。

双眼鏡を三脚に固定した全体写真です。 60mm程度の口径ならこの三脚でも十分安定になります。 総金属製の大昔に買った三脚です。