HP EliteBook 2570p (Core i5)
HP EliteBook 2570p (Core i5) をゲット!
2019年9月4日、
ヤフオク OA PLAZA
で Core i5 ビジネスモバイルノートの
HP EliteBook 2570p (Core i5)
のジャンク品が
2,850円
でした。
2012年8月発売のハイエンドノートで、実売価格10万円くらい (構成で変わる) だったようです。
オークション記事には [Core i5] [メモリ 2GB] [HDD 無] [OS 無] [6セルバッテリ] [AC アダプタ 無] [DP 搭載] [Wi-Fi 内蔵] [USB3.0] [BIOS 通電確認のみ] と書かれていました。
BIOS 起動できているので、[電源は入る] [CPU は動作する] と思われました。
この哀れなジャンク状態からか、他に入札者が現れず、オークション開始価格のまま落札できました。
購入目的は既に入手した
HP EliteBook 2570p (Core i7)
の予備パーツ確保です。 CPU は違うが、その他のパーツは同じです。 更に i7 マシンのほうは [3セルバッテリ] だったので、[6セルバッテリ] が欲しいと思っていました。
単体のパーツを買うより、ほぼ一式揃ったジャンクマシンのほうが安くつきます。 しかも、CPU は相互に乗せ換え可能で、速度は違っても緊急予備にはなります。
格安の3千円なので、もう元は取れています。 でも、リペアしてみたい大いなる欲望が湧いてしまいました。 そこで、暇潰しを兼ねてやってみました。
状態チェックとリペア
外観
右の写真のように天板にはシールの一部や剥がし痕が多数あって汚いです。
幸いなことにキズやヘコミはありませんでした。
無水アルコールにてシールの一部や剥がし痕を拭き取ると、綺麗になって並みの中古状態になりました。
そもそもはパーツ取り用途だったので外観はどうでもよかったのですが、綺麗になってしまうとノートパソコンとして復活させたくなります。
足らないパーツを追加
メモリ
ノート用 204P の [SO-DIMM PC3-12800] か [SO-DIMM PC3L-12800] が適合します。
既に実装されていた [2GB メモリ]×1枚を取り外し、代わりに手持ちの [4GB メモリ]×2枚を実装しました。 8GB Dual Memory となりました。
HDD
2.5インチ SATA300/600 の HDD が適合します。
手持ちの 2.5インチ SATA300 5400rpm 160GB HDD を実装しました。
AC アダプタ
出力電圧が DC18.5〜19.5V の 65W タイプが適合します。
ハードオフへ行けば、中古ですが、税抜500〜1,000円程度で HP ノートパソコン用のものが手に入ります。
手持ちの HP 純正 [AC アダプタ] を使いました。
電源を入れて動作確認
電源は問題なく入りました。
BIOS から [メモリ] [HDD] などがちゃんと認識できました。 ハード不良は検出されず、全てのハードが正常です。
バッテリは新品同様のコンディションでした。 ちゃんと 100% まで充電できます。
このバッテリだけで、投資金3千円の元が取れました。
液晶表示は新品同様に明るいです。 ドット抜けや湧きはありません。
Windows10 Pro 64bit をインストール
2750p が完全に正常かどうかを判断するには、Windows10 をインストールしてみるのが確実です。
HP EliteBook 2570p (Core i7)
に記載した手順で Windows10 Pro 64bit をインストールします。
[HP Windows7 Pro リカバリ DVD] をインストールします。
[Windows7 Pro 32bit ライセンス] 認証できました。
Windows10 無償アップグレードインストールをします。
無償アップグレードを適用することで、[Windows7 Pro 32bit ライセンス] で [Windows10 Pro 32bit ライセンス] が取得できるのです。
[デジタルライセンス] が取得でき、[Windows10 Pro 32bit ライセンス] 認証できました。
クリーンインストールして、Windows10 Pro 64bit にエディション変更します。
[デジタルライセンス] が取得できているので、エディション変更は自由にできるのです。
正規ライセンス取得済み Windows10 Pro 64bit が無事インストールできました
もうジャンクではありません。
正常に動作する実用マシンとして復活しました!
使ってみました
[Core i5-3320M] と [Core i7-3520M] は互換性があります
メインボードにある CPU ソケットには、[Core i5-3320M] [Core i7-3520M] いずれも実装できます。
i3/i5/i7 の [3xxxM] [3xxxQM] なら、いずれも実装できます。
2570p の Core i5 / i7 の違いはこれだけです。 処理速度の違い以外は機能的に全く同じです。
従って、今回入手のマシンはパーツレベルではなく、マシンレベルで予備にできます。
実用品として、そこそこ快適動作
やはり [Core i7-3520M] よりは、かなり遅いです。 特に電源 ON からの立ち上がりでそう感じます。
でも立ち上がった後は、そこそこ快適に動作します。 実用品として十分使えます。
私のイメージは [Core i3 遅い] [Core i5 そこそこ動く] [Core i7 快速] です。