プロローグ
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お仕事で、新潟県糸魚川へ3週間近く出張することになりました。
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糸魚川のホテルを電網で探したのですが、どのホテルも12月まで空きがなく、やむをえず、糸魚川へ通勤できる地区のホテルを探しました。
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結果、富山県魚津にホテルが見つかりました。
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魚津〜糸魚川は列車で1時間ほどです。
頑張れば通勤できる・・・
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魚津〜糸魚川間は通勤時間帯は45分に1本、日中は1時間30分に1本しかありません。
通勤に待ち時間が多くて無駄が多いのがネックです。
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写真は全て
OLYMPUS E-PM1
で撮影しました。
この一眼デジカメの写りはかなり良いです。
魚津に到着
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2013年9月23日15時過ぎに魚津に到着しました。
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魚津は黒部が近いので質の良い湧水が豊富なのか、駅の左手(富山寄り)に無料の湧水サービスがあります。
もちろん、飲用です。
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予約しておいた
アパホテル
魚津駅前
に到着しました。
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魚津駅から徒歩30秒だったので、迷いませんでした。
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散歩のついでに、スーパーに寄ってみたら、大きなゆでズワイガニが200円でした。
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1ぱい買ってきてホテルで食べました。
ついでにサンマの焼いたのが70円だったので、それも買ってホテルの電子レンジで暖めて食べました。
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海産物は間違いなく越谷より安いです。
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ホテルの部屋の中は海の匂いで充満しています。
ホテルからクレーム来ない心配。
魚津〜糸魚川を通勤してみて
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お仕事は糸魚川で朝7時30分から始まります。
よって列車を6時に魚津から乗ります。
通勤の列車はガラハラで、1車両あたり2人くらいしか居ない。
ホテルからもらってきた新聞を座席に広げて、ゆったり見られます。
越谷だと5時の始発列車でも満席ですが、こういう所は違うみたいです。
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車窓の景色は日本海の脇を通るので、海の波が実に良いです。
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こちらでは、お日さまは山から昇って海に沈むみたいです。
太平洋側では反対ですよね。
お日さまは海から昇って山に沈む。
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魚津・糸魚川とも駅に自動改札機がありませんでした。
最初、判らずに、切符を突っ込むところを探し回りました。
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糸魚川までは1時間ですが、富山までは25分というのに、気が付きました。
富山のほうが近いんだ!!!
観光情報をゲット!
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私は魚津は初めてで、観光知識が全くありません。
2013年9月28日、魚津駅の左手近くの観光案内所に入ってみました。
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親切だけどお喋りのオバさんが居て親切に教えてくれました。
ちょっと質問するととても詳しく教えてくれます。
私が一言話すと、数百倍の言葉数で返事が返り、聞くだけでも大変でした。
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魚津というのは昔、魚津城があって上杉景勝ゆかりの城下町だったそうな。
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魚津では100円均一の市民バスが運行されており、どこまで乗っても100円とのこと。
私は西回りバスに乗って、まずは魚津水族館に向かうことにしました。
魚津水族館
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2013年9月28日、市民バスに乗って30分ほどで
魚津水族館
に到着しました。
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チケットを買おうと受付に行くと、割引された「魚津水族館」と「魚津埋没林博物館」のセット券が1,000円でした。
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魚津水族館は日本最古の水族館で創立100周年にあたるそうです。
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魚津水族館のトレードマークは魚で、魚津の「う」、水族館の「水」を表現したものと思います。
よく見てください。
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ちょうどハロウィン・キャンペーンが開催されており、お馴染みの [Trick or Treat] (いたずらかお菓子か?)のマークが所々に掲げられていました。
全て見つけると何か良いことがあるそうな。
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富山湾に生息する水棲生物を主に展示しています。
ズワイガニなど美味しそうな生物が多く、ヨダレが出ます。
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なぜか?カメレオンも棲んでいます。
ミラージュランド
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魚津水族館の目の前に、この
ミラージュランド
があります。
いわゆる遊園地です。
プール/バーベキューコーナもあり、ゴルフ/テニスもできます。
魚津南港
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ミラージュランドから魚津埋没林博物館まで
魚津南港
を歩きました。
約20分くらいでした。
歩いているのは私1人だったのですが、幸いなことに拉致は免れました。
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途中、
魚津米騒動
のモニュメントがありました。
魚津埋没林博物館
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魚津埋没林博物館
では、2,000年くらい前の杉の根っ子(樹齢500年)が素晴らしいらしいのですが、いまいちピンと来ませんでした。
むしろ、ここのハイビジョンシアターで上映されている
魚津の蜃気楼
に感激しました。
こういうの、本物を一度観てみたい。
春先に蜃気楼を見るために、また魚津を訪れる必要がありそうです。
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下の写真はハイビジョンシアターで上映された蜃気楼(ミラージュ)を撮影したものです。
このような蜃気楼が観えるようです。
蜃気楼は砂漠のオアシスだけかと思っていましたが、日本でも観れるようです。
ありそドーム
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ありそドーム
は、タワー/体育館/イベントホールが一緒になった複合施設です。
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ありそドームのタワー部最上階は展望室になっています。
観光客の私は昇ってきました。
山や海が気持ちよく一望できました。
越中宮崎
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2013年10月6日(日)、お仕事が空いてお休みになりました。
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富山出身の会社の同僚 S さんから、「越中宮崎の海岸は別名
ヒスイ海岸
と呼ばれ、ヒスイの原石が海岸で拾えるかも。ここの
たら汁
は絶品。」とメールで教えてもらったので、行ってみました。
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電網で調べてみると、ある女性がここの海岸で拾った石ころがヒスイの原石で、鑑定価値が300万円だった・・・のような記録がゴロゴロ出てきます。
一攫千金が期待できます ・・・ 小金持ちになれるかも???
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北陸本線なんですが、列車はくたびれたような旧式です。
車内もガラガラです。
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魚津から越中宮崎へ行くには、北陸本線で糸魚川/直江津方面の列車に乗ります。
電車代は480円です。
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越中宮崎に到着!
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魚津から行くと、この越中宮崎までは富山県、次の市振(いちぶり)から新潟県になります。
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改札を出る時にビックリ!!! 駅員が居ない!!! 切符の自動販売機もない ・・・ どうやって切符を買えばよい???
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魚津から持って来た切符は郵便ポストのような箱に入れればよいようです。
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乗車する時は切符無しで列車に乗り、車内で車掌さんから切符を買えばよいようです。
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まずは腹ごしらえ ・・・ たら汁
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電網で調べた「たら汁」の一番のお奨め店
栄食堂
に向かいました。
越中宮崎駅から国道を東に 1km です。(徒歩10分くらい)
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レストランを想像していたのですが、ごく普通の食堂でした。
トーチャン/カーチャンでやっているような・・・
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「たら汁」は注文してから作るのか時間がかかるようです。
そこでガラス張りの冷蔵庫からトッピングを選んで、それを食べながら待ちます。
私はトッピングに「ばい貝の煮付け」を選びました。
これが注文した「たら汁」「ばい貝の煮付け」です。
アルミの鍋で出てきたのにビックリ!!!
項目 |
税込値段 (円) |
たら汁 |
800円 |
ばい貝の煮付け |
600円 |
ごはん (中) |
250円 |
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たら汁とは、たらのぶつ切りを白味噌で煮込んだ漁師料理のようです。
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最初、味が薄いと感じましたが、食べているうちにちょうど良い味と判りました。
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たらの身がトロトロでメチャ旨いです。
越谷で買う「たら」とまるで違う!!!
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ばい貝のデカイのは子持ちでした。
ばい貝のタマゴを食べるのは初めてです。
旨い!!!
ああ、旨かった!!! 汁も含めてたいらげました。
右の写真のように畳の部屋もあって、宴会ができるようです。
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栄食堂から戻る途中に
朝日ヒスイ海岸オートキャンプ場
があったので見学しました。
自動車ごと泊れるハウスまたはテント施設です。
丸太小屋のようなハウスタイプと、簡素タイプがあるようです。
表札のような番号ボックスの裏側は電源供給できるようになっています。
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ヒスイ海岸へ一攫千金のヒスイを探しに行きました。
ヒスイが見つかるのは「万に一つ」の確率だそうですが・・・
海岸には、当たり前のように石がゴロゴロ散らばっています。
ただ見るだけですが数万個は見たと思います。
確率から言うと「万に一つ」ですから、当たりがあっても良いはずです。
拾った2個の石のうち、左側のは緑っぽいのでヒスイではないだろうか。
右側はヒスイではありませんが、石の表面の景色が良いので拾ったのです。
エピローグ
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住めば都とも言いますが、ほぼ3週間も魚津にホテル住まいすると、街にも馴染んできて、良いところと思えるようになりました。
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魚の刺身は旨いし、ズワイガニも安く食えるし ・・・ 良い国だ!
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魚津の蜃気楼を観るため、また、訪れたいです。