YAMAHA TX-700

YAMAHA TX-700 をゲット!

2011年2月8日、私のチューナーページのファンの T さんから YAMAHA TX-700 の寄贈を受けました。

寄贈者のコメントは以下です。



状況チェック

  1. 外観

  2. FM 受信

  3. AM 受信

  4. TV (VHF/UHF) 受信



カバーを開けてみました

  1. 基板の作りは良いです。 電源トランスはかなり小さいです。 写真をクリックすると拡大写真を表示できます。

  2. FM フロントエンドは3連バリキャップ方式です。 汎用パック化されているので詳細不明です。

  3. FM IF 部は以下の構成です。


  4. FM 検波部は ROHM BA4237L を使ったクォードラチュア検波です。

  5. FM MPX 部は ROHM BA1332 を使った PLL MPX です。 セパレーション調整ボリュームは1個で左右共通です。

  6. AM 受信部は ROHM BA4237L で全てを行っています。 2連バリキャップのフロントエンド構成でごく普通です。

  7. バンド切替は SANYO LA7910 で行います。

  8. TV MPX は ROHM BA1407AL です。

  9. MCU は Fujitsu MB88561 で、フロントパネル基板に実装されています。 PLL 制御もこの IC で行います。

  10. メモリバックアップはメイン基板にある電気二層コンデンサ 0.047F 5.5V です。

  11. 使っている部品のロット番号より、本機は1989年製造品と判りました。 電源ケーブルの製造マーキングも1989年でした。



調整

写真の FM/AM 標準信号発生器 Panasonic VP-8175A (以下 SSG)、 FM Stereo 信号発生器 MEGURO MSG-2170、 周波数カウンタ ADVANTEST TR5822 を使って調整します。 10年も経つとコイルやトリマはズレます。

  

  1. FM 受信部の調整

  2. AM 受信部の調整

  3. 再調整結果



使ってみました

  1. デザイン

  2. 操作性

  3. 受信性能

  4. 評価



仕様