TRIO KT-9900

TRIO KT-9900 が到着

2023年6月2日、東京都文京区の I さんから TRIO KT-9900 の修理依頼品が到着しました。

定価20万円パルスカウント検波FM 専用チューナ です。

この写真は照明を LED 化した後です。 フィラメントランプの時のぼやっとした照明から、明るくてコントラストの高い素晴らしい照明になりました。



程度&動作チェック

  1. 依頼者のコメント

  2. 外観

  3. 電源 ON してチェック

  4. カバーを開けてチェック



カバーを開けてみました

  1. 作りは良い

  2. フロントエンド

  3. IF 部

  4. 検波部

  5. MPX 部

  6. AF 増幅部



リペア (その1):音が途切れる

  1. 下の回路図はミューティングロジックの部分を抽出したものです。



  2. [MUTE OUT] の IC8-11pin を観察すると足が真っ黒で、 マイグレーション が発生しています。

  3. [IC8-11〜10pin] の間を爪楊枝で仮清掃してマイグレーションを除去してみました。

  4. 正式対策



リペア (その2):電解コンデンサ交換 ・・・ 修理依頼者の要求

  1. 交換方針

  2. 交換リスト

    基板 部品番号 交換前 交換後 備考
    PS 基板 C1 2200uF/25V (85℃) 2200uF/35V (105℃) 105℃クラスに交換
    C2 1000uF/35V (85℃) 1000uF/50V (105℃)
    C3 330uF/25V (85℃) 330uF/25V (FG) オーディオクラスに交換
    C4 330uF/25V (85℃) 330uF/25V (FG)
    C5 100uF/25V (85℃) 100uF/35V (105℃) 105℃クラスに交換
    C6 100uF/25V (85℃) 100uF/35V (105℃)
    C7 220uF/10V (85℃) 220uF/16V (105℃)
    C8 220uF/10V (85℃) 220uF/16V (105℃)
    C9 10uF/25V (85℃) 10uF/50V (FG) オーディオクラスに交換
    C10 10uF/25V (85℃) 10uF/50V (FG)
    C11 3300uF/16V (85℃) 3300uF/16V (105℃) 105℃クラスに交換
    C12 3300uF/16V (85℃) 3300uF/16V (105℃)
    C13 330uF/25V (85℃) 330uF/25V (FG) オーディオクラスに交換
    C14 330uF/25V (85℃) 330uF/25V (FG)
    C15 100uF/25V (85℃) 100uF/35V (105℃) 105℃クラスに交換
    C16 100uF/25V (85℃) 100uF/35V (105℃)
    C17 1000uF/25V (85℃) 1000uF/25V (105℃)
    C18 1000uF/25V (85℃) 1000uF/25V (105℃)
    C19 100uF/25V (85℃) 100uF/35V (105℃)
    C20 100uF/25V (85℃) 100uF/35V (105℃)
    C21 100uF/25V (85℃) 100uF/25V (105℃)
    C22 100uF/25V (85℃) 100uF/25V (105℃)
    C23 1000uF/25V (85℃) 1000uF/25V (105℃)
    C24 1000uF/25V (85℃) 1000uF/25V (105℃)
    C25 470uF/35V (85℃) 470uF/35V (105℃)
    C26 470uF/63V (85℃) 1000uF/63V (105℃) 105℃クラスに交換、容量アップ
    C27 10uF/50V (85℃) 10uF/50V (FG) オーディオクラスに交換
    C28 220uF/10V (85℃) 220uF/16V (105℃) 105℃クラスに交換
    C29 10uF/25V (85℃) 10uF/50V (FG) オーディオクラスに交換
    C30 1000uF/25V (85℃) 1000uF/25V (105℃) 105℃クラスに交換
    C36 10uF/50V (85℃) 10uF/50V (FG) オーディオクラスに交換
    C37 10uF/25V (85℃) 10uF/50V (FG)
    DET 基板 C1 1uF/50V (85℃) 1uF/50V (MUSE) (BP) オーディオクラスに交換
    C2 1uF/50V (85℃) 1uF/50V (MUSE) (BP)
    C3 1uF/50V (85℃) 1uF/50V (MUSE) (BP)
    C4 1uF/50V (85℃) 1uF/50V (MUSE) (BP)
    C9 100uF/10V (85℃) 100uF/16V (105℃) 105℃クラスに交換
    C11 220uF/10V (85℃) 220uF/16V (105℃)
    C12 47uF/16V (85℃) 47uF/16V (105℃)
    C13 220uF/10V (85℃) 220uF/16V (105℃)
    C14 100uF/16V (85℃) 100uF/16V (105℃)
    C15 47uF/35V (85℃) 47uF/50V (105℃)
    C18 100uF/16V (85℃) 100uF/25V (FG) オーディオクラスに交換
    C19 100uF/16V (85℃) 100uF/16V (105℃) 105℃クラスに交換
    C20 47uF/10V (85℃) 47uF/16V (105℃)
    C21 47uF/10V (85℃) 47uF/16V (105℃)
    C22 100uF/10V (85℃) 100uF/16V (105℃)
    C23 100uF/10V (85℃) 100uF/16V (105℃)
    MPX 基板 C6 47uF/10V (85℃) 47uF/25V (FG) オーディオクラスに交換
    C7 1uF/50V (85℃) 1uF/50V (MUSE) (BP)
    C10 0.33uF/50V (85℃) 0.33uF/100V (FILM) フィルムコンデンサに交換
    C12 3.3uF/25V (85℃) 3.3uF/50V (MUSE) (BP) オーディオクラスに交換
    C13 10uF/16V (85℃) 10uF/25V (MUSE) (BP)
    C14 33uF/25V (85℃) 33uF/25V (MUSE) (BP)
    C17 100uF/16V (85℃) 100uF/16V (105℃) 105℃クラスに交換
    C20 10uF/16V (85℃) 10uF/25V (MUSE) (BP) オーディオクラスに交換
    C24 10uF/16V (85℃) 10uF/25V (MUSE) (BP)
    C25 100uF/16V (85℃) 100uF/16V (105℃) 105℃クラスに交換
    C26 100uF/16V (85℃) 100uF/16V (105℃)
    C27 100uF/16V (85℃) 100uF/16V (105℃)
    C28 100uF/16V (85℃) 100uF/16V (105℃)
    C29 10uF/16V (85℃) 10uF/25V (MUSE) (BP) オーディオクラスに交換
    C30 100uF/16V (85℃) 100uF/16V (105℃) 105℃クラスに交換
    C34 0.47uF/50V (85℃) 0.47uF/50V (MUSE) (BP) オーディオクラスに交換
    C41 100uF/16V (85℃) 100uF/16V (105℃) 105℃クラスに交換
    C42 100uF/16V (85℃) 100uF/16V (105℃)
    C43 100uF/16V (85℃) 100uF/16V (105℃)
    C44 100uF/16V (85℃) 100uF/16V (105℃)
    C47 100uF/16V (85℃) 100uF/16V (105℃)
    C50 470uF/10V (BP) 470uF/25V (MUSE) (BP) オーディオクラスに交換
    C51 33uF/25V (BP) 33uF/25V (MUSE) (BP)
    C52 470uF/10V (BP) 470uF/25V (MUSE) (BP)
    C53 33uF/25V (BP) 33uF/25V (MUSE) (BP)
    C55 10uF/16V (85℃) 10uF/25V (MUSE) (BP)
    C56 10uF/16V (85℃) 10uF/25V (MUSE) (BP)
    C58 100uF/16V (85℃) 100uF/16V (105℃) 105℃クラスに交換
    C59 100uF/16V (85℃) 100uF/16V (105℃)
    C60 100uF/16V (85℃) 100uF/16V (105℃)
    C63 470uF/10V (BP) 470uF/25V (MUSE) (BP) オーディオクラスに交換
    C65 1uF/50V (85℃) 1uF/50V (MUSE) (BP)
    C66 1uF/50V (85℃) 1uF/50V (MUSE) (BP)
    C70 0.47uF/50V (85℃) 0.47uF/50V (MUSE) (BP)

  3. 交換後の写真

  4. 交換前に基板に載っていた電解コンデンサの記念写真



リペア (その3):DARC ノイズ対策

  1. [MPX 基板] の一番最初の入力部に [SCA フィルタ] が入っています。 以下の回路です。

  2. ある時期より DARC 規格が変更され、現在では NHK 放送でもノイズが乗らなくなっています

  3. 対策



リペア (その4):[POWER] スイッチ ON から音が出るまでに10秒かかる

  1. 不具合ではないのですが、[POWER] スイッチ ON から音が出るまでに10秒以上かかります。

  2. 対策



リペア (その5):RCA 端子の全数交換 ・・・ 修理依頼者の要求

  1. 使えないことはないのですが、RCA 端子に音に影響が出そうなくらいのサビがありました。

  2. RCA 端子の交換



リペア (その6):オーディオ出力にザザッ雑音が出るようになった

  1. ここまで順調にリペアが進んでいたのですが、FM 受信中に突然、[ザサッ] [バリバリ] の雑音が出始めました

  2. 気を取り直して、故障個所を探ってみます

  3. [DET 基板] を調査&部品交換

  4. [IF 基板] を調査&部品交換

  5. 直りました!!!



リペア (その7):照明の LED 化 ・・・ 修理依頼者の要求

  1. 照明構造の調査

  2. LED の選定

  3. 選定したテープ LED で明るさが足りるか試験

  4. LED 化前後のランプ回路

  5. LED 化作業の様子

  6. 組み込んでチェック



リペア (その8):再調整を開始したら、新たな不具合が

  1. 高調波歪率を測定すると、左チャンネルに比べて右チャンネルが10倍くらい悪いことに気が付きました

  2. [IC12] を交換しました

  3. 交換後、再測定してチェック



リペア (その9):その他

  1. M メータの最小点が T メータのセンタと合わない

  2. 全体に +0.2MHz 程度の周波数ズレがある

  3. フロントパネル内の清掃



調整

写真の FM/AM 標準信号発生器 Panasonic VP-8175A (以下 SSG)、 FM Stereo 信号発生器 MEGURO MSG-2170、 周波数カウンタ ADVANTEST TR5822 を使って調整します。 10年も経つとコイルやトリマはズレます。

  

  1. 調整ポイント

    基板 種別 調整ポイント 調整内容 備考
    FE L L1
    L2
    L3
    L4
    L5
    L6
    L7
    RF トラッキング [L] [TC] とも調整可能
    TC TC1
    TC2
    TC3
    TC4
    TC5
    TC6
    TC7
    L L1 OSC トラッキング L1 は密閉金属ケース内で調整不可
    TC TC2
    L L2 OSC Buffer トラッキング  
    TC TC1
    TC TC8 DBM RF 調整
    VR VR1 1st FET Bias
    IFT L8 IF (10.7MHz) stereo IF 歪補正
    IF IFT L1
    L2
    L13
    L14
    L17
    IF (10.7MHz) stereo IF 歪補正
    L22
    L23
    T.METER IF (10.7MHz) T メータ用 QR 検波
    L27 S.METER IF (10.7MHz) S メータ用
    L28
    L29
    MULTIPATH IF (38kHz) M メータ用
    L L19 2nd OSC (8.74MHz) 2nd OSC
    VR VR1 S-meter level (20dBf) S メータ調整
    VR2 S-meter level (80dBf)
    VR3 DDL Muting DDL ミューティング調整
    VR4 Broadcast Muting 放送ミューティング調整
    MPX LPF FL1
    FL2
    Composite LPF  
    FL3 19kHz LPF (R)  
    FL4 19kHz LPF (L)  
    L L5 Piolot Cancel パイロットキャンセル調整
    L6 SCA キャリア同調  
    VR VR1 19kHz Gain  
    VR2 VCO VCO フリーラン周波数調整
    VR3 Piolot Cancel パイロットキャンセル調整
    VR4 SCA Gain 67kHz
    VR5 Sample and Hold  
    VR6 Sample and Hold  
    VR7 D.METER D メータ調整
    VR8 Separation (WIDE) ステレオセパレーション調整
    VR9 Separation (NARROW)
    SW VR VR1 Separation (NORMAL)
    DDL VR VR1 DDL Phase  
    VR2 DDL Frequency  
    VR3 DDL Offset  





  2. 電源電圧チェッックポイント (VP)

    VP 標準値 実測値 判定
    [PS 基板] 8pin +22.5V +22.5V
    [PS 基板] 9pin +18V +18.7V
    [PS 基板] 10pin -18V -18.5V
    [PS 基板] 11pin +15V +15.6V
    [PS 基板] 14pin -15V -15.6V
    [PS 基板] 19pin +14V +14.2V
    [PS 基板] 15pin -14V -14.3V

  3. FM 受信部の調整

    手順 SSG出力 KT-9900 の設定 調整箇所 TP 及び調整値 備考
    1 - MUTING : OFF
    IF BAND : NARROW
    QUIETING : STEREO
    - -  
    2 - - [SW]
    14番端子を GND に接続
    タッチセンサ無効化
    3 83MHz
    15dB 前後
    無変調
    83MHz 付近で受信 - オシロスコープで
    オーディオ出力波形を観測し、
    サイン波ピーク上下のノイズ成分が
    同じレベルになるよう指針を合わせる
    同調点調整
    4 83MHz 90dB
    mono 1kHz
    同調ノブは
    手順3から動かさない
    [IF]
    L23
    [IF]
    TP (IC8-6pin) = 高調波歪最小
    5 [IF]
    L22
    T メータ = センタ
    6 手順4〜5を数回繰り返す
    7 83MHz 90dB
    無変調
    指針を 83MHz に
    合わせる
    [FE OSC]
    TC2
    T メータ = センタ OSC トラッキング調整
    ダイヤルと指針を合わせる
    のが目的
    8 - - 手順2の接続を外す  
    9 78MHz 40dB
    無変調
    78MHz 受信 [FE]
    L1
    L2
    L3
    L4
    L5
    L6
    L7
    S メータ = 最大 RF トラッキング調整
    10 88MHz 40dB
    無変調
    88MHz 受信 [FE]
    TC1
    TC2
    TC3
    TC4
    TC5
    TC6
    TC7
    11 手順9〜10を数回繰り返す
    12 83MHz 40dB
    無変調
    83MHz 受信 [FE]
    VR1
    TC8
    L8
    S メータ = 最大 FE RF&IF 調整
    13 83MHz 40dB
    無変調
    83MHz 受信
    IF BAND : WIDE
    [IF]
    L27
    S メータ = 最大 S メータ調整
    (dBf = dBuV + 11)
    14 83MHz 69dB
    無変調
    [IF]
    VR2
    S メータ = 80dBf
    15 83MHz 9dB
    無変調
    [IF]
    VR1
    S メータ = 20dBf
    16 手順14〜15を数回繰り返す
    17 83MHz 90dB
    無変調
    83MHz 受信 [DDL]
    VR2
    [DDL]
    R101 = 96kHz
    周波数カウンタで測定
    DDL 調整
    18 [DDL]
    [C17とR111の接続点]〜[GND] と接続
    19 [DDL]
    VR1
    [DDL]
    [V:R101] [H:IC13-4pin]
    のリサージュ波形

    オシロスコープで観測
    20 [DDL]
    [IC1-3pin]〜[IC1-7pin] を接続
    21 [DDL]
    VR3
    [DDL]
    [IC6-1pin] = 0V
    22 手順18と20の接続を外す
    23 83MHz 24dB
    無変調
    [IF]
    VR3
    DDL ランプ = ON/OFF 閾 DDL ミューティング調整
    24 83MHz 9dB
    mono 1kHz
    83MHz 受信
    MUTING : 20dBf
    [IF]
    VR4
    オーディオ出力 = ON/OFF 閾 ミューティング調整
    25 83MHz 90dB
    stereo 1kHz L+R
    [MPX]
    VR2
    以下の [VCO 調整手順] を参照 VCO 調整
    26 83MHz 90dB
    stereo 1kHz L-R
    [MPX]
    VR1
    VR5
    VR6
    オーディオ出力 = 最大
    [VR1] センタ位置で [VR5] [VR6] を調整
    最後に [VR1] を調整
    SUB 信号調整
    27 83MHz 90dB
    stereo 1kHz L+R
    [MPX]
    VR3
    L5
    オーディオ出力 = 19kHz 成分最小 パイロットキャンセル調整
    28 83MHz 90dB
    stereo 1kHz L
    83MHz 受信
    IF BAND : WIDE
    [FE]
    L8
    オーディオ出力 (L) = 高調波歪率最小 stereo IF 歪補正

    WIDE/NARROW
    stereo セパレーション調整
    [IF]
    L2
    L13
    L14
    L17
    29 83MHz 90dB
    stereo 1kHz R/L
    83MHz 受信
    IF BAND : NARROW
    [MPX]
    VR9
    オーディオ出力 (L/R) = 最小
    30 83MHz 受信
    IF BAND : WIDE
    [MPX]
    VR8
    31 83MHz 90dB
    stereo 10kHz R/L
    [MPX]
    FL2
    オーディオ出力 (L/R) = 最小
    必要あれば [VR5] [VR6] を±5度以内で回す
    32 手順28〜31を数回繰り返す
    33 83MHz 90dB
    stereo 1kHz R/L
    83MHz 受信
    IF BAND : NORMAL
    [SW]
    VR1
    オーディオ出力 (L/R) = 最小 NORMAL
    stereo セパレーション調整
    34 83MHz 90dB
    mono 1kHz
    [MPX]
    VR7
    D メータ = 100% D メータ調整
    35 - - [IF]
    [R33] の両端をショート
    [R123とC83の接続点] に AG を接続
    AG から 38kHz を出力
    M メータ調整
    36 - - [IF]
    L28
    L29
    M メータ = 最大
    37 - - 手順35の接続を外す

  4. 調整結果



使ってみました

  1. 今回の修理の感想

  2. デザイン

  3. 端子類

  4. 感度や音質



仕様ほか

  1. ドキュメント

  2. 仕様

    FM 受信部
    受信周波数範囲 76〜90MHz
    アンテナ入力 (A/B 2系統) A F 端子、75Ω不平衡、300Ω平衡
    B F 端子
    感度 (75Ω) 10.8dBf (新 IHF) / 0.95uV (IHF)
    S/N 比 50dB 感度 (75Ω) mono 15.8dBf (新 IHF) / 1.7uV (IHF)
    stereo 37.2dBf (新 IHF) / 20uV (IHF)
    歪率 周波数 100Hz 1kHz 6kHz 15kHz 50Hz〜10kHz
    WIDE mono 0.02% 0.03% 0.05% 0.03% 0.05%
    stereo 0.06% 0.04% 0.07% 0.25% 0.09%
    NORMAL mono 0.02% 0.06% 0.15% 0.03% 0.15%
    stereo 0.1% 0.09% 0.15% 0.4% 0.2%
    NARROW mono 0.02% 0.15% 0.4% 0.03% 0.4%
    stereo 0.2% 0.12% 0.2% 0.9% 0.25%
    S/N 比 (100% 変調、1mV 入力) mono 90dB
    stereo 84dB
    イメージ妨害比 125dB
    選択度 (IHF) WIDE 35dB
    NORMAL 60dB
    NARROW 60dB (300kHz)
    IF 妨害比 125dB
    スプリアス妨害比 125dB
    AM 抑圧比 70dB
    キャプチャーレシオ WIDE 0.8dB
    NORMAL 1.0dB
    NARROW 1.5dB
    ステレオセパレーション 周波数 1kHz 50Hz〜10kHz 15kHz
    WIDE 60dB 50dB 40dB
    NORMAL 55dB 45dB 38dB
    NARROW 50dB 40dB 33dB
    周波数特性 10Hz〜16kHz +0.2dB -0.5dB
    出力/インピーダンス (1kHz, 100%変調) 0.75V/60Ω (固定), 0〜1.5V/60Ω (可変)
    マルチパス出力/インピーダンス 垂直出力 : 10mV/10kΩ
    水平出力 : 500mV/3kΩ
    電源電圧 AC100V, 50/60Hz
    定格消費電力 50W
    電源コンセント 1個 300W (UnSwitched)
    寸法 460(W)×161(H)×463(D)mm
    重量 15kg
    その他
    発売時期 1978年
    定価 200,000円