TP-LINK Archer AX73 をゲット!
2022年8月31日、
Nojima
で最新規格 11ax Wi-Fi ルータの
TP-LINK Archer AX73
を購入しました。
2021年3月10日に税抜13,600円で発売された現役製品です。
通常14,355円ですが、クーポン適用で送料税込9,650円でした。
5GHz/2.4GHz のデュアルバンドで
両バンドとも IEEE802.11ax
規格対応です。
IEEE802.11ac/n/a/g/b 規格にも対応しています。
通信速度は、5GHz が4ストリームで 4804Mbps、2.4GHz が2ストリームで 574Mbps です。
AX5400 クラス
の Wi-Fi ルータです。
ネットワークプロセッサは高性能 Broadcom BCM6750 1.5GHz Triple Core、RAM は 512MB、全有線ポートは
ギガビット
です。
製品構成
-
左の写真は購入した [Archer AX50 本体] [AC アダプタ] [LAN ケーブル] [User Guide] のセットです。
[AC アダプタ] の出力は DC12V 2A です。
-
右の写真は
amazon
で別途購入したスタンド金具で、送料税込800円でした。
端子やスイッチなど
-
フロント
-
左から [Power] [2.4GHz] [5GHz] [Internet] [Ethernet] [USB] [WPS] ランプ
-
リア
-
左から [LED] [WPS] [Wi-Fi] [Reset] ボタン、[LAN1] [LAN2] [LAN3] [LAN4] [WAN] 端子、[Power] スイッチ、[Power] 端子
-
[Reset] ボタンは穴から細い棒 (爪楊枝など) を入れて押します。
工場出荷初期設定に戻したい時に使います。
-
[LED] ボタンでフロントにある全部の LED の消灯ができます。
常時光っていると煩わしい場合がありますから。
-
右サイド
使ってみました
-
外観
-
前作の
Archer AX50
より一回り大きいです。
-
筐体はブラックのプラスチックで、LED 表示はグリーンです。
-
アンテナが6本もあって格好イイです。
-
Router/Bridge の2つのモード
-
Router/Bridge のモード切換は Web 設定画面より行います。
-
Media Bridge (メディア変換) モードはありません。
-
Bridge モードにすると WAN ポートも LAN ポートとして使えます。
-
スマートコネクト機能
-
スマートコネクト機能とは
バンドステアリング機能
のことです。
-
スマートコネクトは、2.4GHz/5GHz で共通の SSID になります。
-
AX73 が最良の帯域を自動的に判別し機器へ割り当てます。
-
ゲストネットワーク機能
-
2.4GHz/5GHz ごとに1個のゲスト用 SSID を開放できます。
-
Wi-Fi セキュリティ設定もできます。
-
USB3.0 ポート
-
USB HDD や USB メモリをつないで簡易 NAS として使うことができます。
DLNA
にも対応しています。
-
あくまでも簡易なので、速度や DLNA ファイル数など、あまり期待しないほうがイイです。
-
使ってみて
-
ファームウェアを最新のバージョン 1.2.2 にアップデートしてから使いました。
-
Bridge モードで使いましたが、このモードでの設定項目は少なく超簡単でした。
-
Router/Brigde いずれのモードでも、最初 DHCP サーバ ON なので、パソコンを接続するだけで Web 設定画面に入れます。
-
このモードでは別のルータで DHCP サーバが動作しているはずで、各種設定後に AX73 の DHCP サーバを OFF にします。
-
このモードではご自慢の
HomeCare
や SoC、DLNA は動作しません。
単なる電波塔。
処理が少ない分、高速動作が期待できます。
-
スマートコネクト機能がイイ
-
端末側で 2.4GHz/5GHz のどちらに接続しようかという迷いがなくなります。
-
2.4GHz/5GHz の SSID は同じなので、端末側の接続 SSID 設定は1つで良いです。
-
AX73 が最適な周波数を選択して端末と接続してくれるのです。
-
送信強度や受信感度が良く安定性は非常に良好です。
-
ログ機能がちゃんとあって、NTP による自動時刻設定があるのも良いです。
-
その他
-
これまで使っていた
Archer AX50
はメインルータの座から降り、2F のサブルータとして活躍してもらっています。
-
これで我が家の Wi-Fi 環境は家中で 11ax 対応となりました。
-
1F の AX73 は IPoE 接続、2F の AX50 は PPPoE 接続で、それぞれ別のグローバル IP address となっています。
技術情報
-
TP-LINK Archer AX73 - TechInfoDepot
-
11ax で6ストリ−ムですが、[5GHz 4ストリーム]+[2.4GHz 2ストリーム]=6ストリーム と分かります。
-
アンテナは6本ありますが、上記のことを考えると [5GHz 4本]+[2.4GHz 2本]=4本 と分かります。
-
11ax で使うと、[5GHz 11ax 4ストリーム 4802Mbps]+[2.4GHz 11ax 2ストリーム 574Mbps]=5376Mbps です。
-
11ac で使うと、[5GHz 11ac 4ストリーム 1733Mbps]+[2.4GHz 11n 2ストリーム 300Mbps]=2033Mbps です。
11ax より大きくダウンしますね。
しかし、11ac では実用的で安定感ある速度です。
-
11n で使うと、[5GHz 11n 4ストリーム 600Mbps]+[2.4GHz 11n 2ストリーム 300Mbps]=900Mbps です。
家電機器や古いパソコンでは 11n しか使えないことが多く、このモードは必要です。
-
TP-Link Archer AX73 Review: Strong signal and solid performance
-
ここに内蔵基板の写真がありました。
-
この写真より、アンテナは左から [2.4GHz] [5GHz] [2.4GHz] [5GHz] [5GHz] [5GHz] [5GHz] [5GHz] とわかりました。
ドキュメントなど
-
ドキュメント
-
プレスリリース
-
レビュー記事
備忘録
-
工場出荷初期状態
-
工場出荷初期状態は Router モードで、DHCP サーバも ON になっています。
|
Router |
システムパスワード |
なし (初回アクセスでパスワードを設定) |
IP アドレス |
192.168.0.1 |
サブネットマスク |
255.255.255.0 |
-
工場出荷初期状態に戻す方法
-
全ての LED が点灯するまで [Reset] ボタンを押し続けると、工場出荷時のデフォルト設定にリセットされます。