2014年7月16〜18日 ホテルニュー八汐 (尾瀬ハイキング)
プロローグ
2014年7月16〜18日の2泊3日で友人達と塩原温泉「ホテルニュー八汐」へ旅行しました。
この日程のうち、7月17日は尾瀬ハイキングツアーです。
非常に残念なことに、男4人だけです。
格安温泉バスツアーで有名な
おおるりグループ
を利用しての旅行です。
項目
税込値段(円)
仕様
ホテル (2泊)
14,000円
夕食2回+朝食2回 (バイキング方式、夕食ではお酒呑み放題)
入湯税込み
首都圏〜塩原の高速バス (往復)
尾瀬ハイキング用おにぎり+飲物
塩原〜尾瀬のバス (往復)
なんと、全て込み込みで
驚きの 14,000円!!!
2万円で6千円もお釣りがきます。 浮いたお金で現地オプショナルツアーやお土産漁りができます。
この値段なら、年に何回も気軽に旅行できてしまう〜〜
尾瀬の情報は
尾瀬 Hiking manual
が詳しいです。
7月16日: ホテルに到着→塩原温泉街観光
12時10分頃、ホテルに到着しました。 早速、農村レストラン「関の里」へ昼食に出かけました。
私は夕食が「食べ放題/呑み放題」なので、「天婦羅蕎麦」だけにしました。
私以外の方々は「もり蕎麦+掻揚丼」を食べていました。 夕食時間になっても「お腹がすかない」と嘆いていました ・・・ ザマーミロ!
もみじ谷大吊橋
塩原ダムに架けられた大吊橋です。 見学料は300円でした。
「恋人の聖地」だそうです。 我々は男ばかり4人なので、お互いに恋人にならないよう祈りました。
途中で 熊さん、河童さん、猫さん に会いました。
回顧の吊橋/回顧の滝
回顧は「みかえり」と読みます。 行きは山道を下るだけだったのですが、帰りは上りで疲れました。
「回顧」の文字通りで、(行きは楽だったんだよなぁと)「過ぎ去ったことを思い起こす」山道ハイキングでした。
ホテルへ帰還
ホテルのバルコニーからは絶景の山々が観えます。 こんなに豊かな森だったら絶対クマがいるよな。
ホテルへ帰って10分後にスコールのような雨が降りました。 ちょうどタイミング良く帰ってきて良かった!
まずはビールで乾杯!!!
7月17日: 尾瀬ハイキングツアー
これが尾瀬ハイキングツアーのスケジュールです。
8時15分頃に、おおるり観光手配のバスに乗ってイザ出発!
10時15分頃に御池(みいけ)到着。 そこから会津観光のシャトルバスに乗り換えて10時40分出発→沼山峠に11時00分到着。
沼山峠より山中をテクテク山頂まで登山で、山頂からはずっと下山になります。
本当にこれで尾瀬のほうに行けるの?/クマが突然出てきたらどうしよう ・・・ と心配になりました。
森の中を歩いていると、あちこちで「カランコロン」「シャンシャン」「チリーンチリーン」という鈴の音が聞こえます。
「クマ祓い」なんでしょう ・・・ まさか「クマ寄せ」じゃないよね?
下山し終わったのは11時30分頃。 急に大湿原が現れました。 やった! ・・・ 大江湿原に到着。
大江湿原をハイキング
歩くのは木の道だけで、湿原に入ってはいけないそうです。 尾瀬の観光写真でよく見かける「木の道」に感激!
黄色い「ニッコウキスゲ」という花と、白い綿のような「ワタスゲ」という花が一面に咲いていました。
「ニッコウキスゲ」の花言葉は「日々あらたに」です。 過去は忘れて今をキリギリスのように楽しく生きましょう。
認知症じゃないよ。
→ニッコウキスゲは1日花で朝咲いて夕方萎んで終わりです。 まさに「日々あらたに」ですね。
「ワタスゲ」の花言葉は「揺らぐ思い」です。 最近、こういう切ない思いがありませんね。 年取ったのかなぁ?
ZARD の「揺れる想い」
じゃないよ。
12時00分頃、尾瀬沼ビジターセンタに到着
ここでホテルから渡された「おにぎり+お茶」をいただきました。
すぐ前に「長蔵小屋」という山小屋がありました。 尾瀬で一番古い山小屋だそうです。
ツキノワグマの干物が飾ってありました。 やはりクマはいるようです。
尾瀬沼ビジターセンタ〜三平峠の中間地点にある絶景ポイントで記念写真をパチリ。 尾瀬沼越しに燧ヶ岳(ひうちがたけ)が見える絶好の場所です。
尾瀬の感想
尾瀬へ行くのは初めてでした。 それまで思っていた尾瀬のイメージに
2つの大きな間違い
がありました。
尾瀬沼の上に木の道があって、これを歩いて行く
・・・ と思っていた。
尾瀬沼は深いので歩けません。 沼には木の道がありません。
木の道があるのは陸地の部分 ・・・ ここが湿地帯になっていました。
バスで尾瀬に着いたら、そこが一面湿平原でワァ〜素敵
・・・ と思っていた。
入口の沼山峠からテクテク山登り ・・・ 沼って下側にあるはずで、何で山登りしないといけないの??? 尾瀬では水は下から上に流れるの???
途中の山中には絶対クマさんが居るよね。 出会ってしまったら挨拶すれば許してもらえるのだろうか??? ・・・ 超不安!!!
フラフラになって山頂に着いたら、今度は延々と下ります。 疲れてもうイイやと思った頃に湿平原になりました。
下った部分の帰りはきっと上るしかないよね ・・・ ああ恐ろしや!
最高気温でも25度程度、そして風が冷たいくらいの涼しさ ・・・ いい所だね。
有名な水芭蕉は既に終わっていましたが、ニッコウキスゲという黄色い花が一面に咲いていました ・・・ イイね。
私は普段の行いが良いためか、尾瀬で居た間は薄晴れか曇りでちょうど良かったです。
観終わって沼山峠まで戻ってきたら、急に大雨が降ってきました。
これから後に入山するヤツにザマーミロ ・・・
7月18日: 浅草人情劇
首都圏に帰るバスの出発時間は12時30分です。
通常だと時間をもてあそびますが、そこは「おおるり観光」、ホテルからすぐ近くの「湯けむり会館」で人情劇を観せてくれます。
おおるりツアーに参加している各ホテルの人々が集まり、観客は数百人でした。
今回のお題目は「浅草人情劇」でした。
大阪の大火で幼くして生き別れになった娘と、20年後に浅草で偶然再会するという話でした。
かなりの「涙そうそう」でした。
以下の写真は人情劇の後にあった歌謡舞踏ショーでのものです。
撮影に使ったデジカメは
OLYMPUS PEN mini E-PM1
で、フルオートモードにしたので感度は最高 ISO12800 まで上がります。 実際の撮影では ISO1600 程度になりました。
暗い舞台をストロボなしの手持ち撮影で画質も荒れず綺麗に撮れています。 [4/3型ハイスピード Live MOS センサ] の実力を実感しました。
エピローグ
17時10分頃、バスは新越谷に到着しました。 お疲れさま ・・・ 新越谷まで乗ったのは私を入れて20人程度でした。
今回最大の成果は、生まれて初めて、超有名な尾瀬に行けたことです。
皆と仕事を忘れて遊ぶのは楽しいですね。