NEC Aterm WR8150N をゲット!
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2013年10月15日、IEEE802.11b/g/n 対応ロングレンジ Wi-Fi ルータの
NEC Aterm WR8150N
の中古が
HARD-OFF
草加瀬崎店で
税込525円
でした。
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化粧箱と取扱説明書が無いためジャンク品として売られていました。
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外観は新品同様で、化粧箱と取扱説明書以外の付属品は揃っていたので格安と思います。
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ハードオフの中古 AC アダプタの価格は315〜525円なので、AC アダプタに Wi-Fi ルータが無料で付いてきたようなものです。
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価格.com
によると定価はオープンで2009年5月発売の製品と判りました。
発売当初の実売価格は9,000円前後だったようです。
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IEEE802.11n 対応で最大 300Mbps です。
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購入時のファームウェアのバージョンは 1.0.3 でしたが、最新の 1.0.11 にバージョンアップしました。
スイッチや機能など
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アンテナ
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アンテナ2本タイプで内蔵されています。
アンテナ構成は [ロングレンジ] です。
レンジ |
高ゲイン アンテナ本数 |
標準ゲイン アンテナ本数 |
ハイパーロング |
2 |
0 |
ロング |
1 |
1 |
スタンダード |
0 |
2 |
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有線ポート
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WAN 1ポート、LAN 4ポートあります。
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全て 100BASE-TX/10BASE-T に対応します。
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[MODE] スイッチ
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AP モードと RT モードに切換できます。
AP モードでブリッジ、RT モードでルータとして動作します。
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AP モードにすると WAN ポートも LAN ポートとして使えます。
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AP モードでは管理画面用 IP アドレスを自動設定してくれます。
便利な面白い機能です。
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例えば [192.168.1.0/24] のネットワークに WR8150N を接続すると、管理画面の IP アドレスは自動的に [192.168.1.211] となります。
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ネットワークアドレスが自動設定されます。
最後の [211] は固定です。
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マルチセキュリティ機能
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「マルチセキュリティ機能」とは SSID を複数持てる機能です。
SSID1/SSID2 の2つの SSID を持つことが可能です。
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何が良いかというと、SSID ごとに無線セキュリティ設定ができるのです。
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SSID1 では [WPA/WPA2-PSK (AES)] などの高度な暗号化ができます。
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SSID2 では [WEP] だけで主にゲーム機との接続用途です。
従って、[ネットワーク分離機能] を使ってインターネット接続以外の通信を遮断します。
こうすると、LAN に侵入される心配はありません。
LAN への侵入は防げますが、インターネットアクセスのタダ乗りは防げないような・・・
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ノートパソコンなどでは高度なセキュリティ設定ができるので、SSID1 と接続します。
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PSP や DS のようなゲーム機では WEP しか使えないので、SSID2 と接続します。
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主要パソコンとは高度なセキュリティを確保しつつ、セキュリティの弱いゲーム機からのアクセスも安全にできるようになります。
使ってみました
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外観
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デザインは良いです。
ランプ表示なども判りやすいです。
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35(W)×128(D)×160(H)mm, 350g と普通サイズです。
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ドキュメント類は以下です。
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使用感
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管理画面は設定しやすいです。
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AP モードでは、ログ記録機能や現在の Wi-Fi 接続状態表示がありません。
ほとんど参照することがないので、バッサリ切り捨てたようです。
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筐体の表面が少し熱くなります。
簡易電力計の表示は動作中で 4W でした。
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安定性は良好です。
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私は
NEC Aterm WR4100N
も持っています。
少しだけ比較しました。
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WR8150N と WR4100N は2009年5月に同時発売されました。
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このためか、Web 画面は全く同じで、設定できる項目も全く同じです。
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AC アダプタも同じ AL1-002242-001 (DC12V/0.7A) です。
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大きさの違いからか、電波の飛び具合は WR8150N の圧勝です。
WR4100N はホテルの部屋内とか個人部屋内で使う Wi-Fi ルータと思われるため、電波が飛び過ぎるとかえって困ります。
当然の差でしょう。
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どちらも IEEE802.11n をサポートしていますが、WR8150N は 300Mbps タイプ、WR4100N は 150MHz タイプです。
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WR8150N のほうが LAN ポートが1個多くて4ポートです。
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以上より、WR8150N は兄貴分で、WR4100N は弟分と言えます。
内部の様子
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右の写真は内部の様子です。
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右の写真をクリックすると拡大画像を表示できます。
備忘録
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工場出荷初期状態
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xxx の部分はネットワークに合わせ、自動設定されます。
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AP |
RT |
システムユーザ名 |
admin |
admin |
システムパスワード |
(なし) |
(なし) |
IP アドレス |
xxx.xxx.xxx.211 |
192.168.0.1 |
サブネットマスク |
255.255.255.0 |
255.255.255.0 |
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工場出荷初期状態に戻す方法
- 電源が入って動作状態であることを確認します。
- 本体リアパネル側にある [RESET] スイッチを [POWER] ランプが点滅するまで6〜10秒間押し続けます。
- これで完了です。一度電源 OFF してから ON すると初期化されています。