ONKYO CR-185

2005年8月18日、 HARD-OFF 越谷草加BP店 のジャンクコーナーで買った「ONKYO CR-185」です。 税込2,100円でした。 外観は綺麗なほうで 「CD は動作しません。アンプは良好です。」 という表示がありました。

CD レシーバーです。 ミニタイプでアンプ/CD プレーヤー/FM/AM シンセサイザーチューナーが一体となっています。 CR-185 のネーミングですが、横幅が185mm だからだそうです・・・なんと!安易なネーミング。 CR-185 は別名 Intec185 とも言うそうです。

最近、調子が悪くなってスピーカーの右から音が出なくなった ケンウッドの CD レシーバー の代替として使うための購入です。 ケンウッドのは後日自己修理予定なのですが、その修理期間に CR-185 を代替で使おうという考えです。 よって、あまり値段が高くては意味がなかったです。

リア側です。 筐体が小さいのにも関わらず、入出力が2系統あります。 光デジタル出力もあります。

ところで、ONKYO CR-185 シリーズはジャンクマニアでは人気があります。 それは「音が良いこと」「故障する部分が決まっているので修理が容易」 「 ONKYO DS-A1 を使うことで iPod 対応している」です。 貴方もジャンク市場で格安の ONKYO CR-185 シリーズを見つけたら買ったほうが吉です。



修理しました

  1. CR-185 をチェックしてみると以下の症状でした。
  2. CD プレーヤー部は動かなくても私としては何の問題もないのですが、やはり修理してみたい、ヤフオクで転売する時に高値で売れる、を考えて修理することにしました。

  3. CR-185 をバラバラに分解して CD プレーヤー機構をチェックしてみると CD トレーはちゃんと閉まるのだが、ピックアップ&モーター機構が上昇しないので CD 盤が回転しない・・・と判明しました。 ピックアップ&モーター機構を手で軽く持ち上げてやると、カチャと機構がロックされ、CD 盤が回転し、そして正常に音楽が再生できました。

  4. 更に詳しく調べてみると、機構を動かす動力にモーター/プーリー/ベルト/プーリーとなっています。 よくよく見ると、このベルトが伸びてしまっているようです。 ベルトは(伸びていると思うのですが)直径25mm 程度です。

  5. このベルトの手持ちがなかったので、アキバで代替になるマトモなものを探してみました。



使ってみました



なぜ音が良いのか考察してみました



リモコンをゲット!



仕様

CR-185 は年代物なのでメーカーには既に情報がなく、巷のページより収集しました。

チューナー部
FM: 76.0〜90.0 MHz / Stereo / 30局メモリ
AM: 522〜1,629 KHz / Stereo / 30局メモリ
FM感度: 19.2dBf (2.5μV, 75Ω, S/N50dB)
CD 部
周波数特性 5Hz〜20KHz
D/A コンバータ: 1 bit 方式
出力部
実用最大出力: 25W+25W (EIJA 4Ω)
定格出力: 20W+20W (4Ω) / 15W+15W (8Ω)
全高調波歪率: 0.2% (1KHz、定格出力時)
SN 比
100dB ( TAPE / MD )
周波数特性
5Hz〜50KHz (+0、−0.3dB)
プログラムタイマー
4モード (weekday, weekend, Recording, Sleep)
入出力端子
TAPE IN/OUT
MD IN/OUT
光デジタル出力
スピーカー出力
FM/AM アンテナ入力
REMOTE RI端子 (R)
REMOTE RI端子 (U)
本体サイズ
185(W)×130(H)×340(D) mm
重量
4.0Kg