Roland EDIROL R-09 をゲット!
2007年2月11日、
HARD-OFF 4号足立保木間店
の正規コーナーで
Roland EDIROL R-09
の新古品を24,000円で買いました。
これ!何だと思いますか?
タバコ箱より一回り大きいくらいの LPCM(リニア PCM)ハンディレコーダーです。
サンプリングは 44.1/48kHz 16/24bits で録音できます。
テープは使用せず、SD メモリに録音データを記録します。
ポータブル DAT のリプレース目的で購入しました。
ポータブル DAT の時代に担いで行ったコンデンサーマイク1本より軽い、この R-09 だけで素晴らしい音質で録音できるのにビックリです。
左右のマイクの配置が良いのか、ステレオ感も素晴らしいです。
これからは、旅行にはデジカメと R-09 ですね!
マイク内蔵録音機と言うより、
録音機能付きマイク!
という表現がピッタリの優れモノ
使ってみました
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手のひらサイズ
外形寸法:62.6(W)×29.1(H)×102.0(D)mm 質量:145g(電池、SD カードを含む)と、かなり小型でYシャツのポケットにも入ります。
高級ボイスレコーダーとして使うにも十分小型です。
実際に持ってみると、メチャ軽い〜これでリニア PCM 録音機ですからね・・・時代の進歩を感じます。
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DAT を超えたプロスペックの LPCM レコーダー
最高 48kHz 24bits のサンプリングで高音質 PCM 録音できます。
一般のボイスレコーダーは圧縮音声で音が悪いですが、こいつは無圧縮の LPCM で音が抜群に良いです。
違いの判る者だけが持つ権利があります。
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モノクロ 128×64 dots 有機 EL ディスプレイ搭載
コントラストが高く視野角が広いので、ほとんど水平に近い角度でも表示が見えます。
バックライトに照らされた黒地に白の表示で、クッキリ・ハッキリの非常に好感の持てる表示です。
高級感があります。
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内蔵マイクの性能はなかなか良好
内蔵マイクだけで、十分に高音質・高感度で録音できます。
考え方を変えると、録音機能を持ったマイクとも見えます。
高性能マイクのおかげで、野外に持ち出す時の機材を減らすことができます。
マイクはY広がり方向に配置されており、ステレオ感を出しやすいです。
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片手で操作できるよう、各種操作ボタンを配置
操作は直感的に行え、操作性が良いです。
ですから、レコーダーを掴んでいるというより、マイクを掴んでいる感覚に近いです。
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背面にはマイクに関する設定スイッチ
マイク感度、ローカット、AGC などの設定があり、実用的です。
これらはスイッチになっているので、パッパッと切換でき、野外での使用で役立ちます。
(これらの切換がメニュー方式になっているとイライラします。)
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ボトム蓋が非常に変わった構造になっています。
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まずは写真のように半開きすると、SD メモリと mini USB のスロットが現われます。
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R-09 は録音メディアに SD メモリ(64M〜4GB)を使います。
LPCM 44.1kHz 24bits の場合、1GB で約60分(1時間)の録音が可能です。
MP3 録音もでき、MP3 128kbps のレートで1,960分(33時間)の録音が可能ですが、やはり、R-09 では LPCM が実力発揮です。
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SD メモリに記録するので、複雑なメカ機構はありません。
モーターもありません。
すなわち、R-09 から発生するメカ音は全くないのです。
このため、内部マイクでの録音でモーター音が一緒に録音されてしまうというようなことは一切ありません。
メカ機構がないということは、長寿命が期待でき、高信頼です。
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パソコンと USB 接続すると、パソコンにはマスストレージクラスとして認識されるので、ドライバーソフト不要です。
転送スピードはあまり期待しないほうが良いです。
大容量のデータを転送するなら、SD メモリをリーダーにセットして読み込んだほうが速いです。
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更にボトム蓋を開いて全開きすると、電池スロットが現われます。
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電池は単3サイズ×2本です。
アルカリ電池またはニッケル水素充電池で使えます。
アルカリ電池で連続再生5.5時間/連続録音4時間です。
ニッケル水素充電池でも同じ程度持つようです。
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電池の種類に応じて、設定を アルカリ/ニッケル水素 に切り替える必要があります。
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購入時に 64MB SD メモリが付属しますが、ここには R-09 のみで録音されたサンプルファイルが、いくつか入っていました。
そのうちの1つ、
ギター演奏
です。
サンプリングは 48kHz 24bits で録音されています。
48kHz 24bits が再生できないプレーヤーソフトが多いです。
WINAMP
なら、このサンプリングレートを再生できます。
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録音した素材を
Yamaha CDR-HD1500
にデジタルコピー
ヘッドホン端子が光端子を兼ねており、丸型〜角型の光ケーブルで R-09 と CDR-HD1500 が接続できます。
CDR-HD1500 は優秀で、R-09 が出力する 32kHz 16bits 〜 48kHz 24bits のどの DAI フォーマットも受け付けます。
しかも、コピー時にレベルを -12dB 〜 +12dB デジタル可変してコピーすることができます。
CDR-HD1500 を使うことで、狙いの、録音時は少し低目で録音し、コピー保存時にレベルを調整するということが実現できています。
CDR-HD1500 はどの DAI フォーマットで受け付けても、保存時に 44.1kHz 16bits に変換されます。
追加した小物
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ALL-WAYS SD 2GB \1,760
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フラッシュメモリも2006年12月以降急激に値下がりして、今やこの値段です。
2007年2月16日、アキバの
CompuAce
で買いました。
やっと、SD メモリを消耗品としてジャンジャン使う時代になったと実感しています。
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メーカーは聞いたことがないところですが、本製品はサムスンのチップを使った80倍速のものなので品質は問題ないでしょう。
1年保証です。
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R-09 に実装して何の問題もなく使えました。
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ソフトケース \105
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ドラエもんのポッケを探してみたら、R-09 にピッタリのソフトケースが出てきたので使っています。
クッション性は十分で特に問題なく使えています。
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FUJIFILM 製のソフトケースです。
おそらく何かのカメラの付属品だったと思います。
HARD-OFF 越谷花田店
でたしか105円で買った記憶があります。
新品でした。
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Wave editor
Yamaha TWE
\0
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多機能 Wave ファイル編集ソフトです。
フリーソフトですが、Wave 編集に必要な機能がほとんどあります。
フェードイン、フェードアウトもできます。
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私は音の編集には、これを使っています。
編集機能に不満はないです。
ただし、24bits フォーマットは再生できないようで、16bits に変換してから(TWE でできます。)聴くことになります。
・・・フリーですから文句は言えません。
仕様