CREATIVE E-MU 0404 USB をゲット!
2011年1月23日、ヤフオクにて
CREATIVE E-MU 0404 USB
の中古品を7,849円で落札しました。
本体と AC アダプタだけです。
メーカが想定した使い方ではなく、
WaveSpectra
と
WaveGene
のサウンドデバイスとして使った測定器代わりの用途です・・・メーカさん、ゴメンナサイ。
以下の特長で◎印が測定器用途に重要です。
◎192kHz/24bit の高音質録音/再生の同時処理が可能
◎A/D S/N 113dB, D/A S/N 117dB
○同軸, 光 S/PDIF 入出力, MIDI 入出力端子を搭載
○ファンタム電源供給可能なマイク入力を装備
◎ASIO 2.0, WDM/MME ドライバー対応
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既に
EDIROL UA-4FX
を持っていますが、UA-4FX は USB1.1 仕様で 24bit/96kHz サンプリング(それも入力か出力のいずれか一方のみ)です。
E-MU 0404 USB は USB2.0 仕様で双方向 192kHz/24bit サンプリングが可能です。
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192kHz サンプリングでは 96kHz までのスペクトラム観測が可能で、FM チューナの SUB チャンネルや SCA 放送まで観測できます。
同じく 192kHz/24bit サンプリングが可能なデバイスとしては
EDIROL UA-101
がありますが、(高機能ですが)高価で手が出ません。
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4IN/4OUT のオーディオインターフェイスとなっています。
構成はアナログが 2IN/2OUT、デジタルが 2IN/2OUT です。
MIDI 入出力も1系統用意されています。
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高音質 DAC として使用可能
です。
ハード的なダイレクトモニタ機能で(パソコン接続することなく)スタンドアローンの DAC として利用することができます。
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ヘッドホン出力があるので、
高音質デジタルヘッドホンアンプとして使用可能
です。
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デジタル入出力のフォーマット変更で、[S/PDIF] 以外に [AES PRO] という設定に切り替えることで
AES/EBU での入出力も可能
です。
AES/EBU フォーマットはスタジオ録音向けのプロ規格なので、S/PDIF にある SCMS という面倒なものがありません。
操作パネルと入出力端子
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操作パネルです。
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フロントパネルです。
アナログ入力は2チャンネルあります。
オーディオの L/R チャンネルとの対応は、A ch = L / B ch = R です。
ヘッドホン出力端子は標準ジャックです。
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リアパネルです。
アナログ出力は2チャンネルあります。
変換プラグ
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E-MU 0404 USB は
DTM (DeskTop Music)
用途の電子楽器に属するので、オーディオとは一線を画す機器です。
これをオーディオ測定機器として使うのですから、入出力端子に工夫が必要です。
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アナログ入出力は標準プラグなので、これを RCA ピン仕様に変換したほうが使い勝手が良いです。
この変換には写真のようなアキバの
CompuAce
で190円で売られている P-65APJG を使いました。
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金メッキが施されているので好感が持てます。
動作チェック
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動作チェック環境
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オーディオスペクトラム表示ソフトとして
WaveSpectra
を使います。
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パソコンは
Dell Studio Slim 540s
で Windows-7 Professional/64bit で動作させます。
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E-MU 0404 USB は [Ver1.3:Vista64] のドライバで動作させました。
Windows 7 のドライバもあるのですがベータ版なので、あえて Vista 用を入れたのです。
問題なく動作しました!
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ASIO ドライバで動作させます。
上記のドライバに入っています。
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E-MU 0404 USB はサンプリングレート 192kHz, 分解能 24bit としています。
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E-MU 0404 USB の LINE 入力から信号を入れます。
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内部残留ノイズ
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右は無入力時のスペクトラムです。
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35Hz〜45kHz までは残留ノイスが -120dB 以下と、非常に低雑音であることが判ります。
オーディオ測定器用途として合格です。
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FM チューナの出力をスペクトラム観測
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SSG より約 1kHz 100% の変調をかけて観測しています。
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192kHz サンプリングですから、96kHz まで観測できています。
広々としています。
ドキュメント&ドライバ
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本体と AC アダプタだけの入手だったので、ドキュメントとドライバはダウンロードしました。
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ドキュメント
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ドライバ
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Driver v1.3 でも Windows 7 で動作するようですが、Windows 7 専用 Bata 版もありました。
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ASIO ドライバは同梱されています。