|
** : (1) Preset No. ******* : (2) Frequency ***** : (3) S meter +------------------+ | P1 80.0MHz 100dB | | FM TOKYO TSWAo | +------------------+ ********** : (4) Station Name * : (5) Tuned * : (6) Stereo/Mono * : (7) Wide/Narrow * : (8) Stereo mode/Muting * : (9) ADC Overflow
No. | 表示項目 | 説明 | 情報元 |
1 | Preset No. | (1) プリセットチューニングした時は [P1]〜[P8] のいずれかを表示する。
(2) マニュアルチューニングした時はブランクとなる。 (3) プリセットモード中は [Pn] となり、n の部分はブリンクする。(n は1〜8またはスペース) 詳しくは [操作方法] を参照。 |
コントローラ |
2 | Frequency | 現在受信中の周波数を表示する。76.0〜95.0MHz の範囲の表示となる。 | コントローラ |
3 | S meter | 現在受信中の電波の強さを dBf でゼロサプレス表示する。 | FPGA tuner |
4 | Station Name | 放送局名を表示する。詳しくは [操作方法] を参照。 | コントローラ |
5 | Tuned | 放送局に同調した時は [T]、同調できていない時は [t] を表示する。 | FPGA tuner |
6 | Stereo/Mono | ステレオ受信中は [S]、モノラル受信中は [M]、放送局に同調できていない時は [-] を表示する。 | FPGA tuner |
7 | Wide/Narrow | 受信帯域幅設定が Wide の時は [W]、Narrow の時は [N] を表示する。 | コントローラ |
8 | Stereo mode/Muting | [A] [a] [M] [m] のいずれかを表示する。詳しくは [操作方法] を参照。 | コントローラ |
9 | ADC Overflow | ADC がオーバーフローした時は [O]、していない時 (正常) は [o] を表示する。 | FPGA tuner |
キーコード | |||
---|---|---|---|
[00] | [01] | [02] | [03] |
[04] | [05] | [06] | [07] |
[08] | [09] | [10] | [11] |
[12] | [13] | [14] | [15] |
キーコード | キー名称 | 応答動作 |
[00] | << | 受信周波数を 1MHz 下げる |
[01] | < | 受信周波数を 0.1MHz 下げる |
[02] | > | 受信周波数を 0.1MHz 上げる |
[03] | >> | 受信周波数を 1MHz 上げる |
[04] | P1 | プリセット 1 選択 |
[05] | P2 | プリセット 2 選択 |
[06] | P3 | プリセット 3 選択 |
[07] | P4 | プリセット 4 選択 |
[08] | P5 | プリセット 5 選択 |
[09] | P6 | プリセット 6 選択 |
[10] | P7 | プリセット 7 選択 |
[11] | P8 | プリセット 8 選択 |
[12] | W/N | 受信帯域幅 Wide/Narrow をトグル |
[13] | SM | Stereo mode と Muting をトグル |
[14] | TEXT | テキストモードに移行 |
[15] | MEM | プリセットモードに移行 |
ディップスイッチ | 説明 |
DIPSW1 | プログラム受信機能を実行するかどうかの設定
ON : プログラム実行する OFF : プログラム実行しない |
DIPSW2 | (未使用) |
No. | 操作項目 | 操作説明 |
1 | マニュアルチューニング | (1) [<<] [<] [>] [>>] キーで周波数を合わせる。設定可能範囲は 76.0〜95.0MHz である。
(2) [<<] [<] [>] [>>] キーを操作すると放送局名表示をクリアする。 (3) [<] キーは現在受信周波数を 0.1MHz 単位で下げる (4) [>] キーは現在受信周波数を 0.1MHz 単位で上げる (5) [<<] キーは現在受信周波数を 1MHz 単位で下げる (6) [>>] キーは現在受信周波数を 1MHz 単位で上げる (7) [<<] [>>] キーでは常に 1MHz 単位の周波数となり、小数点以下は 0 となる。 (例) 81.3MHz 受信中に [>>] キーを押すと 82.0Mz となる。 (8) 76.0MHz で [<<] [<] キーを押すと 95.0MHz となる。 (9) 95.0MHz で [>] [>>] キーを押すと 76.0MHz となる。 |
2 | プリセットチューニング | (1) [P1]〜[P8] キーを押すとプリセット記憶された周波数を受信する。
(2) プリセットされた [W/N] [SM] キーの状態を復元する。 (3) 放送局名が設定されているなら、それも表示する。 (4) [P1]〜[P8] キーにはあらかじめ首都圏に対応する以下の初期値が設定されている。 P1 76.1MHz InterFM P2 78.0MHz bayfm P3 79.5MHz FM NACK5 P4 80.0MHz TOKYO FM P5 81.3MHz J-WAVE P6 82.5MHz NHK tokyo P7 84.7MHz Fm yokoham P8 85.1MHz NHK urawa |
3 | 受信帯域幅設定 | (1) [W/N] キーで受信帯域幅 Wide/Narrow をトグルする。
(2) Wide の時は [W]、Narrow の時は [N] を表示する。 |
4 | Stereo mode/Muting 設定 |
[SM] キーで Stereo mode と Muting を以下のように順次トグルする。[ ] 内の文字は LCD への表示である。
[A] Stereo Auto / Muting ON [a] Stereo Auto / Muting OFF [M] Mono / Muting ON [m] Mono / Muting OFF |
5 | 放送局名の入力 | (1) 放送局名は最大10文字まで設定でき、プリセット情報として保存できる。
(2) 放送局名を設定しても、プリセットしなければ保存されない。 (3) [TEXT] キーを押すとテキストモードになり、LCD 2行目先頭にブリンクカーソルを表示する。 (4) テキストモードにすると LCD の [Preset No.] 表示をクリアする。 (5) カーソル位置に文字を入れる。 (6) [SM] キーで左へ1文字分、[TEXT] キーで右へ1文字分カーソル移動する。 (7) 入力できる文字は以下。[・] は実際には順に [SP] [->] [<-] である。 ・!"#$%&'()*+,-./ 0123456789:;<=>?@ ABCDEFGHIJKLMNO PQRSTUVWXYZ[\]^_` abcdefghijklmno pqrstuvwxyz{|}・・ (8) [<] [>] キーで文字を選択する。 (9) [<<] [>>] キーで (7) で示した文字グループの先頭にジャンプする。([sp] [0] [A] [P] [a] [p]) (10) テキストモード時に、[W/N] キーを押すと通常モードに戻る。この場合でも入力した放送局名は表示されたままである。 (11) 通常モードでの [W/N] [SM] [MEM] キー操作は放送局名をクリアしない。 |
6 | プリセット記憶のしかた | (1) マニュアルチューニングまたはプリセットチューニングで放送局を受信する。
(2) 必要であれば [W/N] [SM] キーでの設定を行う。 (3) 必要であれば [TEXT] キーで放送局名を設定する。 (4) [MEM] キーを押すと LCD の [Preset No.] 表示が [Pn] となり、プリセットモードになる。n の部分はブリンクする。 (n は1〜8またはスペース) →この状態で、[W/N] キーを押すとプリセットモードをキャンセルする。 (5) [P1]〜[P8] キーのいずれかを押すとプリセット記憶が完了し、通常モードに戻る。 →プリセット記憶では [(3)で設定した放送局名] および [W/N] [SM] キーの設定を同時に記憶する。 |
7 | イニシャルステーション 記憶のしかた |
イニシャルステーション記憶はプリセットモードの中で行う。
電源 ON 時はこのイニシャルステーションを受信する。 (1) マニュアルチューニングまたはプリセットチューニングで放送局を受信する。 (2) 必要であれば [W/N] [SM] キーでの設定を行う。 (3) [MEM] キーを押すと LCD の [Preset No.] 表示が [Pn] となり、プリセットモードになる。n の部分はブリンクする。 (n は1〜8またはスペース) →この状態で、[W/N] キーを押すとプリセットモードをキャンセルする。 (4) [MEM] キーを押すとイニシャルステーション記憶が完了し、通常モードに戻る。 →イニシャルステーション記憶では [W/N] [SM] キーの設定を同時に記憶するが、[放送局名] は記憶されない。 |
8 | プログラムのしかた | 概要や操作はやや複雑のため、別項の [プログラム受信機能の概要と操作] にて説明する。 |
9 | 学習リモコンからの操作 | 学習リモコンからもコントローラのキーと全く同じ操作ができる。詳細は [リモコンコード送信モード] を参照。 |
10 | 電源 ON 時の受信 | (1) DIPSW1=ON (プログラム実行 ON) 、かつ、有効なプログラムがある場合はプログラム受信する。
(2) 上記以外では、記憶されたイニシャルステーションを復元して受信開始する。 |
No. | 項目 | 説明 |
1 | 概要 | (1) プログラム受信機能は留守録音対応の機能である。オーディオタイマ等で FPGA tuner および録音機器の電源を ON/OFF
して使う。このプログラム受信機能で電源 ON 時に受信するプリセット局を指定 (プログラム) できる。 (2) プログラムのメモリは4個あるので、最大4つのプログラムが可能である。 (3) プログラム受信が実行されるタイミングは、電源 ON の時点である。 (4) 電源 ON の度に先頭プログラムを読み出して指定したプリセット局を受信すると同時にプログラムシフト(受信済みの先頭プ ログラムを消去して残っているプログラムを先頭に詰める。)を行う。 (5) プログラム実行中は、プリセット番号表示の [P] が [p] 表示となる。 (6) プログラム実行中は、[W/N] [MEM] キー操作以外はできないキーロック状態となる。 (7) キーロック時に [MEM] キーを押すと、ダイレクトにプログラムモードになってプログラムメモリの状態を参照できる。 ただし、[MEM] キーしか操作できないので、このメモリ参照以外はできない。([W/N] キーで周波数表示に戻る。) (8) 全部のプログラム受信が完了した後の電源 ON では通常のイニシャルステーション受信となる。キーロックは解除される。 このイニシャルステーションに戻ることを応用すると、実質的に5プログラム同様とも言える。 |
2 | プログラム 実行条件 |
(1) プログラム受信が実行されるタイミングは、電源 ON の時点である。
(2) 電源 ON 時に [DIPSW1=ON (プログラム実行 ON)] と [有効なプログラムがある場合] の2つ条件が整っておればプログラム 受信する。条件不成立の場合は、通常のイニシャルステーション受信となる。 (3) DIPSW1=OFF (プログラム実行 OFF) であれば絶対にプログラム実行しない。 (4) プログラム実行中に DIPSW1=OFF に変更すると、その時点でプログラム実行を中止し、通常受信に戻る。この場合、それまで 受信していた放送はそのまま受信継続し、キーロックを解除する。 |
3 | プログラム のしかた |
(1) プログラム操作できるのは通常モードの時だけである。
(2) [MEM] キーを押すと LCD の [Preset No.] 表示が [Pn] となり、プリセットモードになる。この時に [SM] キーを押すと プログラムモードになり、下の例のように現在のプログラム状態を表示する。プログラム1は一番左で、順に 2, 3, 4 と並ぶ。 プログラムされている部分は [P1]〜[P8] を、プログラムなしの部分は [**] を表示する。 下の例は [プログラム1:P5] [プログラム2:P1] [プログラム3:なし] [プログラム4:なし] を示している。 (3)プログラムは左から順に実行される。プログラムが1個実行される度にプログラムシフトを行う。下の例でプログラムが1個実行 されると [P1 ** ** **] という状態に変わる。全てのプログラムの実行が完了すると [** ** ** **] という状態に変わる。 +------------------+ | Program settings | | P5 P1 ** ** | +------------------+(4) プログラムモードで、[W/N] キーを押すとプログラムメモリ書き換え変更なしで通常モードに戻る(キャンセル)。 従って、この操作はプログラムメモリ状況確認に使用できる。 (5) プログラムモードで、[P1]〜[P8] キーを押すと一番左側にある [**] の部分にプログラムが入る。 [**] がなければ [プログラム2〜4] が [プログラム1〜3] にシフトされ、[プログラム4] に新しいプログラムが入る。 (6) プログラムモードで、[SM] キーを押すとプログラムメモリが全てクリアされて [** ** ** **] となる。 (7) プログラムモードで、[MEM] キーを押すとプログラム操作で設定した結果をプログラムメモリへ書き込み、通常モードに戻る。 |
+------------------+ | Send IR code | | key ** | +------------------+ ** : (1) Key No.
No. | 表示項目 | 説明 |
1 | Key No. | 最初は [**] と表示されているが、キーを押すとそのキーコード (00〜15) を表示する。 |
No. | 操作項目 | 操作説明 |
1 | 概要 | (1) このモードは学習リモコンを FPGA tuner リモコンとして使う想定の機能である。
(2) コントローラの各キーに対応したリモコンコードをコントローラから発信する。 (3) リモコンコードは NEC フォーマットとし、キーコードとリモコンコードの対比は以下である。 00 : [123400FFh] 〜 15 : [12340FF0h] (4) このモードではリモコンからの操作を禁止している。 |
2 | 使いかた | (1) 電源 ON 時に本スペシャルモードを起動する。
(2) 各キーを押すと、そのリモコンコードが発信されるので、これを学習リモコンに記憶させる。 (3) 電源 OFF → ON して [通常モード] に戻す。 (4) これ以降、学習リモコンから FPGA tuner を操作できる。 |
+------------------+ | S/PDIF Rate(kHz) | | [<] 192 [>][MEM] | +------------------+ *** : (1) サンプリング周波数
No. | 表示項目 | 説明 |
1 | サンプリング周波数 | 最初は現在のサンプリング周波数が表示されているが、[<] [>] キーを押すことで 48, 96, 192 のいずれかに変わる。 |
No. | 操作項目 | 操作説明 |
1 | 概要 | (1) S/PDIF のサンプリング周波数を 48kHz, 96kHz, 192kHz のいずれかに設定する。
(2) このモードではリモコンからの操作を禁止している。 |
2 | 使いかた | (1) 本モードになると、現在のサンプリング周波数が表示される。
(2) [<] キーを押すとサンプリング周波数が低くなる。最小 48 まで。 (3) [>] キーを押すとサンプリング周波数が高くなる。最大 192 まで。 (4) [W/N] キーを押すと設定操作をキャンセルして、通常モードになる。 (5) [MEM] キーを押すとサンプリング周波数がコントローラに記憶され、通常モードになる。 |
+------------------+ | Area Request | | 01 hokkaido | +------------------+ ** : (1) エリア番号 ************* : (2) エリア名
No. | 表示項目 | 説明 |
1 | エリア番号 | エリアリストに記載のエリア番号 |
2 | エリア名 | エリアリストに記載のエリア名 |
No. | 操作項目 | 操作説明 |
1 | 概要 | (1) ユーザでのプリセット登録操作の煩わしさを軽減する機能である。
(2) コントローラにエリア別放送局リスト (エリアリストと呼ぶ。) を保存している。このエリアリストか らの読み込みをリクエストすることで、指定エリアに対応した一括プリセット登録ができる。 (3) 最新のエリアリストは area_request_20150131.pdf である。 (4) このモードではリモコンからの操作を禁止している。 |
2 | 使いかた | (1) [W/M] [>] キーを同時に押しながら電源 ON すると、このエリア・リクエストモードになる。
(2) [<] [>] キーを操作すると、[エリア番号 エリア名] を変更できる。 (3) 希望する [エリア番号 エリア名] を選択してから [MEM] キーを押すと、そのエリア内放送局を 一括でプリセット登録して、通常モードに戻る。 ・プリセット番号との対比はエリアリストに記載の通りである。 ・リストに記載の放送局数が8局に満たない場合、残りのプリセット番号には [周波数 76.0MHz] [放送局名(空白)] が入る。 (4) [W/N] キーを押すと一括プリセット登録しないで通常モードに戻る。(キャンセル) |
** : (1) プリセットフラグ +------------------+ | Area Customize | | 80.4 AIR-G' | +------------------+ **** : (2) 周波数 *********** : (3) 放送局名
No. | 表示項目 | 説明 |
1 | プリセットフラグ | 通常は非表示。プリセット操作した時にだけ [Pn] の形式で表示する。 |
2 | 周波数 | エリアリスト内放送局の周波数 |
3 | 放送局名 | エリアリスト内放送局の放送局名 |
No. | 操作項目 | 操作説明 |
1 | 概要 | (1) ユーザの住んでいる場所によっては、隣接県の放送局も受信できる場合がある。この放送局も簡単にプリセッ
トしたいユーザの要望をかなえる機能である。 (2) 隣接県のエリアリストから放送局を選んで任意のプリセット番号に登録できる。 (3) このモードではリモコンからの操作を禁止している。 |
2 | 使いかた | エリア・リクエストとエリア・カスタマイズは自在に行き来できる。これにより、任意エリアの放送局をプリセット可能としている。
(1) [W/M] [>] キーを同時に押しながら電源 ON すると、エリア・リクエストモードになる。 (2) [<] [>] キーを操作して、[エリア番号 エリア名] を選択する。 (3) [SM] キーを押すと、このエリア・カスタマイズモードに移行する。 (4) [<] [>] キーを操作すると、(2)で選んだ [エリア番号 エリア名] に含まれる [周波数 放送局名] を順に表示する。 (5) [<] [>] キーで放送局を選択し [MEM] キーを押すと、プリセットフラグの1文字目が [P] となり2文字目がブリンク する。 ・[W/N] キーを押すとキャンセルする。 ・[P1]〜[P8] キーのどれかを押すと、そのプリセット番号に選んだ放送局をプリセット登録し、プリセットフラグが [P1]〜[P8] となる。これで、どのプリセット番号に書き込んだか確認できる。 ・プリセットフラグの表示は一時的で、[<] [>] キーを操作すると消える。 (6) [W/N] キーを押すことでエリア・リクエストモードに戻るので、(2)からの操作を繰り返すことができる。 (7) (6)でエリア・リクエストモードに戻った時に [MEM] キーを押すと一括プリセット登録してしまうので、(5)で入れた プリセット登録は無効になる。注意すること。 |
No. | 操作項目 | 操作説明 |
1 | 概要 | (1) 例えば、北海道の [NORTH WAVE] 放送は北海道全域放送だが、北海道は面積が広いので、各所で異なる
周波数で送信されている。この場合の「プリセット登録された放送局名はそのままで、周波数だけ変更したい」 要望をかなえる機能である。 (2) 通常のマニュアル受信操作 ([<<] [<] [>] [>>] キー) では放送局名を強制的に消去する。この特殊モードでは マニュアル受信操作しても放送局名はそのままとする。 (3) 特殊モードで周波数変更して再プリセットすることで、放送局名はそのままで周波数だけ変更可能となる。 |
2 | 使いかた | (1) [W/M] キーだけを押しながら電源 ON とすると、この特殊モードになる。
(2) マニュアル受信操作 ([<<] [<] [>] [>>] キー) しても放送局名を消去しないだけで、それ以外は通常モードと 変わらない。 (3) 以下の使い方を想定している。 1. この特殊モードを立ち上げる。 2. 周波数変更したい放送局が入っている [P1]〜[P8] キーのどれかを押す。 3. マニュアル受信操作 ([<<] [<] [>] [>>] キー) して周波数を変更する。(放送局名はそのまま残る。) 4. [MEM] キーを押してプリセットモードにする。 5. 2で押したのと同じ [P1]〜[P8] キーを押すと、周波数だけが変更されてプリセット登録される。 ・ここで、2で押したのと違う [P1]〜[P8] キーを押すと、そのプリセット番号にプリセット登録される。 特に問題ない。こういう使い方もあるだろう。 ・ここで、[MEM] キーを押すとイニシャルステーション登録されるが、そもそもイニシャルステーション情報 には放送局名がないので意味がない。 |
+------------------+ | Baud Rate Adjust | | [<] -11 [>][MEM] | +------------------+ *** : (1) 補正値
No. | 表示項目 | 説明 |
1 | 補正値 | 最初は現在の補正値が表示されているが、[<] [>] キーを押すことで -16〜+15 に変わる。 |
No. | 操作項目 | 操作説明 |
1 | 概要 | (1) 本コントローラでは PIC16F886 内蔵クロックを用いて 115.2kbps のボーレートを得ている。
(2) 内蔵クロックの発振周波数を 7.3728MHz 近辺に設定すると正しいボーレートとなる。 (3) 内蔵クロックの発振周波数は PIC16F886 の個体差や周囲温度で若干ズレる可能性がある。 (4) 本機能は内蔵クロックの発振周波数を補正することを目的とする。 (5) 補正値は -16〜+15 を設定でき、マイナス側は発振周波数が下がる方向、プラス側は上がる方向である。 (6) 内蔵クロックの基本発振周波数は 8MHz で、これは補正値 00 の時である。これを中心として±12% 程度の補正が可能である。 (7) 補正値 -11 とすると、ほぼ全ての PIC16F886 で 7.3728MHz 近辺に設定できる。 (8) このモードではリモコンからの操作を禁止している。 |
2 | 使いかた | (1) 本モードになると、現在の補正値 (通常は -11) が表示される。
(2) [<] キーを押すと補正値がデクリメントされる。最小 -16 まで。 (3) [>] キーを押すと補正値がインクリメントされる。最大 +15 まで。 (4) [W/N] キーを押すと設定操作をキャンセルして、通常モードになる。 (5) [MEM] キーを押すと補正値がコントローラに記憶され、通常モードになる。 |
;--------------------------------------------------------------------- ; EEPROM 領域のデータ定義 ;--------------------------------------------------------------------- ORG H'2100' ; ; プリセットメモリの初期データ (1プリセット16byte) ; PRESET_1 DE "761310" ; FPGA tuner へ送るコマンド (6byte) DE "InterFM " ; 放送局名 (10byte) ; PRESET_2 DE "780310" ; FPGA tuner へ送るコマンド (6byte) DE "bayfm " ; 放送局名 (10byte) ; PRESET_3 DE "786310" ; FPGA tuner へ送るコマンド (6byte) DE "FM-FUJI " ; 放送局名 (10byte) ; PRESET_4 DE "795310" ; FPGA tuner へ送るコマンド (6byte) DE "FM NACK5 " ; 放送局名 (10byte) ; PRESET_5 DE "800310" ; FPGA tuner へ送るコマンド (6byte) DE "TOKYO FM " ; 放送局名 (10byte) ; PRESET_6 DE "813310" ; FPGA tuner へ送るコマンド (6byte) DE "J-WAVE " ; 放送局名 (10byte) ; PRESET_7 DE "825310" ; FPGA tuner へ送るコマンド (6byte) DE "NHK FM " ; 放送局名 (10byte) ; PRESET_8 DE "847310" ; FPGA tuner へ送るコマンド (6byte) DE "Fm yokoham" ; 放送局名 (10byte) ; ; イニシャルステーションメモリの初期データ (16byte) ; ; DIPSW1=OFF の時 ; [プリセット番号] がセットされていれば、プリセット受信する ; [プリセット番号] がセットされていなければ、[FPGA tuner へ送るコマンド] を使う ; ; DIPSW1=ON の時 ; [プログラムデータ] がセットされていれば、プログラム受信する ; [プログラムデータ] がセットされておらず [プリセット番号] がセットされていれば、プリセット受信する ; [プログラムデータ] [プリセット番号] いずれもセットされていなければ、[FPGA tuner へ送るコマンド] を使う ; INIT_STATION DE "761310" ; FPGA tuner へ送るコマンド (6byte) DE "P1" ; プリセット番号 (Pn もしくは) (2byte) DE " " ; 最大4局のプログラムデータ (8byte) ; (Pn もしくは [sp][sp]) × 4プログラム = 8byte ORG H'21F0' ; ; 各種スペシャル設定パラメータを保存する領域の初期データ (16byte) ; SPECIAL_PARA DE -11 ; PIC16F886 に設定する OSCTUNE 値を入れる (標準:-11, -16〜+15) DE 0 ; S/PDIF Sampling Rate (0〜2, 0:48kHz 1:96kHz 2:192kHz)
電源 ON 時の操作 | 立ち上がるモード |
普通に電源 ON | 通常モード |
[W/N] [<<] キーの両方を押しながら電源 ON | リモコンコード送信モード |
[W/N] [<] キーの両方を押しながら電源 ON | S/PDIF サンプリング周波数設定モード |
[W/N] [>] キーの両方を押しながら電源 ON | エリア・リクエストモード |
[W/N] [>>] キーの両方を押しながら電源 ON | UART ボーレート補正モード |
[W/N] キーだけを押しながら電源 ON | (放送局名をクリアしない) 特殊モード |
キー | 通常モード (特殊モードを含む) | テキストモード | プリセットモード | プログラムモード |
[<<] | 受信周波数を 1MHz 単位で下げる | リバース方向の文字ジャンプ | − | − |
[<] | 受信周波数を 0.1MHz 単位で下げる | リバース方向の文字選択 | − | − |
[>] | 受信周波数を 0.1MHz 単位で上げる | フォワード方向の文字選択 | − | − |
[>>] | 受信周波数を 1MHz 単位で上げる | フォワード方向の文字ジャンプ | − | − |
[P1] | プリセット [P1] コール | − | プリセット [P1] 書き込みして通常モードに戻る | プログラム [P1] |
[P2] | プリセット [P2] コール | − | プリセット [P2] 書き込みして通常モードに戻る | プログラム [P2] |
[P3] | プリセット [P3] コール | − | プリセット [P3] 書き込みして通常モードに戻る | プログラム [P3] |
[P4] | プリセット [P4] コール | − | プリセット [P4] 書き込みして通常モードに戻る | プログラム [P4] |
[P5] | プリセット [P5] コール | − | プリセット [P5] 書き込みして通常モードに戻る | プログラム [P5] |
[P6] | プリセット [P6] コール | − | プリセット [P6] 書き込みして通常モードに戻る | プログラム [P6] |
[P7] | プリセット [P7] コール | − | プリセット [P7] 書き込みして通常モードに戻る | プログラム [P7] |
[P8] | プリセット [P8] コール | − | プリセット [P8] 書き込みして通常モードに戻る | プログラム [P8] |
[W/N] | 受信帯域の Wide/Narrow を切り換え | 通常モードに戻る | 通常モードに戻る (キャンセル) | 通常モードに戻る (キャンセル) |
[SM] | Auto/Mono, Muting ON/OFF を切り換え | リバース方向のカーソル移動 | プログラムモードに移行 | プログラム全クリア |
[TEXT] | テキストモードに移行 (放送局名編集) | フォワード方向のカーソル移動 | − | − |
[MEM] | プリセットモードに移行 | − | イニシャルステーション書き込みして通常モー ドに戻る |
プログラム書き込みして通常 モードに戻る |
キー | リモコンコード送信モード | S/PDIF サンプリング周波数設定モード | UART ボーレート補正モード |
[<<] | [<<] キーのリモコンコードを送信する | − | − |
[<] | [<] キーのリモコンコードを送信する | サンプリング周波数を下げる | 補正値を下げる |
[>] | [>] キーのリモコンコードを送信する | サンプリング周波数を上げる | 補正値を上げる |
[>>] | [>>] キーのリモコンコードを送信する | − | − |
[P1] | [P1] キーのリモコンコードを送信する | − | − |
[P2] | [P2] キーのリモコンコードを送信する | − | − |
[P3] | [P3] キーのリモコンコードを送信する | − | − |
[P4] | [P4] キーのリモコンコードを送信する | − | − |
[P5] | [P5] キーのリモコンコードを送信する | − | − |
[P6] | [P6] キーのリモコンコードを送信する | − | − |
[P7] | [P7] キーのリモコンコードを送信する | − | − |
[P8] | [P8] キーのリモコンコードを送信する | − | − |
[W/N] | [W/N] キーのリモコンコードを送信する | 通常モードに戻る (キャンセル) | 通常モードに戻る (キャンセル) |
[SM] | [SM] キーのリモコンコードを送信する | − | − |
[TEXT] | [TEXT] キーのリモコンコードを送信する | − | − |
[MEM] | [MEM] キーのリモコンコードを送信する | サンプリング周波数を保存して通常モードに戻る | 補正値を保存して通常モードに戻る |
キー | エリア・リクエストモード | エリア・カスタマイズモード | カスタマイズプリセットモード |
[<<] | − | − | − |
[<] | リバース方向でエリア選択 | リバース方向でエリア内放送局を選択 | − |
[>] | フォワード方向でエリア選択 | フォワード方向でエリア内放送局を選択 | − |
[>>] | − | − | − |
[P1] | − | − | プリセット [P1] 書き込みしてエリア・カスタマイズモードに戻る |
[P2] | − | − | プリセット [P2] 書き込みしてエリア・カスタマイズモードに戻る |
[P3] | − | − | プリセット [P3] 書き込みしてエリア・カスタマイズモードに戻る |
[P4] | − | − | プリセット [P4] 書き込みしてエリア・カスタマイズモードに戻る |
[P5] | − | − | プリセット [P5] 書き込みしてエリア・カスタマイズモードに戻る |
[P6] | − | − | プリセット [P6] 書き込みしてエリア・カスタマイズモードに戻る |
[P7] | − | − | プリセット [P7] 書き込みしてエリア・カスタマイズモードに戻る |
[P8] | − | − | プリセット [P8] 書き込みしてエリア・カスタマイズモードに戻る |
[W/N] | 通常モードに戻る (キャンセル) | エリア・リクエストモードに戻る (キャンセル) | エリア・カスタマイズモードに戻る (キャンセル) |
[SM] | エリア・カスタマイズモードに移行 | − | − |
[TEXT] | − | − | − |
[MEM] | 選択したエリア情報をプリセットメモリに 書き込んで通常モードに戻る |
カスタマイズプリセットモードに移行 | − |
バージョン | 説明 | ドキュメント |
ft20150101.hex | 2015年正月元旦お年玉として初版リリース | fcft-controller_20150101.html |
ft20150117.hex | (1) プログラム受信機能を追加
(2) テキストモードでの [<<] [>>] キー操作でジャンプする文字を [sp] [0] [A] [P] [a] [p] に変更 |
fcft-controller_20150117.html |
ft20150131.hex | (1) エリア・リクエスト機能を追加
(2) エリア・カスタマイズ機能を追加 (3) 特殊モードを追加 (4) キー操作の統一を図った (従来とキー操作を変更している) |
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area_request_20150131.pdf (エリアリスト) |