SONY ST-JX8

SONY ST-JX8 をゲット!

2007年2月3日、PLL シンセサイザー FM/AM チューナーの SONY ST-JX8 のジャンク品を税込1,000円で入手しました。



ST-JX8 について



レストア



調整

写真の FM/AM 標準信号発生器 Panasonic VP-8175A (以下 SSG)、 FM Stereo 信号発生器 MEGURO MSG-2170、 周波数カウンタ ADVANTEST TR5822 を使って調整します。 10年も経つとコイルやトリマはズレます。

  



使ってみました



中身



レベルメータ

FM アンテナ入力レベルとレベルメータの振れの相関関係を測定してみました。 1〜4, FM 75dBf とあるのはレベル表示、×が消灯、○は点灯です。 これを見ると、S/N 良く受信するためには、FM 75dBf の必要があるようです。

アンテナ入力 (dB)
1
2
3
4
FM 75dBf
〜10
×
×
×
×
×
11〜18
×
×
×
×
19〜27
×
×
×
28〜41
×
×
42〜66
×
67〜



局名表示パネルを自作しました



仕様

型式
クォーツロック・デジタル周波数シンセサイザーチューナー
FM チューナー部
 
受信周波数
76.0〜90.0MHz
アンテナ端子
75ΩF型接栓
中間周波数
10.7MHz
S/N=50dB 感度 (75Ω)
mono: 3.8μV/16.8dBf
stereo: 40μV/37.3dBf
実用感度 (75Ω)
mono: 0.9μV/10.3dBf
S/N 比
mono: 92dB
stereo: 86dB
高調波歪率
mono: 0.05%(100Hz)、0.05%(1kHz)、0.05%(10kHz)
stereo: 0.07%(100Hz)、0.06%(1kHz)、0.15%(10kHz)
混変調歪率
mono: 0.05%
stereo: 0.06%
ステレオセパレーション (1kHz)
50dB(100Hz)、60db(1kHz)、45dB(10kHz)
周波数特性
30Hz〜15kHz ±0.2dB
実効選択度
90dB(400kHz)、60dB(300kHz)
キャプチュアレシオ
1.0dB
AM 妨害比
65dB
イメージ妨害比
120dB
IF 妨害比
120dB
スプリアス妨害比
120dB
RF 相互変調妨害比
88dB (IHF)
105dB (2.4MHz)
キャリアリーク抑圧比
78dB
ミューティングレベル
25dBf、10μV
オートチューニングレベル
25dBf
出力レベル/インピーダンス
750mV/600Ω
AM チューナー部
 
受信周波数
522〜1602kHz
アンテナ
フェライトバーアンテナ、EXT端子付
中間周波数
450kHz
感度
200μV/m (バーアンテナ使用時)
S/N 比
55dB (50mV/m)
高調波歪率
0.3%
周波数特性
30Hz〜6kHz -3dB
選択度
45dB (9kHz)
イメージ妨害比
45dB
オートチューニングレベル
500μV/m
総合
 
電源電圧
AC100V 50/60Hz
消費電力
18W
外形寸法 (幅×高さ×奥行)
430×80×330mm
重量
4.6kg
ファンクション
 
FM/AM プリセット
8局ランダムプリセット
プログラムメモリ
8個
MODE
AUTO/MONO
REC CAL
OFF/ON
その他
 
発売時期
1981年
定価
70,000円