2000年3月8日に
特価コム
で「読之介」という激安の名刺リーダーを購入しました。
定価 39,800円のところ、購入値 2,980円でした。
なんと!!! 92.5%引きです。
こんな箱に入っていました。
パッケージの内容は「名刺スキャナ本体」「ACアダプタ」「I/Fケーブル」「システムフロッピ」「取扱説明書」「保証書」などです。
これくらいの内容ですから 2,980円というのはタダみたいなものです。
これが名刺リーダ本体です。
132×90×45mmのかわいいサイズです。
対象が名刺だから、この大きさで十分なのです。
インタフェースはパラレル仕様で、パソコンのプリンタポートに接続します。
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メーカは「亜土電子工業」ですが、ソフトのヘルプには「九州ミツミ」と表示されるので、製造は「九州ミツミ」だと思います。
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ソフトは基本的には Windows3.1仕様なのですが、Windows95,98に入れて問題なく動作しました。
このところが、2,980円で投売りされている要因だと思います。
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名刺をスキャナに読ませる時は、1枚ずつ手動でセットが必要です。
一度に100枚まで読み取れます。
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読み終わり「認識」ボタンをクリックすると、名刺をスキャンした画像データを文字データに変換します。
会社名・名前・住所・電話番号などが解析されてデータベースに蓄積されます。
名刺の縦や横、上や下は自動判定するようです。
7桁の郵便番号辞書を持っているようで、(汚れていて)多少読みにくい住所も正しい住所で変換してくれます。
逆に、郵便番号が書かれていない名刺を読み取っても正しい郵便番号を挿入してくれます。
なかなかよくできたソフトです。
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読み取り精度ですが、単純な名刺はほぼ一発で正しく読み取れます。
凝った名刺になると間違い率が上がります。
しかし、手動訂正モードで訂正できます。
最初から全部のデータを打ち込むより、間違った所だけ訂正したほうが、ずっとスピーディに処理できます。
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すでに 1,000枚の名刺を読み取りましたが、なかなか使えるレベルです。
1,000枚も名刺があると頭の中に覚えきれませんので、このようなデータベース型にしてコンピュータアクセスできるようにするというのは意義が大きいと思います。
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データベースはCSVファイルに変換出力することが可能なので、一旦読み取ったデータはエクセルで使えるのはもちろんのこと、パソコンの住所録に落とし込んだり、携帯電話に流し込んだりできます。
2,980円ですからダメ元で買ったのですが、実用になるので満足しています。